ガンダムシリーズの悲劇のヒロイン(15名)

ガンダムシリーズの悲劇のヒロイン(15名)

敵側のニュータイプや強化人間的なヒロインが主人公と恋仲に落ち、主人公やライバルを庇って死ぬのはガンダムのいつものお約束。ガンダムシリーズの悲劇のヒロインたちを振り返ってみましょう。


『機動新世紀ガンダムX』(きどうしんせいきガンダムエックス、英題: After War Gundam X)は、1996年4月5日から同年12月27日まで(テレビ朝日は12月28日まで)テレビ朝日および一部地方のテレビ朝日系列にて放送されたテレビアニメ。ガンダムシリーズの1作。全39話。略称は「GX」。

『機動新世紀ガンダムX』(1996年4月5日)

旧連邦軍ニュータイプ部隊の教育士官であった女性。年齢20歳(第七次宇宙戦争当時)。優れたニュータイプであり、またジャミルの憧れの女性でもあった。しかし革命軍との戦いで精神を破壊し尽くされた上、身体は「Lシステム」という機器の生体部品として利用されてしまう。

これはニュータイプの精神波により周囲の電子機器を使用不能にするシステムであったが、敵味方問わず使用不能にしてしまう問題があり、またシステム自体輸送中にコロニー落としに伴う大津波で海底に沈んでしまう。

その場所はライン川のローレライ伝説になぞらえて「ローレライの海」と呼ばれていた。

後にフロスト兄弟の依頼によりオルクのマーカス・ガイによってGX-bitと共に引き上げられ、封印処置を解かれた際に再起動しティファと接触、ルチルの意識はティファの身体を借りてジャミルと「再会」した。

新連邦軍の襲撃で窮地に陥ったフリーデンを救うため、一度はLシステムの起動、二度目は増幅装置を奪われ機能しなくなったLシステムのフラッシュシステムを経由しGX-bitを起動させる事でジャミルに力を貸し、オルク、そしてアイムザット擁する新連邦部隊撃退に成功したもののルチルは全ての力を使い果たし、今度こそ眠りについた。

亡骸はフリーデンクルーの手でLシステムから解放され、棺に入れられて深い海底へと葬られた(漫画版ではLシステムのカプセルに入れられたまま、ジャミルが操縦するGXディバイダーの手で海底に沈められた)。

ルチル・リリアント

腰まで届くほどの美しいブロンドと碧眼である。 
15歳のジャミルと並んだ姿はかなりの長身で、その表情と相まって優しい美人なお姉さん(教官)キャラのように感じる。また、旧地球連邦軍の軍服姿の上からでも十分に分かる程のスタイルの良さを持っている。

15年前の写真の「ルチル・リリアント」

ルチル・リリアントは、生体ユニット「Lシステム」の中枢であるカプセル内に全裸で納められている。(しかも15年前と変わらず若々しい姿のまま)

ロニ・ガーベイ、マリーダ・クルス(機動戦士ガンダムUC)

オリジナルビデオアニメ(OVA)版は、全国映画館でのイベント上映とブルーレイ劇場限定版の劇場先行販売、インターネットでの有料配信、ブルーレイ/DVDの一般販売といった複数の公開形態を短期間で同時進行させる形で展開された。

こうした公開形態は映像ソフト商品が売れにくい時代にあって、従来の劇場版作品のように映画館での公開から何か月も経ってからパッケージ化して販売する方法では、顧客に忘れ去られてしまうという判断に基づき、その打開策として試みられた。

その試みは成功し、パッケージ販売を中心としたアニメ作品としては大きなヒット作となり、episode 1~7までの全作品がブルーレイの週間ランキングで初登場総合首位を達成した。

OVA版全7巻のブルーレイ/DVDの累計出荷数は180万枚を超え、映画館でのイベント上映、劇場先行パッケージ販売、ネット配信を同時に行うという新たなビジネススキームを確立した、アニメ業界において記念碑的タイトルとなった。

2016年2月時点では、ブルーレイとDVDの累計出荷数は190万枚以上と「ガンダムシリーズ」の作品で最高を記録している。

2016年4月3日から9月11日まで、タイトルを『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(きどうせんしガンダムユニコーン リ:ダブルオーナインティシックス)と題して、テレビ朝日系列、サンライズ・メ〜テレ制作で、毎週日曜の午前7時から地上波全国ネットのテレビシリーズアニメとして、2クールに渡り全22話が放送された。

機動戦士ガンダムUC

ロニ・ガーベイ

ロニ・ガーベイ
声 - 伊瀬茉莉也
マハディの娘。18歳。褐色の肌にウェーブのかかった黒髪と、オードリーのようなエメラルドの瞳を持つ美少女。聡明でシニカル、体制に極めて批判的で父の思想に共鳴するところが大きいものの、子供好きで心根の優しい面も持つ。

ニュータイプとしての高い素養を持ち、シャンブロのリフレクター・ビットを担当する。ダカールを訪れたバナージとジンネマンの案内役となり、ユニコーンの乗り手であるバナージの真っ直ぐな感性には共鳴して互いに好意を寄せあった。

ロニ・ガーベイ

ダカール襲撃において守備隊MSと共に議事堂を破壊。続くトリントン基地襲撃においてサイコミュが暴走し市街地に無差別攻撃を仕掛ける。

ロニ・ガーベイは大型MAシャンブロに搭乗する。

トリントン基地襲撃の最中にマハディの怨念でサイコミュが暴走、民間人も見境無く攻撃してしまうが、バナージの必死の説得により一時は停止する。しかしその直後に唯一の家族とも言えるカークスが撃墜されたのを察知して再び暴走。

デストロイモードとなったユニコーンと対峙し、共にサイコ・フィールドを発生させ激突する。デルタプラスに乗ったユニコーンが迫り来るが、最後はバナージの呼びかけとカークスの思念によって正気を取り戻し、発射したメガ粒子砲をリフレクター・ビットで拡散させユニコーンへの直撃を避ける。

しかしロニの悲しみを受け止めて撃つことができなかったバナージを見かねたリディによってコックピットを撃ち抜かれて死亡する。

ロニ・ガーベイ

大型MAシャンブロ

ロニ・ガーベイはバナージの説得とカークスの思念によって戦意を喪失するも、ユニコーンガンダムからビームマグナムを奪ったデルタプラスの砲撃を受けて戦死した。

「マリーダ・クルス」 正体はエルピー・プルの12体目のクローン「プルシリーズ」の内の一人「プルトゥエルブ」

「袖付き」のガランシェールに搭載されているMSクシャトリヤの女性パイロット。階級は中尉。長い栗色の髪と蒼い目を持ち、強靭な肉体と鋭い洞察力を持つ強化人間である。

ガランシェール船長のスベロア・ジンネマンを「マスター」と呼んで忠実に従うが、養父でもある彼とは主従を越えた固い信頼関係で結ばれている。マリーダの名前は、ジンネマンの愛娘マリィに由来する。

マリーダ・クルス

ネオ・ジオン残党「袖付き」のガランシェールに搭載されているMS「クシャトリヤ」の女性パイロット。

HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)

他のプルシリーズが全滅する中で唯一生き残るが、マスターであるグレミー・トトを失った後に悪質な人間売買業者に保護され、娼館に売り飛ばされてしまった彼女は年端もいかない身で壮絶な人生を送る。

第一次ネオ・ジオン抗争ではグレミー・トトの敗死後、姉妹たちが次々と戦死する中戦場から逃亡し、量産型キュベレイの脱出ポッドで地上に降りる。

その後、ポッドからマリーダを回収した男たちの手で娼館へ売られて以降、数年間は娼婦として客を取らされ続ける。後にジンネマンに養女として保護されるが、その時点ですでにマリーダの身体は妊娠・堕胎・客の倒錯行為により著しく消耗しており、女性としての機能も破壊されていた。

マリーダが「魂を置いてきた」とされる量産型キュベレイは彼女自身にとって最大のトラウマとなっており、マーサによるマスター書き換えの際に利用された。

『機動戦士ガンダムZZ』に登場したエルピー・プルの12体目のクローンであり、当初はプルトゥエルブというコードネームで呼ばれていた。

ユニコーンガンダム2号機「バンシィ」の専属強化人間パイロットとなる検体としてビスト財団により地球へ移送される

地球降下後はオーガスタ研究所で、元々敵として刷り込まれていたガンダムを“光を奪った男たちの世界への憎しみ”の対象とする再調整を受けて「プルトゥエルブ」となり、アルベルトをマスターとしてバンシィを駆り、ダカールの戦闘で消耗していたユニコーンの捕獲に成功する。

その後はラー・カイラムと共にトリントン基地へ移動するが、トリントン襲撃の隙をついて脱走したユニコーンとガルダ上で再び交戦すると、ジンネマンの再三の説得やバナージとの交戦で精神に変調を来たして暴走し、サイコフレームの共鳴現象から発生するサイコフィールドで、ガルダを破壊した。

ガルダ格納庫での死闘では炎で照らされたバンシィの影からガンダムを自分で操っていることに気づき、自分=敵と認識して混乱しながら意識を消失し、コクピットから排出された。

ユニコーンガンダム2号機「バンシィ」

「PG 1/60 ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン」(別売)に装着して、『機動戦士ガンダムUC』episode 4&5 に登場時のバンシィを再現するための‘武装’ユニットです。

「PG 1/60 拡張ユニット アームド・アーマーVN/BS」と「PG 1/60 ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン」(別売)

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