レナード・コーエン
11月7日、82歳で亡くなったレナード・コーエン。深夜に倒れたあと、寝ている間に亡くなったとのこと。今年リリースした新作『ユー・ウォント・イット・ダーカー』のリリース・イベントの際には、元気な姿を見せていただけに、あまりの急逝に驚かされた。その前には、文学誌「ニューヨーカー」の取材に対し、「死ぬ準備はできている」と答えたことが話題になっていたが、前述のイベントでは「死ぬつもりなんてない、120歳まで生きるよ。」と語っていたそうで・・・。なんとも、やりきれない。
レオン・ラッセル
11月13日、ナッシュビルの自宅で静かに息をひきとったというレオン・ラッセル。ローリング・ストーンズやボブ・ディラン、ジョー・コッカー、ジョージ・ハリスンなどとの共演でも有名なレオンだが、ソロで発表した「ソング・フォー・ユー」が数多くのアーティストにカバーされたことでも知られている。他にも「ディス・マスカレード」や「スーパースター」など、彼が書いた名曲は多数存在する。スワンプ・ロックを代表するレオンの訃報は、残念でならない。
以上、2016年に惜しくもこの世を去った洋楽アーティストをまとめてみました。70年代、80年代、に活躍していたアーティストが亡くなってしまう時代に突入したのかと思うと、寂しいかぎり。一方で、まだ現役で活動しているミュージシャンたちには、無理しなくていいから、長く生きて欲しい、と願わずにはいられない。