【スターウォーズ(エピソード5)帝国の逆襲】悪役(?)でもダースベイダーがかっこ良すぎて…!

【スターウォーズ(エピソード5)帝国の逆襲】悪役(?)でもダースベイダーがかっこ良すぎて…!

 「スターウォーズ帝国の逆襲」(当時)は、先の「スターウォーズ」シリーズの第二段として1980年に公開されました(現在では「ルーク・スカイウォーカーを主人公とする旧三部作の第2章『エピソード5』」。子供も大人も楽しめる、笑える話や壮大な宇宙のドラマ、そして、かっこよかったハン・ソロにダースベイダー…今一度、ふりかえってみます。(トヨタ プリウスCMもみつけました)


スターウォーズ帝国の逆襲

1980年当時の中吊り広告です。
懐かしいですね!

「スターウォーズ帝国の逆襲」広告

スター・ウォーズ|STAR WARS|

 現在では「スターウォーズ」シリーズも多数になり、「帝国の逆襲」の前に「エピソード5」が入るタイトルになっていますが、当時は、シリーズの二作目でした。
 上の予告編は、当時のもので、下は「エピソード5」…デジタル配信がはじまる時の予告編です。

壮大な宇宙の叙事詩でした。
80年当時は、映画館の大画面、大音響で見る、この宇宙の風景は、とにかく鳥肌ものの迫力でした。

スターウォーズ

スタッフ

製作総指揮

1944年5月14日生まれ。
本作「スターウォーズ」シリーズ、「インディ・ジョーンズ」シリーズの産みの親。
スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンと並んで、最も商業的に成功した映画作家の一人。

本作の前には「アメリカン・グラフィティ」も監督、その他、「ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀 」「ラビリンス/魔王の迷宮 」など。

ジョージ・ルーカス

監督

1923年4月29日生まれ、2010年11月27日死去(肺癌)。
本作以外にも、「ネバーセイ・ネバーアゲイン」、「ロボコップ2」などの監督としても知られる人物。

アーヴィン・カーシュナー

キャスト

ルーク・スカイウォーカー

1951年9月25日生まれ。
「スターウォーズ1(エピソード4)」で大抜擢され、以降、三部作での主人公役。
「バットマン」のジョーカー役としても有名。

マーク・ハミル

ハン・ソロ

1942年7月13日生まれ。
「スターウォーズ」シリーズの他、同じくジョージ・ルーカス監督の「インディ・ジョーンズ」シリーズでもおなじみの超人気俳優。
出演作は多数。
俳優になる前は大工だったというエピソードも。
奥さんは海外ドラマ「アリーmy love」のアリー役キャリスタ・フロックハート。

ハリソン・フォード

レイア・オーガナ(姫)

1956年10月21日生まれ。
父親は歌手のエディ・フィッシャー、母親は女優のデビー・レイノルズ。
レイア姫役は、キャリーとジョディ・フォスターが最終候補だったようで、最終的に「有名人の娘で、他人に命令することに慣れている」という理由でルーカス氏によって抜擢。

キャリー・フィッシャー

ランド・カルリシアン

1937年4月6日生まれ。
映画の他、テレビシリーズにも出演は多く、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」にも。
日本人女性と結婚していた時期もあったようですね!

ビリー・ディー・ウィリアムズ

オビ=ワン・“ベン”・ケノービ

1914年4月2日生まれ 2000年8月5日に肝臓癌で死去。イギリスの名優。
本作、シリーズの他、「アラビアのロレンス」「戦場にかける橋」「レイズ・ザ・タイタニック」「インドへの道」など出演作は多数。

アレック・ギネス

顔の見えない主要キャストたち

デヴィッド・プラウズ(演)、ボブ・アンダーソン(殺陣)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(声)
まだ当時は、二作しか上演されていなく、本作でも悪役のような感じですが、とにかく、何故かかっこよくて…!
ルークに本当のことを告げる場面…今思い出しても、胸が痛くなるほどせつなかったです…!
(顏が見える場面もありますが…)

ダースベイダー

フランク・オズ(操作・声)
わがまま、おもしろなおじいさんのようで、実は、ジェダイ・マスター。
今にして思えば、どことなく「E.T」にも似ているように思います。

ヨーダ

アンソニー・ダニエルズ
語学に堪能でよく喋りますが、臆病なロボット(ドロイド?)さんです。
相棒R2D2との掛け合いが、笑えます。

C-3PO

ケニー・ベイカー(2016年8月13日にお亡くなりなりました)。
相棒C-3POと同じくドロイドですが、喋らないですが、小さいのに勇敢!
そして、壊れた機械を治すのも早いですね!
個人的にダースベイダーに次いで大好きな登場人物(人物でないですが)です。
一家に一台R2-D2があったら、楽しいだろうな…と思ったりしました。

R2-D2

ピーター・メイヒュー
森林惑星キャッシーク出身のウーキー族で、年齢は約200歳!!
200歳だったとは…!
とにかくハン・ソロへの愛(?)は、宇宙よりもでかいかも…と思うほどです。
気は優しくて力持ちの典型のようなチューさんです。

チューバッカ

初めて本作を見たのがまだチビッコ時代だったので、この足の長いゾウのような機械の乗り物が、何故かとっても嫌い…怖くて、この場面になると、顏を伏せていたのですよ。
今、見るとなんてことないのですが、あの頃は「近寄らないでよ!」なんて言うほど嫌いだったのです。
動物のゾウは好きなのに、何故かしら…?

個人的に…

音楽

 音楽は「スターウォーズ」シリーズのみならず、ルーカス監督、あるいはスピルバーグ監督作品なども多く手掛けているジョン・ウィリアムズです。最近では「ハリーポッター」シリーズ中のテーマ曲も作曲されているようです。かなり有名ですね!
 そういえば、これも懐かしい1984年ロサンゼルス・オリンピックのファンファーレなどでもおなじみです。

解説・ストーリー

帝国軍のダースベイダー

罠だった…

ルークはヨーダの元で訓練。

フォースの訓練

 ここで、日本語字幕はなく英語のままですが、ルークとダースベイダーの戦い場面の動画がありましたので、少し…。
(こういう時に、セリフを暗唱しておくと便利ですね!)。

まだ知らないとはいえ、目の前にいる人が「敵」でもあり…そして!
見るのが辛いです…

ルークの前にダースベイダー登場

ルークはライトセーバーを抜きます…。
見ていられないわ…。

ルーク、ライトセーバーを抜く。

ダースベイダーもライトセーバーを。
そして、戦闘…

バトル

R2-D2とC-3PO、プリウスのCMに登場!

R2-D2とC-3POが迷子になる…なんとなく映画にもそういう場面があったように思います。
サボテンにならなくて良かったですね!

サボテンに…?!

ちょっとしたまとめ

 当時、この映画を観た時の私は小学生でした。
 SFにはまったく興味がなく、むしろ「難しそう」と苦手に思っていましたが、どいうわけか、母と姉と三人で見にいきました(その辺の詳しいことが思い出せないのですが…)。
 大画面で見る宇宙は、それは迫力がありましたが、お話の内容をそれほど理解していなかったように思います。
 それでも、この映画を観た後「おもしろかった!」と思ったのは、
 ダースベイダーのかっこよさ、
 そしてR2-D2とC-3POの会話(?)があまりにもおもしろかったことでした。
 後で姉と話したのですが(ちなみに姉はこの映画でハリソン・フォード・ファンに!)、
「どうして、みんな笑ってなかったのだろう?」
 と疑問に思いあったことも覚えています。
 映画館では、クスリとも笑い声がなく、私(と姉)は、この二つのロボットさんたちの、おかしな会話に笑いをこらえるのに必死でした。
 そういう意味でも、SFが苦手だ思われる方でもお勧めできます。

 もちろん、宇宙という舞台で繰り広げられるドラマ、ロマンス、闘い、陰謀、運命…ドラマティックな展開のある本作、大いに楽しめます。
 「スターウォーズ」も今ではかなりの多作のシリーズになりましたが、ぜひとも一度、「帝国の逆襲」もしっかり見てみてください。

ドラマティックでスリリング、運命の物語でした。

関連する投稿


「地獄の黙示録」から「スター・ウォーズ」まで!N響の極上の演奏で映画音楽にひたる『N響オーチャード定期』が開催決定!!

「地獄の黙示録」から「スター・ウォーズ」まで!N響の極上の演奏で映画音楽にひたる『N響オーチャード定期』が開催決定!!

株式会社東急文化村が、コンサート『N響オーチャード定期2025/2026東横シリーズ 渋谷⇔横浜 <魅惑の映画音楽>』(全4回)を開催することが明らかとなりました。


90年代名作上映「Filmarks 90’s」第12弾!『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が全国リバイバル上映!!

90年代名作上映「Filmarks 90’s」第12弾!『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が全国リバイバル上映!!

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、ガス・ヴァン・サントが監督を務め、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本でアカデミー賞®を受賞、ロビン・ウィリアムズが助演男優賞を獲得した名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の全国リバイバル上映が決定しました。


映画公開40周年記念!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』inコンサート2025が東京、大阪で開催決定!!

映画公開40周年記念!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』inコンサート2025が東京、大阪で開催決定!!

東京国際フォーラムホールA(東京都千代田区)および大阪国際会議場メインホール(大阪府大阪市)にて、1985年7月に全米で公開され、世界中を魅了した名作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を題材としたコンサート『映画公開40周年記念「バック・トゥ・ザ・フューチャー」in コンサート2025』が開催されます。


『七人の侍』のハリウッドリメイク!西部劇の金字塔『荒野の七人』シリーズ5作品がBS12トゥエルビで無料放送!!

『七人の侍』のハリウッドリメイク!西部劇の金字塔『荒野の七人』シリーズ5作品がBS12トゥエルビで無料放送!!

全国無料放送のBS12トゥエルビが毎週土曜日の夜7時から放送中の「土曜洋画劇場」にて、『荒野の七人』『続・荒野の七人』『新・荒野の七人/馬上の決闘』『荒野の七人/真昼の決闘』『マグニフィセント・セブン』の「荒野の七人」関連作品5本が放送されます。


映画『ウォー・ゲーム』のブルーレイが発売!主役の吹替を担当した声優・関俊彦&岡本麻弥のスペシャルインタビューが公開!!

映画『ウォー・ゲーム』のブルーレイが発売!主役の吹替を担当した声優・関俊彦&岡本麻弥のスペシャルインタビューが公開!!

スティングレイより、Blu-ray『ウォー・ゲーム 超・特別版』の発売が決定しました。発売予定日は3月21日、価格は6600円(税込)。吹替完全版に特典多数の究極仕様となっています。


最新の投稿


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。


吉田沙保里  強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

吉田沙保里 強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

公式戦333勝15敗。その中には206連勝を含み、勝率95%。 世界選手権13回優勝、オリンピック金メダル3コ(3連覇)+銀メダル1コ、ギネス世界記録認定、国民栄誉賞、強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子。


消えた回転寿司チェーンの記憶──昭和・平成を彩ったあの店はいまどこに?

消えた回転寿司チェーンの記憶──昭和・平成を彩ったあの店はいまどこに?

昭和から平成にかけて、全国各地で親しまれていた回転寿司チェーンの数々。家族の外食、旅先の楽しみ、地元の定番──いつしか姿を消したあの寿司屋は、なぜ消え、どこへ行ったのか。本記事では、現在は閉店・消滅した地域密着型の回転寿司チェーンを、当時の特徴やSNSの証言とともに記録として振り返る。


【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

昭和の歌謡曲には、現代ではお蔵入りしてもおかしくないほど、ありえないシチュエーションを描いた詞が数多くあります。その中には、残酷な人物像や露骨な情景描写もあり、思わず笑ってしまうような歌詞もありました。今回は、筆者の独断と偏見で、歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲を5曲ご紹介します。