巨人と台湾のOB選抜戦で、王貞治が打席に入り「一本足打法」を披露!
読売ジャイアンツがツイッターを更新。
台湾の台中インターコンチネンタル球場で行われた台湾OB選抜VS巨人OB選抜戦の様子を報告している。
両国のレジェンドが集まった試合は15-11で巨人OB選抜が逆転勝ちした。
ツイッターではその様子や日台共通のヒーローで、巨人OB選抜の王貞治氏(76)の打席シーンの画像をアップしている。
試合中、一塁ベンチ前に現れた”世界のホームラン王”。
ファンは総立ちで拍手を送り、両軍ナインがベンチ前に整列。王氏はゆっくり足場をならして左打席に入り、ピンと背筋を伸ばした。マウンドには元西武の郭泰源氏が上がり、捕手は元巨人の呂明賜氏。郭氏が投球動作に入ると、王氏はスッと右足を上げ、往年の「1本足打法」を披露した。
結局、打席では93キロの直球に空振り三振を喫したが、王氏のフルスイングに球場は大歓声。王氏も手を振って応えた。
1968年の台湾キャンプ以来、48年ぶりに故郷で打席に入り、豪快なスイングを披露した。

「1本足打法」を披露する王貞治氏。

カウント2-2からの94キロ直球をファウルした際には勢い余って転倒し、思わず苦笑い。
王氏は「巨人のユニホームは特別で緊張感がありました。あそこ(打席)に立つ気分は特別なものがありますね。結果はともかく、思ったより動けた」とコメントしている。
世界のホームラン王・王貞治
1940年5月20日生まれ。東京都墨田区出身。O型。
通称「世界のホームラン王」「世界の王」「ワンちゃん」。
父は台湾人、母は日本人であり、日本生まれの日本育ちだが、中華民国籍のままなのは、父親の遺言による。
一本足打法(世界のフラミンゴ)と呼ばれる独特の打法でレギュラーシーズン通算本塁打868本を記録。ON砲として並び称された長嶋茂雄とともに、巨人のV9に貢献。1977年、初めて国民栄誉賞を受賞した人物であり、2010年には文化功労者として顕彰された。

王貞治
オススメの特集記事
王貞治氏がお菓子のホームラン王『ナボナ』の名誉大使に就任していた。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
男!! 江夏豊 王との対決は三振かホームランかの直球、力勝負 - Middle Edge(ミドルエッジ)
台湾から巨人にやってきた呂明賜(ろ めいし)!デビュー9試合で7本塁打!背番号97は体重と同じ! - Middle Edge(ミドルエッジ)