ボウイ生前最後のレコーディングを収録した作品 『ラザルス』

Amazon.co.jp: デヴィッド・ボウイ / オリジナル・ニューヨーク・キャスト : ラザルス - ミュージック
[ラザルス] デヴィッド・ボウイ / オリジナル・ニューヨーク・キャスト - CD・レコードの購入はオンライン通販アマゾン公式サイトで。お急ぎ便ご利用で当日・翌日にお届け。 ディスク:1 1. Hello Mary Lou (Goodbye Heart) 2. Lazarus 3. It’s No Game 4. This Is Not America 5. The Man Who Sold the World 6. No Plan 7. Love Is Lost 8. Changes 9. Where Are We Now? 10. Absolute Beginners 11. Dirty Boys 12. Killing a Little Time 13. Life On Mars? 14. All the Young Dudes 15. Sound and Vision 16. Always Crashing in the Same Car 17. Valentine’s Day 18. When I Met You 19. Heroes ディスク:2 1. Lazarus 2. No Plan (デヴィッド・ボウイ最後のスタジオ・レコーディング楽曲) 3. Killing a Little Time (デヴィッド・ボウイ最後のスタジオ・レコーディング楽曲) 4. When I Met You (デヴィッド・ボウイ最後のスタジオ・レコーディング楽曲)
ボウイ突然の訃報から、およそ9ヶ月。こんなにもボウイばかりを聴いたことはないんじゃないか、というくらい、ボウイのレコードやCDを繰り返し聴く毎日を過ごしてきたわけですが、そんな私たちに朗報です!なんと、ボウイが生前最後にレコーディングした3曲が、正式にリリースされたのです!ボウイと盟友トニー・ヴィスコンティによる共同プロデュースということで、期待も高まります。
新曲3曲とも、ボウイ発案による音楽劇、『ラザルス』のために書かれた作品ということなので、それぞれの楽曲を単体で聴くよりも、劇の流れを考えながら聴きたいですね。ちなみに10/20迄は、YouTubeで「Killing a Little Time」がオフィシャル公開されてましたが、残念ながら現在は削除されてしまっているようです。
2枚組となる本作のDISC1には、ニューヨークで上演されたオフ・ブロードウェイ作品『ラザラス』でキャストたちが歌った、ボウイの名曲の数々が収録されてます。なんでも、ボウイが亡くなった翌日からレコーディングされたとのことなので、キャストたちのボウイへの思いが反映された、聴きごたえのある作品に仕上がってます。
キャストたちが歌うDISC1と、ボウイが歌うDISC2、その両方を聴くことで、より感動できると思いますので、ぜひCDを買って聴き比べてみましょう!
デヴィッド・ボウイは、時代によって音楽スタイルを劇的に変化させ続けたこともあり、つかみどころが無いというか、一言でその魅力を説明出来ないところがありますよね。訃報後、彼のキャリアを総括するような書籍や記事が多数出ましたが、スタジオ録音アルバムだけでも28作品にのぼり(ティン・マシーン含む)、その多くが重要作であるため、オススメの作品をピックアップするのが非常に難しいアーティストと言えます。
そこで、この機会に改めてボウイの魅力を客観的に探るべく、筆者が経営するミュージック・バーで今年リクエストの多いボウイのアルバム、ベスト10をご紹介してみようと思います。実は亡くなる前からリクエストランキング1位の人気だったボウイですが、今年はさらに加速度的にリクエスト数を伸ばしているのです!
10位 The Next Day (2013年)

9位 Station to Station (1976年)

8位 Low (1977年)

7位 Space Oddity(1969年)

6位 Black Tie White Noise (1993年)

5位 Hunky Dory (1971年)

4位 Let's Dance (1983年)

3位 The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars (1972年)

2位 Heroes (1977年)

1位 ★Blackstar (2016年)

以上、当店でリクエストの多いデヴィッド・ボウイのアルバムをまとめてみましたが、他にも「ヤング・アメリカンズ」や「スケアリー・モンスターズ」が好きという方もいるでしょうし、「アウトサイド」や「アースリング」が好きという方もいることでしょう。今回ご紹介した中で、どれか一曲でも興味を持っていただけたのなら、ぜひ他のボウイ作品も探して聴いてみてください~
DAVID BOWIE is | デヴィッド・ボウイ大回顧展