【いきなり最終回】『せぇ~の、ねずみ小僧です」長渕剛主演「RUN」

【いきなり最終回】『せぇ~の、ねずみ小僧です」長渕剛主演「RUN」

長渕剛主演、脇を固めるのは、タイトルが変われどお約束(?)の石倉三郎と山田辰夫。3人が演じるのは、表の顔と裏の顔を使い分け、悪い奴から金を奪う。「現代版ねずみ小僧」!ドラマ「RUN」の最終回を懐かしく振り返ります。


ドラマ「RUN」とは?

主題歌は長渕剛の「RUN」

主要なキャスト

輪宝こと木薮 鉄二  長渕剛 

表の顔は新宿を拠点にする易者。裏の顔は現代版「ねずみ小僧」

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朝霧 けい子  国生さゆり 

グループ会社の御曹司の愛人だった。かずやの母親。愛人の御曹司との間にできた捨てた赤ん坊(死んだと思っていた)を輪宝が見つけてきた。

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かずや

けい子の息子。一度は自分を捨てた母と、輪宝の働きにより一緒に暮らせるようになる。

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亀屋 順吉   石倉三郎

通称、大将。表の顔は小料理屋を経営しているが、裏の顔は「ねずみ小僧」の一員。

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平井 健太郎  山田辰夫 

通称、ケン坊。表の顔は税理士。家庭を大事にする良い父親で料理が得意。夢は脱サラして清里にペンションを持つこと。裏の顔は「ねずみ小僧」の一員。

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熊田 一郎   室田日出男 

西新宿署の刑事。輪宝たちが「ねずみ小僧」であるといち早く気づき、証拠さえ固められれば逮捕するのを念願としている。

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ストーリー

最終回「輪宝どこへ行く」 ストーリー

ロサンゼルスに行くことが決まった大将、清里でペンションを経営する夢を叶えたケン坊。熊田ら警察の執拗な捜査の前に「ねずみ小僧」としての活動はもう終わりかと思われていた。
クリスマスが近づくある日の朝、輪宝は自宅(ホテル住まい)のニワトリをけい子、かずやの親子あてに届けてもらう手配をする。そのあと、大将とケン坊に電話し、たわいもない話をしたあと、輪宝は警察の熊田にも電話をかける。

愛する仲間たちへ電話をかける輪宝。

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「どうした?」輪宝から電話をかけてくるのが珍しく、不思議に思う大将。「一緒にロスに行かないか?」と誘うが輪宝は笑って断る。

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ケン坊もまた、輪宝の突然の電話を不思議に思いながらも、「一緒に清里に行かないか?易者がいるペンション、あたるかもしれないぜ?」と誘うがやはり笑って断る輪宝だった。

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輪宝からの電話は熊田にもかけられていた。

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哀しそうな、切なそうな、寂しそうな視線の先には、けい子とかずやが遊ぶ姿があった。

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楽しそうな母子を車中から見つめる輪宝。声をかけることはなかった。

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そのまま輪宝は西新宿の「オオノ宝石店」を単独で襲撃する。一億の金を奪い逃走をはかった。
警察では、「ねずみ小僧」は輪宝、大将、ケン坊の3人としてマークし、逮捕目前とされていたが、熊田が「ねずみ小僧は1人で、輪宝だ。宝石店を襲うはずだ!」と対策本部で宣言する。

輪宝は「オオノ宝石店」を1人で襲撃する。

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一億円が入ったジュラルミンケースを奪い逃走する。

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「ねずみ小僧は輪宝1人!他の2人は関係ない。輪宝は西新宿の宝石店を狙っている!」と熊田。

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指名手配され、警察から追われているはずの輪宝は、刑事である熊田とカラオケボックスにいた。
熊田にクリスマスプレゼントを渡しながら、「ねずみ小僧は俺一人。逮捕されるなら、あんたにワッパ(手錠)をかけて欲しい。」と頼む。ペンション経営の夢が叶ったケン坊、ロス行きが一週間後に迫った大将は関係ない、俺だけなんだと。逮捕させて手柄をたてさせてやるから、あとの2人は見逃して欲しいという輪宝の気持ちは熊田に伝わった。
そして、「もう一つだけお願いがある」と熊田にささやきかける。

「もう一つお願いがあるんだ」熊田の耳元に口を近づける輪宝。

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翌日、テレビ、ラジオで「ヘリコプターから何者かが紙幣をバラ撒いている」「撒かれているのは宝石店を襲って奪った金で、ヘリコプターに乗っているのは輪宝」と中継される。
けい子、かずやは、テレビに映る輪宝を見て家を飛び出す。ラジオに聞き入る大将、中継を観ているケン坊の表情は硬かった。何かを決意したかのような表情だ。

ヘリコプターから大量の紙幣が撒かれた。

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ヘリコプターがテレビ中継で映し出された。そこには風船ガムをふくらませながら札を撒く輪宝の姿があった。

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宝石店の売り上げ強盗、ヘリコプターで盗んだ紙幣を撒く輪宝をケン坊はテレビで知る。

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大将は小料理屋のラジオで。

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けい子とかずやはテレビのニュース番組で、輪宝が指名手配されたことを知った。

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ジュラルミンケースに残った最後の一万円札を紙飛行機にして飛ばした。

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☆ラストシーン

地上に戻った輪宝は約束どおり熊田に両手を差し出す。

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新聞記者やテレビ局、一般人も混じった多くの野次馬たちの中に、輪宝は愛する仲間たちの姿を見つける。

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手錠をかけられた両手を高々と揚げ、仲間たちに応える輪宝は笑顔だ。

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その時、銃声が響く。輪宝の胸が銃弾に貫かれた。

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輪宝を狙撃するスナイパー。

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たまらず駆け寄る大将、ケン坊、けい子とかずや。

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「しっかりしろ!」叫ぶ熊田に輪宝の最期の言葉。「神様になりてぇなぁ」

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自分に駆け寄ってくる仲間たちを見つめる輪宝。その目は誰よりも優しく誰よりも穏やかだった。

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☆謎

犯人?!

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ラストシーンで「輪宝を撃ったのは誰なのか?」
ネット上でもいまだに皆引きずっている謎です。
最も有力だったのは、熊田に手柄を取られたくない捜査本部の刑事(石丸謙二郎)が撃った説が濃厚なようですが。他にも、輪宝にいろいろ裏の話を聞かせてきた大物政治家などが、暴露を恐れて…というのも捨て切れませんが。

ちょい見せ!

Twitter民の声

現在、視聴困難作品です。大人の都合がいろいろありそうですが、是非、DVD化していただきたいものです!

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