60年代から活躍する不死身のディーバ“シェール”。

60年代から活躍する不死身のディーバ“シェール”。

60年代から今日まで活動しているミュージシャンは意外と多い。しかし、現在でもヒット曲がだせるミュージシャンとなるとかなり限られてきますが、そんな数少ないディーバの1人がシェールです。浮き沈みはあったとはいえ何度も復活して表舞台に立ち続ける姿に感動します。


Cher

本名:Cherilyn Sarkisian 
生年月日:1946年5月20日) 
出生地:アメリカ カリフォルニア州・エルセントロ 
ジャンル:ポップ・ディスコ・ダンス・フォーク 
活動期間:1963年~現在

Cher

シェールといえば、映画好きの方ならアカデミー賞の主演女優賞に輝いた「月の輝く夜に」が記憶にあるのではないでしょうか?
70年代の音楽好きの方なら、オールマン・ブラザーズ・バンドのボーカリスト兼オルガンプレイヤーであったグレッグ・オールマンの元妻として記憶されているかもしれませんね。

様々な才能を発揮しているシェールですが、音楽においては長いキャリアを誇り数々のヒットを放っています。
例えば1998年に発売されたシングル「Believe」は全世界で大ヒットを記録しました。

シェールは、歌手のソニー・ボノに見出され18歳で彼と結婚後ソニー&シェールとしてデビューしています。
「アイ・ガット・ユー・ベイブ」など数々のヒット曲を放つという恵まれたスタートを切りました。

【収録曲】
1. アイ・ガット・ユー・ベイブ
2. アンチェインド・メロディー
3. キッスでダウン
4. 歌は人生
5. イッツ・ゴナ・レイン
6. 500マイルもはなれて
7. ジャスト・ユー
8. ザ・レター
9. レット・イット・ビー・ミー
10. ユー・ドント・ラヴ・ミー
11. ユーヴ・リアリー・ガット・ア・ホールド・オン・ミー
12. ホワイ・ドント・ゼイ・レット・アス・フォール・イン・ラヴ

アイ・ガット・ユー・ベイブ

シェールは、デュオと並行し1966年頃よりソロとしても活躍をはじめます。
尚、ソニー・ボノとは1975年に離婚しています。

それでは、シェールの代表的な作品を見ていきましょう。

3614 Jackson Highway

名盤といって良いでしょう。シェールが1969年にマッスル・ショールズで作り上げたスワンプ・ロックの金字塔、それがアルバム「3614 ジャクソン・ハイウェイ」です。
プロデューサーは、アリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー、トム・ダウド。もう分かる人にはたまらないところですね。

1969年リリース

【収録曲】
1. フォー・ホワット
2. ハンギン・オン
3. ドック・オブ・ザ・ベイ
4. トゥナイト・アイル・ビー・ステイング・ヒア・ウィズ・ユー
5. アイ・スルー・イット・オール・アウェイ
6. アイ・ウォーク・オン・ギルデッド・スプリンターズ
7. レイ・ベイビー・レイ
8. プリーズ・ドント・テル・ミー
9. クライ・ライク・ア・ベイビー
10. ドゥ・ライト・ウーマン、ドゥ・ライト・マン
11. セイヴ・ザ・チルドレン

3614 ジャクソン・ハイウェイ

Gypsies, Tramps & Thieves

シェールの代表曲の一つに数えられる「悲しきジプシー」を含む1971年発売のアルバムです。チェロキー・インディアンの血筋をひくことを全面的に打ち出した楽曲ですが大ヒットを記録しています。

1971年リリース

【収録曲】
1. The Way Of Love
2. Gypsys,Tramps & Thieves
3. He'll Never Know
4. Fire & Rain
5. When You Find Out Where You're Goin' Let Me Know
6. He Ain't Heavy, He's My Brother
7. I Hate To Sleep Alone
8. I'm In The Middle
9. Touch And Go
10. One Honest Man

Gypsys Tramps & Thieves

Take Me Home

1979年リリース

【収録曲】
1.Take Me Home
2.Wasn't It Good 
3.Say the Word
4.Happy Was the Day We Met
5.Git Down (Guitar Groupie)
6.Love & Pain (Pain in My Heart)
7.Let This Be a Lesson to You
8.It's Too Late to Love Me Now
9.My Song (Too Far Gone)

Take Me Home

1979年発売のアルバム「Take Me Home 」です。アルバム・ジャケットを見てもらうと分かるようにシェールのビジュアルが大きく様変わりしていますね。
ジャケット同様に内容も大きく変わっていて、当時流行していたディスコサウンドを取り入れた本作は大ヒットを記録しました。

タイトル・ナンバーの「Take Me Home 」は日本では「誘惑の扉」としてシングル・カットされています。

誘惑の扉

Heart Of Stone

70年代には10枚のスタジオ・アルバムを発売し、充実した音楽活動を送ってたシェール。80年代に入ると女優としての活動が加わったからでしょうか、アルバムは10年間で3枚にとどまっています。
もっともシェールほどのキャリアと実績があるミュージシャンとなれば3年に1枚のペースと言うのは普通ですね。
それにしても、60年代から活動していて80年代においても大ヒットアルバムを出せるというのは凄いことです。

1989年リリース

【収録曲】
1 If I Could Turn Back Time (Album Version) 
2 Just Like Jesse James 
3 You Wouldn't Know Love (Album Version) 
4 Heart Of Stone (Album Version) 
5 Still In Love With You (Album Version) 
6 Love On A Rooftop (Album Version) 
7 Emotional Fire (Album Version) 
8 All Because Of You (Album Version) 
9 Does Anybody Really Fall In Love Anymore? (Album Version) 
10 Starting Over (Album Version) 
11 Kiss To Kiss (Album Version) 
12 After All (Love Theme From Chances Are)

Heart Of Stone

浮き沈みはあったとはいえ、シェールは90年代においても前述したように「Believe」を世界的に大ヒットさせています。
更に2013年に発売された12年ぶりのアルバム「Closer To The Truth」は、全米初登場3位を記録しています。
もう、こうなったら引退など考えずに歌い続けてほしいものですね。

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