父親に勧められ野球を始めたアボット。母親に「あなたの右腕は障害じゃなくて、大きい人や小さい人がいるのと同じように個性だよ。努力すれば必ずできるよ」と励まされながら努力をしてきた。
そうして自身の身体のハンデを力に変え、大リーガーにまでなった。
インタビューで彼は「ハンディーがあるのは事実だが、私はこれを障害だと思った事は一度もありません。一生懸命に練習すれば克服できるのです。」「子供の時自分に野球を教えようとして庭に連れ出した父こそ勇気のある人間だ」と答えている。
ノーヒットノーラン達成までの心境について「9回になってから、やっとノーヒットを意識した。だけど4、5回と同じように投げようと努めたよ」とアボット。
一面でジム・アボットのノーヒットノーランを伝える新聞記事
その後のアボット
引退後のジム・アボット
90年代前半、日本人にとってまだ大リーグが”夢の舞台”であった頃、スポーツ番組でアボットの活躍を伝える報道を見て、「すごい人がいるなぁ」と感動したのを覚えている。
「アボット・スイッチ」も懐かしい偉大な投手の特集だった!