ガンダムシリーズの悲劇のヒロイン(15名)

ガンダムシリーズの悲劇のヒロイン(15名)

敵側のニュータイプや強化人間的なヒロインが主人公と恋仲に落ち、主人公やライバルを庇って死ぬのはガンダムのいつものお約束。ガンダムシリーズの悲劇のヒロインたちを振り返ってみましょう。


ララァ・スン(機動戦士ガンダム)

宇宙世紀0079年の一年戦争中に、シャア・アズナブルによって見出され、フラナガン機関で育てられたニュータイプの少女。ジオン軍少尉。

彼女のニュータイプ能力は非常に高く、サイコミュシステムを搭載したモビルアーマー「エルメス」によるオールレンジ攻撃により、宇宙要塞ソロモン攻略戦の後に集結していた地球連邦軍の艦船やモビルスーツを次々と撃破し、ソロモンの亡霊と恐れられた。

インド系で肌は浅黒い。額にはヒンドゥー教の女性がしているビンディが見られる。出撃時以外は裾の広がった黄色のワンピースドレスを着用。そのため、キシリアに見咎められたこともある。なお、劇場版ではキシリア謁見時は軍服を着用している。

その後ガンダムとの戦いで、ニュータイプとして目覚めていたアムロ・レイと意識を共鳴させるも、割って入ったシャアをかばい、ガンダムのビームサーベルによりコクピットを焼かれ戦死する。

その生と死の狭間のほんの一瞬、アムロとララァは意識を共振させ未来のビジョンを見る。それはアムロにとって希望でもあったと同時に悲劇でもあり、シャアはその意識の共有の外にあったまま、自分の行動が引き金になりララァを失うこととなる。

こうして、ララァは、アムロとシャア、2人の男の間に無二の女性として存在し続け、時に彼らを苦しめる「永遠の女性」となる。

ララァ・スン

シャア「ララァ!奴との戯言はやめろ!!」

ララァ「大佐!いけない!」 シャア「アルテイシアか!」

シャア・ララァ・アムロ・セイラ

シャアの駆るゲルググの右腕を斬りおとし、止めを刺す一撃へ!

ララァのエルメスが盾となってゲルググを横に押し出し・・・

アムロ「シャア!覚悟!」 シャア「ちぃ!」 ララァ「大佐!」

高級宝飾ブランドのエルメスが玩具にも「エルメス」を商標登録していたため、ジオン軍「ララァスン専用モビルアーマー」に改称された。

1/550 ジオン軍モビルアーマー「エルメス」(1981年10月) 発売当初は、商品名は「エルメス」

1/550 ララァ・スン専用モビルアーマー プラモデル

そこへガンダムのビームサーベルがエルメスを貫いた。

以降、ガンダムシリーズにおいては、ニュータイプや強化タイプのヒロインは悲劇のヒロインになってしまうケースが続出する。

ビームサーベルの灼熱がコックピットを焼き尽くし、ララァは散った。

ララァ・スンの死は、アムロとシャアに永遠なる悔恨を遺すこととなった。

アムロ「僕は取り返しのつかないことをやってしまった・・・」

ララァ・スンのテレビアニメ「機動戦士ガンダム」での活躍:ニュータイプ専用機のララァ・スン専用モビルアーマーの活躍とアムロとシャアの永遠の女性になるまで - Middle Edge(ミドルエッジ)

フォウ・ムラサメ、ロザミア・バダム(機動戦士Zガンダム)

フォウ・ムラサメ

地球連邦軍傘下のムラサメ研究所にて、強化人間として改造された女性。階級は少尉。年齢は不詳だが、書籍によっては16歳と設定されている。

テレビ版『Ζ』第36話にて、カミーユ・ビダンが見たフォウのデータでは、宇宙世紀0071年6月29日生まれとなっている。また富野由悠季監督による小説版などにおいては20代前半、もしくは20歳前後を思わせる描き方が成されている。

一年戦争で戦災孤児になり、ムラサメ研究所に引き取られた。フォウ・ムラサメという名は、「強化」のため、自身の過去の記憶や本当の名前すら失った彼女にムラサメ研究所が便宜的に与えた仮の名であり、ムラサメ研究所の4(four)番目の被験体という意味である。本当の名前は未だ明らかになっていない。薄いエメラルド色の髪が特徴。

フォウ・ムラサメ

サイコガンダムと共に実戦参加した際、ティターンズに功績を上げれば記憶を返すと言い包められ、ホンコン・シティにおいてカミーユ・ビダンの乗るガンダムMk-IIと戦う。

しかしカミーユと何度か会う中で心を通わせ、心の底から素直になれたカミーユのひたむきな言葉はフォウに届き、カミーユが宇宙に戻らなければならないことを知ると、ガルダ級大型輸送機スードリに搭載されていたシャトル用ブースターを独断で射出、ガンダムMk-IIを宇宙へと送る。

そしてスードリの爆発に巻き込まれ死亡したと思われた。なお劇場版では、ブースター射出を止めようとしたベン・ウッダーの銃撃で死亡したため、後述のキリマンジャロでカミーユと再会するシーンは描かれなかった。

フォウ・ムラサメが駆るサイコガンダムはホンコン・シティにおいてカミーユ・ビダンの乗るガンダムMk-IIと戦う。

その後、エゥーゴとカラバによるキリマンジャロ基地の攻撃作戦の際、地上に降りてきたカミーユの前に、サイコガンダムの2号機と共に現れる。

以前より強化が進んでおり、カミーユの説得に応じつつも戦火を目の当たりにして豹変。サイコガンダムに乗り戦闘を始めるが、カミーユの必死の説得によって心を取り戻す。

しかし、Ζガンダムを狙ってジェリド・メサの乗るバイアランが攻撃してきた際、身を挺してカミーユをかばって盾となり息を引き取る。

敵に利用され続けながら健気に生き、想いを寄せた彼女の死は、カミーユの心に大きな傷跡を残すこととなり、この一部始終を見ていたアムロ・レイとシャア・アズナブルには、ララァ・スンの死という7年前の苦い記憶を想起させた。

フォウ・ムラサメは、身を挺してカミーユをかばって盾となり息を引き取る。

Ζガンダムを狙ってジェリド・メサの乗るバイアランが攻撃してきた際、身を挺してカミーユをかばって盾となり息を引き取る。

ロザミア・バダム

地球連邦軍のオーガスタ研究所で調整を受けた強化人間。精神調整に合わせて肉体も強化されている点は他の強化人間と同様であるが、ロザミアの場合は一年戦争時のコロニー落としが精神に大きな傷を残しており、ティターンズはそこを利用してエゥーゴを敵と思わせるようローレン・ナカモトに精神操作させた。

エゥーゴとの緒戦ではギャプランを駆り、連邦軍のブラン・ブルタークとともにカミーユらを手こずらせるものの、慣れぬまま機体が大破したため、脱出している。

かなり能力の高い強化人間ではあったが精神の崩壊が進んでおり、均衡を保つために家族に関する虚偽の記憶を植えつけるなどの処置が取られていた。また、これを逆に利用してカミーユ・ビダンを兄と思い込ませるよう暗示をかけ、アーガマへの潜入任務をさせられたこともあり、己を「ロザミィ」と呼ばせて偽りの兄カミーユに甘えた。この際、カミーユと共にいたファ・ユイリィに対しても「お兄ちゃんの恋人には貴女のような人が良いと思っていた」と機嫌を取っている。シンタとクムより子供っぽい振る舞いをしており、2人にとっては良い遊び相手だった。

ティターンズによるサイド2・21番地への毒ガス作戦をめぐる戦闘中、無断でネモに搭乗してアーガマを離れる。その後、アクシズ宙域で再びカミーユたちの前に現れたときには、すでに昔のロザミアではなくなっていた。

ロザミア・バダム

赤の機体にロザミア・バダムが搭乗した。

オークランド研究所においてニュータイプ用に調整された試作機で、ニュータイプや強化人間でなければ機体性能を完全には引き出すことが出来ない。サイコガンダム同様のサイコミュを搭載しているが、武装ではなく機体制御に使用している。

『機動戦士Ζガンダム』42話で、ロザミアの搭乗機(の主に肩部分)に百式のビームライフルが何発か直撃したにも関わらず、ほとんど無傷だった。

バウンド・ドック

MS IN ACTION!! バウンド・ドック

ゲーツ・キャパに精神を操られ、サイコガンダムMk-IIでアーガマを攻撃する。この際、アクシズ内を探索していたファは、商業地区のショールーム内にロザミアが持ち歩いていた家族写真がフォトスタンドのサンプルとして飾られているのを発見している。

最期は、無念の思いのカミーユにサイコガンダムMk-IIのコクピットをビームライフルで直撃され、実在しない兄の名を呼びながら宇宙に散った。最終回では、カミーユとパプテマス・シロッコの最終決戦時に霊体となってカミーユに協力し、立ちはだかるサラ・ザビアロフを叱った。

ロザミア・バダムはサイコガンダムMk-IIを駆る

パイロットは強化人間のロザミア・バダムで、精神不安定な彼女には、刷り込み操作で兄と思わせてあるゲーツ・キャパがバウンド・ドックで随行し、指示を出していた。

Ζガンダムで交戦したカミーユ・ビダンは自分を兄と思わせて戦いをやめさせようとするも失敗し、自らの手でコクピットを狙撃して撃破する。

テレビ版『機動戦士Ζガンダム』ではMS形態のみ第48話に登場。

エルピー・プル、プルツー(機動戦士ガンダムZZ)

エルピー・プル

エルピー・プルは、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の人物。声は本多知恵子。一人称は「あたし」もしくは「わたし」。

アクシズ内においてグレミー・トトらの監視の下、パイロットとして養成されていた少女。出生に関しては謎が多く、意図的に記録が抹消され残されていないとする資料もある。彼女の時点で既に誰かのクローンであったという説など諸説ある。養成の段階で強化措置を施されており、10歳(厳密には11歳)という幼さも手伝って情緒不安定な面を時折のぞかせる。

性格は天真爛漫にして気まぐれ、我儘。時に気性の激しい一面を見せる。また、その出生や境遇もあってか、独占欲も強い。

しかし好意の対象となる人物に対しては献身的。無類の綺麗好きで風呂好きでもある。初登場時にプルが発した独特の口癖は彼女を象徴する台詞として、ゲーム作品などで頻繁に使われている。「怒るの嫌」といってくるほど怒られるのが嫌い(第18話)。

エルピー・プル

プルツーの操るサイコガンダムMk-IIがアーガマを急襲した際、解体中のキュベレイMk-IIで再出撃を強行したプルは、自分の分身とも言うべきプルツーの出現に戸惑いつつ必死の抵抗を試みるが、最後はジュドーをかばって死亡する(第36話)。

エルピー・プルの駆る「キュベレイMk-II」とプルツーの駆る「サイコガンダムMk-II」の戦い

プルツー

プルツーは、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の人物。声は本多知恵子。一人称は「私」。

ネオ・ジオンにおいて養成されたクローンの一員で、グレミー率いるNT部隊の中核をなす存在。エルピー・プルの同器質体であり、他のプル・クローン体共々サンドラのコールドスリープルームにて眠りについていた。

サイコミュへの親和性はプルよりも高く、サイコガンダムMk-IIやキュベレイMk-II、クィン・マンサといった数々のNT専用機に搭乗、その性能を奮う。

設定画では、プルよりも髪が若干長く目つきが鋭く描かれ、アニメーターがそのように作画するよう指示がされている。また、プルに比べて攻撃的で好戦的な性格となっている。しかし年相応の精神年齢だったプルと比べると、冷静沈着で非常に大人びた立ち居振る舞いをしており、軍人としての行動規範を逸脱する所は少なかった。

プルツー

ダブリンへのコロニー落としが行われた際にグレミーによってコールドスリープを解かれ、アーガマ討伐のためにサイコガンダムMk-IIに搭乗して出撃する。

ジュドー・アーシタのΖΖガンダム、アーガマに収容されていたプルのキュベレイMk-IIと対峙した際には、自分と同じ存在であるプルに対して不快感を露にする。やがてプルを殺害するものの、それがジュドーの怒りを呼び、乗機を破壊される。

プルツーが駆るサイコガンダムMk-II

GUNDAM FIX FIGURATION METALCOMPOSITE サイコガンダムMk-II

キュベレイMk-IIを遠隔操作するプルツー

その後も幾度となくジュドーの前に立ちはだかり、 キュベレイMk-IIからクィン・マンサへ搭乗機を変え、ラビアンローズを破壊するなど、強大な脅威として立ちはだかる。

ジュドーには戦闘を放棄するよう説得を受け続けるも拒み続けたが、最終的にグレミーと共にジュドーと対峙した際、プルの思念体に諭されて己の真意に気づく。ジュドーに心を開いて彼の元に駆け寄るも、乗機のクィン・マンサが爆発する際に重傷を負う。

クィン・マンサ

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ネェル・アーガマに収容され、瀕死状態の中、崩壊していくコア3周辺宙域内に取り残されたジュドーを脱出させる手引きをした後、力を使い果たして倒れる。

力を使い果たして倒れるプルツー

「エルピー・プル」と「プルツー」(プルシリーズ)はテレビアニメ「機動戦士ガンダムΖΖ」の人気ヒロイン。劇中での活躍や搭乗するニュータイプ専用機を振り返ります。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

ルチル・リリアント(機動新世紀ガンダムX)

『機動新世紀ガンダムX』(きどうしんせいきガンダムエックス、英題: After War Gundam X)は、1996年4月5日から同年12月27日まで(テレビ朝日は12月28日まで)テレビ朝日および一部地方のテレビ朝日系列にて放送されたテレビアニメ。ガンダムシリーズの1作。全39話。略称は「GX」。

『機動新世紀ガンダムX』(1996年4月5日)

旧連邦軍ニュータイプ部隊の教育士官であった女性。年齢20歳(第七次宇宙戦争当時)。優れたニュータイプであり、またジャミルの憧れの女性でもあった。しかし革命軍との戦いで精神を破壊し尽くされた上、身体は「Lシステム」という機器の生体部品として利用されてしまう。

これはニュータイプの精神波により周囲の電子機器を使用不能にするシステムであったが、敵味方問わず使用不能にしてしまう問題があり、またシステム自体輸送中にコロニー落としに伴う大津波で海底に沈んでしまう。

その場所はライン川のローレライ伝説になぞらえて「ローレライの海」と呼ばれていた。

後にフロスト兄弟の依頼によりオルクのマーカス・ガイによってGX-bitと共に引き上げられ、封印処置を解かれた際に再起動しティファと接触、ルチルの意識はティファの身体を借りてジャミルと「再会」した。

新連邦軍の襲撃で窮地に陥ったフリーデンを救うため、一度はLシステムの起動、二度目は増幅装置を奪われ機能しなくなったLシステムのフラッシュシステムを経由しGX-bitを起動させる事でジャミルに力を貸し、オルク、そしてアイムザット擁する新連邦部隊撃退に成功したもののルチルは全ての力を使い果たし、今度こそ眠りについた。

亡骸はフリーデンクルーの手でLシステムから解放され、棺に入れられて深い海底へと葬られた(漫画版ではLシステムのカプセルに入れられたまま、ジャミルが操縦するGXディバイダーの手で海底に沈められた)。

ルチル・リリアント

腰まで届くほどの美しいブロンドと碧眼である。 
15歳のジャミルと並んだ姿はかなりの長身で、その表情と相まって優しい美人なお姉さん(教官)キャラのように感じる。また、旧地球連邦軍の軍服姿の上からでも十分に分かる程のスタイルの良さを持っている。

15年前の写真の「ルチル・リリアント」

ルチル・リリアントは、生体ユニット「Lシステム」の中枢であるカプセル内に全裸で納められている。(しかも15年前と変わらず若々しい姿のまま)

ロニ・ガーベイ、マリーダ・クルス(機動戦士ガンダムUC)

オリジナルビデオアニメ(OVA)版は、全国映画館でのイベント上映とブルーレイ劇場限定版の劇場先行販売、インターネットでの有料配信、ブルーレイ/DVDの一般販売といった複数の公開形態を短期間で同時進行させる形で展開された。

こうした公開形態は映像ソフト商品が売れにくい時代にあって、従来の劇場版作品のように映画館での公開から何か月も経ってからパッケージ化して販売する方法では、顧客に忘れ去られてしまうという判断に基づき、その打開策として試みられた。

その試みは成功し、パッケージ販売を中心としたアニメ作品としては大きなヒット作となり、episode 1~7までの全作品がブルーレイの週間ランキングで初登場総合首位を達成した。

OVA版全7巻のブルーレイ/DVDの累計出荷数は180万枚を超え、映画館でのイベント上映、劇場先行パッケージ販売、ネット配信を同時に行うという新たなビジネススキームを確立した、アニメ業界において記念碑的タイトルとなった。

2016年2月時点では、ブルーレイとDVDの累計出荷数は190万枚以上と「ガンダムシリーズ」の作品で最高を記録している。

2016年4月3日から9月11日まで、タイトルを『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(きどうせんしガンダムユニコーン リ:ダブルオーナインティシックス)と題して、テレビ朝日系列、サンライズ・メ〜テレ制作で、毎週日曜の午前7時から地上波全国ネットのテレビシリーズアニメとして、2クールに渡り全22話が放送された。

機動戦士ガンダムUC

ロニ・ガーベイ

ロニ・ガーベイ
声 - 伊瀬茉莉也
マハディの娘。18歳。褐色の肌にウェーブのかかった黒髪と、オードリーのようなエメラルドの瞳を持つ美少女。聡明でシニカル、体制に極めて批判的で父の思想に共鳴するところが大きいものの、子供好きで心根の優しい面も持つ。

ニュータイプとしての高い素養を持ち、シャンブロのリフレクター・ビットを担当する。ダカールを訪れたバナージとジンネマンの案内役となり、ユニコーンの乗り手であるバナージの真っ直ぐな感性には共鳴して互いに好意を寄せあった。

ロニ・ガーベイ

ダカール襲撃において守備隊MSと共に議事堂を破壊。続くトリントン基地襲撃においてサイコミュが暴走し市街地に無差別攻撃を仕掛ける。

ロニ・ガーベイは大型MAシャンブロに搭乗する。

トリントン基地襲撃の最中にマハディの怨念でサイコミュが暴走、民間人も見境無く攻撃してしまうが、バナージの必死の説得により一時は停止する。しかしその直後に唯一の家族とも言えるカークスが撃墜されたのを察知して再び暴走。

デストロイモードとなったユニコーンと対峙し、共にサイコ・フィールドを発生させ激突する。デルタプラスに乗ったユニコーンが迫り来るが、最後はバナージの呼びかけとカークスの思念によって正気を取り戻し、発射したメガ粒子砲をリフレクター・ビットで拡散させユニコーンへの直撃を避ける。

しかしロニの悲しみを受け止めて撃つことができなかったバナージを見かねたリディによってコックピットを撃ち抜かれて死亡する。

ロニ・ガーベイ

大型MAシャンブロ

ロニ・ガーベイはバナージの説得とカークスの思念によって戦意を喪失するも、ユニコーンガンダムからビームマグナムを奪ったデルタプラスの砲撃を受けて戦死した。

「マリーダ・クルス」 正体はエルピー・プルの12体目のクローン「プルシリーズ」の内の一人「プルトゥエルブ」

「袖付き」のガランシェールに搭載されているMSクシャトリヤの女性パイロット。階級は中尉。長い栗色の髪と蒼い目を持ち、強靭な肉体と鋭い洞察力を持つ強化人間である。

ガランシェール船長のスベロア・ジンネマンを「マスター」と呼んで忠実に従うが、養父でもある彼とは主従を越えた固い信頼関係で結ばれている。マリーダの名前は、ジンネマンの愛娘マリィに由来する。

マリーダ・クルス

ネオ・ジオン残党「袖付き」のガランシェールに搭載されているMS「クシャトリヤ」の女性パイロット。

HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)

他のプルシリーズが全滅する中で唯一生き残るが、マスターであるグレミー・トトを失った後に悪質な人間売買業者に保護され、娼館に売り飛ばされてしまった彼女は年端もいかない身で壮絶な人生を送る。

第一次ネオ・ジオン抗争ではグレミー・トトの敗死後、姉妹たちが次々と戦死する中戦場から逃亡し、量産型キュベレイの脱出ポッドで地上に降りる。

その後、ポッドからマリーダを回収した男たちの手で娼館へ売られて以降、数年間は娼婦として客を取らされ続ける。後にジンネマンに養女として保護されるが、その時点ですでにマリーダの身体は妊娠・堕胎・客の倒錯行為により著しく消耗しており、女性としての機能も破壊されていた。

マリーダが「魂を置いてきた」とされる量産型キュベレイは彼女自身にとって最大のトラウマとなっており、マーサによるマスター書き換えの際に利用された。

『機動戦士ガンダムZZ』に登場したエルピー・プルの12体目のクローンであり、当初はプルトゥエルブというコードネームで呼ばれていた。

ユニコーンガンダム2号機「バンシィ」の専属強化人間パイロットとなる検体としてビスト財団により地球へ移送される

地球降下後はオーガスタ研究所で、元々敵として刷り込まれていたガンダムを“光を奪った男たちの世界への憎しみ”の対象とする再調整を受けて「プルトゥエルブ」となり、アルベルトをマスターとしてバンシィを駆り、ダカールの戦闘で消耗していたユニコーンの捕獲に成功する。

その後はラー・カイラムと共にトリントン基地へ移動するが、トリントン襲撃の隙をついて脱走したユニコーンとガルダ上で再び交戦すると、ジンネマンの再三の説得やバナージとの交戦で精神に変調を来たして暴走し、サイコフレームの共鳴現象から発生するサイコフィールドで、ガルダを破壊した。

ガルダ格納庫での死闘では炎で照らされたバンシィの影からガンダムを自分で操っていることに気づき、自分=敵と認識して混乱しながら意識を消失し、コクピットから排出された。

ユニコーンガンダム2号機「バンシィ」

「PG 1/60 ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン」(別売)に装着して、『機動戦士ガンダムUC』episode 4&5 に登場時のバンシィを再現するための‘武装’ユニットです。

「PG 1/60 拡張ユニット アームド・アーマーVN/BS」と「PG 1/60 ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン」(別売)

マリーダはメガラニカへ向かう最終決戦においては、クシャトリヤでユニコーンのバックアップを担当。万全な身体でないにもかかわらずネオ・ジオン艦隊を一蹴し、損傷した機体でフロンタルをも退ける無類の強さを見せた。

マリーダはメガラニカへ向かう最終決戦においては、クシャトリヤでユニコーンのバックアップを担当。

クシャトリヤ・リペアード 『UC』OVA版

ベッセルングに改修されたクシャトリヤが、ネェル・アーガマのクルーの手によって最終決戦に向けて更なる補修を受けた姿。

左腕の肘から先にはユニコーンガンダムのオプション兵装であったハイパー・ビーム・ジャベリンが接合され、欠損していた後部の2基のバインダー部分にはギラ・ズール用の大型プロペラント・ブースターを転用し、右脚仮設フレームの足裏にはビーム・ガトリングガンが内装され、フレームが露出していたいくつかの部分も装甲で補修されている。

バインダーが減ったことで搭載武装は減少しているものの、これによる相対的な軽量化とブースターの推力によって機動性はむしろ向上している。ファンネルは小型シュツルム・ファウストの弾頭を先端に接合することで、それ自体を誘導ミサイルとする方式に改造された。

従来の格納箇所であるバインダー裏面のラックは穴埋めされ、表面の開閉式カバー内部にコンテナを増設している。インダストリアル7宙域での決戦にて使用された。

HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ・リペアード (機動戦士ガンダムUC)

マリーダは、混乱したリディ・マーセナスのバンシィからネェル・アーガマへ放たれたビームを身を挺して防ぎ、死亡する。

マリーダの遺志は、リディにも語りかける

散り際のマリーダの遺志は、バナージ、ミネバ、ジンネマンだけでなくリディやアルベルト、トライスターにすら影響を与え、再起を促した。

フレイ・アルスター(機動戦士ガンダムSEED)

毎日放送(MBS)製作により、TBS系列で2002年10月5日から2003年9月27日にかけて全50話が放送された。続篇として『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が製作されている。

機動戦士ガンダムSEED

大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの愛娘で、典型的なお嬢様タイプ。母親は幼い頃に死去している。ヘリオポリスではキラ・ヤマト達の通うカレッジの1期後輩。ミリアリアと同じサークルに所属している。

キラがほのかに好意を寄せる、憧れの女性であった。父の理想とする女の子になることを目標としているため、オシャレにも人一倍気を遣っている。カレッジのアイドル的存在。ブルーコスモスの一員である父の影響で、コーディネイターに強い偏見を持っている。サイとは親同士が決めた婚約者で、両想いであった。天然ボケでキラなどをからかう事もある。

フレイ・アルスター

フレイ・アルスターは、キラがほのかに好意を寄せる、憧れの女性であった。

第50話(最終話)ではキラ・ヤマトの乗るフリーダム(ミーティア装備)を圧倒する中、フレイ・アルスターの乗る脱出艇を本機に撃墜されたことによりSEEDを覚醒させたキラと、互いの機体各部を破損させ合うほどの激戦を繰り広げる。

最後はフリーダムにジェネシス発射口前でコックピットをビームサーベルで貫かれ、ラウが戦死した直後にジェネシスより発射されたガンマ線レーザーを受けた本機はフリーダムをも呑み込む核爆発を起こし、ジェネシスの照準用二次反射ミラーを破壊して爆散する。

プロヴィデンスガンダムはザフト指揮官の「ラウ・ル・クルーゼ」が搭乗し、主人公「キラ・ヤマト」が搭乗するフリーダムと最終決戦を繰り広げる。

最終話にてドミニオンが沈み、ナタルの最期の計らいで避難用シャトルでフレイは退艦するも、キラの目の前でクルーゼによってシャトルは沈められ、命を散らした。

ヒロインの一人をこんな無残に殺すシーンは普通入れないですが・・・ガンダムシリーズは・・・

クルーゼが駆るプロヴィデンスのドラグーン・システムから放たれたビームが脱出艇に直撃して落命する。

泣き叫ぶキラと精神世界で邂逅(キラ側には見えたり聞こえたりはしていない)「自分は生前、怖さ故に自分のこと以外何も見えていなかった。」という旨を彼に言い、謝罪する。

そして素直な気持ちで「あなたはもう泣かないで。私の“本当の”想いが、あなたを守るから…」と言いながら、彼を包み込むように寄り添い消えていった。

フレイは泣き叫ぶキラと精神世界で邂逅

機動戦士ガンダムSEEDの本放送時にはED後に上戸彩のガンプラを話題にしたミニドラマが放送された。

上戸彩ちゃんは、父役と弟役が1/144ストライクガンダムを作っているのをみてガンプラに興味を持つ。

上戸彩「ガンダムってカッコいいかも!」

撮影の終わった上戸彩が、楽屋で男の子のイージスガンダムを作ってしまう。

上戸彩「コレクション編」

上戸彩「ガンダムプラモデルニュース」編

HGエールストライクを作るのに夢中になってしまい・・・起床時間の5時になってしまう、というストーリー。

上戸彩「時間を忘れて・・・」編

ステラ・ルーシェ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(きどうせんしガンダムシード デスティニー、MOBILE SUIT GUNDAM SEED DESTINY)は、「ガンダムシリーズ」のテレビシリーズ。

『機動戦士ガンダムSEED』の続編として製作され、2004年10月9日(一部地域は同年10月16日)から2005年10月1日(一部地域は同年10月8日)まで、MBSを製作局としてTBS系列で全50話が放送された。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ステラ・ルーシェが搭乗する「デストロイガンダム」(1号機)

ステラ・ルーシェ

デストロイガンダム

ステラ・ルーシェは地球連合軍からは「生体CPU」と呼ばれるMSのパーツ扱い(消耗パーツ扱い)であり、パーソナルデータはすべて消去済み。年齢すら、推定扱いで正確には分かっていない。

デストロイガンダム(1号機)はステラ・ルーシェが搭乗

HCM-Pro 40 デストロイガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

本体サイズ:全長約270mm。大型MS、ハイコンプロで遂に登場!スケールモデルとして初立体化!パーツ差し替えなしで、MA形態に変形自在!

HCM-Pro 40 デストロイガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

ビグザムガンダムなどと言われる由来になったモビルアーマー形態。

HCM-Pro 40 デストロイガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)のMA形態

ステラ・ルーシェはフリーダムの攻撃で致命傷を負い、最期はシンに「好き」と伝え、彼の腕の中で力尽きた。

ステラはデストロイの生体CPUとしてベルリンを含むヨーロッパの三都市で無差別破壊及び虐殺を行い、焼け野原にした。

フリーダムを見たことで再び死の恐怖に取りつかれたステラは、錯乱状態となって攻撃を再開。街を吹き飛ばさんとするデストロイを、フリーダムを駆るキラはやむなく撃墜する。

ステラの死によってシンの怒りの矛先はフリーダムを駆るキラへと向けられ、二人の対立は決定的となる。

彼女は本作における悲劇のヒロインともいうべき存在で、ポジションは「機動戦士Ζガンダム」におけるフォウ・ムラサメ、キャラクター的にはロザミア・バダムに近い。

ステラ・ルーシェはフリーダムの攻撃で致命傷を負い、最期はシンに「好き」と伝え、彼の腕の中で力尽きた。

シンはステラを助けられなかった悲しみと怒りに震えるのだった。

クリスティナ・シエラ、ルイス・ハレヴィ(機動戦士ガンダム00)

『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)は、日本のテレビアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品群。ハイビジョン制作。作品タイトルの「ダブルオー」の正式表記は「00(数字のゼロ2つ)」で「OO(アルファベットのオー2つ)」は誤りである。

ファーストシーズンは2007年10月6日から2008年3月29日までMBS・TBS系列「土6」(一部地域遅れネット)にて、セカンドシーズンは2008年10月5日から2009年3月29日まで「土6」枠の後継枠であるMBS・TBS系列「日5」(全国地域同時ネット)にて、それぞれ放送された。

機動戦士ガンダム00

クリスティナ・シエラ

プトレマイオスの戦況オペレーターの一人。「クリス」の愛称で呼ばれている。
お気楽な性格であり、当初は後方担当と言うこともあり、いざ戦闘に参加した際は混乱する一幕もあった。

同じ戦況オペレーターのフェルト・グレイスには何度かアプローチをして、彼女にコミュニケーション能力を身に付けさせようとしており、フェルトもクリスのアプローチに辟易しながらも常に自身を気にかけてくれる彼女を「姉」と本当の家族のように慕っていた。

国連軍の総攻撃を受ける中、絶望的な状況を感じ取り、嘘をついてフェルトを退艦させた後、ブリッジに迫る砲撃の光に戦慄する。その砲撃からはリヒティの決死の行動で助けられ、自身の身体と自分への告白を受け入れ、絶命した彼の身体を抱きしめる。

しかし、即死こそ免れたものの砲撃で破砕されたブリッジの機器の大きな破片が背中に突き刺さって既に致命傷を負っており、こちらの安否を確認するスメラギの通信に答え、フェルトに吐血混じりの遺言を告げた後、リヒティの身体を抱きしめたまま、プトレマイオスの爆発に巻き込まれて戦死した。

クリスティナ・シエラ

国連軍との最終決戦において、戦闘時に被弾の危険性が高いブリッジからフェルトを強襲用コンテナに避難させるが、GN-Xの攻撃でブリッジが破壊され、リヒティと共に致命傷を負ってしまう。

その際、機械化された彼の体に衝撃を受けるも、彼の想いを受け入れ、艦の爆発に巻き込まれて死亡した。

クリスティナを庇って致命傷を負うリヒティ。機械化された彼の体に衝撃を受けるクリスティナ。

クリスティナ・シエラはリヒティ想いを受け入れ、艦の爆発に巻き込まれて死亡した。

「クリス」とリヒティの死はソレスタルビーイングメンバーに深い心の傷を作った

ルイス・ハレヴィ

「機動戦士ガンダム00」のヒロインの1人。声優:斎藤千和 
もう一人の主人公沙慈・クロスロードの恋人で、スペインの名家ハレヴィ家のご令嬢である。 
わがままな所があるが、明朗で活発な少女。

ルイス・ハレヴィ

次の戦場へ向かう途中で偶然、ルイス・ハレヴィとその家族が同席していた結婚式を見付け、 「自分達は世界を変えるために戦ってるのに呑気に楽しそうなのが気に入らない」という理由で 「死んじゃえばいいよ」 という一言と共にビームライフルを発射。彼女の両親と親戚を皆殺しにしただけではなく左手を失う大怪我を負わせた。

ネーナ・トリニティのどうしようもなく身勝手な性格、気が向くままに破壊行為や殺戮行為を楽しむ残虐さ、単なる気まぐれで起こした行動が多くの無関係の人間の人生を狂わせる。

外道キャラの「ネーナ・トリニティ」は、ルイスの両親と親戚を皆殺しにしただけではなく左手を失う大怪我を負わせた

ネーナ・トリニティは「ガンダムスローネドライ」に搭乗し、情報収集や撤退支援、ステルスフィールドによるジャミングなどを担当。

親戚の結婚式のためにスペインへ帰郷した矢先ネーナ・トリニティの襲撃で家族を皆殺しにされた上に自身も左手を失うなど、沙慈に多大ショックを与えた。その後は彼の邪魔になると考えたのか、「宇宙で待ってる」と約束を交わして別離することとなった。 

『ガンダム』への深い怨恨を抱く中、リボンズ・アルマークと出会い彼のスポンサーとなり、その手引きによってアロウズのパイロットとなる。 

GN粒子による細胞異状を抑える為のナノマシン錠剤を服用しており、一種の薬物依存症とななっていた。先の攻撃で失った左手はそのせいで再生治療ができないため、義手をつけている。 
髪はロングヘアーからショートボブへ切りそろえられている。 

沙慈とは長い間連絡を取っていなかったが、偶然が重なった結果ダブルオーライザーの作りだした量子空間で再会、沙慈への想いとガンダムへの恨みの間で葛藤に苦しむようになる。 

しかし、リボンズの与えたナノマシン錠剤には人間のイノベイター化を促進させる効果があり、イノベイターと似た存在へと変貌し、自分からすべてを奪ったネーナに復讐を果たしても心が晴れることはなく、次第にリボンズの命令に従順になっていく。 

最終決戦において細胞異常の進行で一旦絶命したかに見えたが、沙慈の慟哭に呼応するかのように刹那の発動させたトランザムバーストによって蘇生、正気を取り戻す。 
戦後は細胞異常も完治、沙慈と共に療養生活を送る。

ルイス・ハレヴィは、ネーナ・トリニティの襲撃で家族を皆殺しにされた上に自身も左手を失う。

ルイス・ハレヴィ「パパとママを殺した、あの時のガンダム!!」

リボンズの配下として現れたルイスのレグナントと遭遇。 
「パパとママを殺した、あの時のガンダム!!」という発言に対し「家族の仇!? 私にだって居るわよ!! 自分ばっかりいい子ぶって!!」と憤りをぶつけながらドライで応戦するが、既に型落ち同然であった4年前の機体ではその性能差は如何ともしがたく、あえなく機体は撃墜。 

断末魔は『ちくしょおおおぉぉ!』。ルイスの憎悪の原因が自分ということを理解出来ないまま散っていった。自業自得とも呼べるが、何処か悲壮感を漂わせているかのような最期であった。

ルイスのレグナントは、ガンダムスローネドライを駆るネーナを倒し、復讐を遂げる。

ユリン・ルシェル、ルウ・アノン(機動戦士ガンダムAGE)

「機動戦士ガンダムAGE」 2011年~2012年放送のガンダムTVシリーズ。歴代ガンダムシリーズのテレビアニメ作品の14作目。

ユリン・ルシェルは「生きるのって難しいね」とフリットへ呟き、悲しい最期を迎えることになった。

ユリン・ルシェル
声 - 早見沙織
女性、15歳。UEの襲撃によって家族を亡くし、「ノーラ」内の施設で暮らしていた。Xラウンダーの能力を持つ。アジア系の血筋で、長い黒髪を三つ編みにしている。身長148cmで、フリットよりも1cm高い。

コロニー「ミンスリー」で有数の大富豪バーミングスの養女となることが決まっていたが、それを拒絶して施設を飛び出した。逃避行の途中で「ノーラ」の崩壊が始まり、窮地に陥ったところをフリットのAGE-1に救出される。AGE-1に同乗中はXラウンダーとしての能力でフリットを助け、「ノーラ」脱出やUEの撃破に貢献する。

その後本来の引き取り手であるバーミングスの屋敷に迎えられて以降も、彼と新たな家族関係を築くことができずにいたが、UEとの決戦の準備のため「ミンスリー」を訪れたフリットと再会する。

フリットと束の間の一時を過ごし、決戦の日を迎え屋敷を離れる彼と、お互い再び生きて会う約束を交わすが、その後ユリンの能力に目を付けたデシルたちに拉致され、Xラウンダー専用機「ファルシア」のパイロットとしてフリットと望まぬ再会を果たす。

デシルに機体を操られるままフリットを追い詰めていくが、最期はとどめを刺そうとするデシルからフリットを庇うような形で戦死する。最期の瞬間は、フリットと心を通わせるような演出がなされた。

ユリン・ルシェル

ユリンとフリットは想いを寄せ合いつつあった

ユリン・ルシェルは、Xラウンダー専用機「ファルシア」のパイロットになる

ユリン・ルシェルの能力に目を付けたデシルたちに拉致され、Xラウンダー専用機「ファルシア」のパイロットとしてフリットと望まぬ再会を果たす。

フリット編のクライマックスで、ユリンが搭乗した悲劇の機体、ヴェイガンのXラウンダー用MS「ファルシア」がHGで登場!

HG 1/144 ファルシア (機動戦士ガンダムAGE)

HG 1/144 ファルシア (機動戦士ガンダムAGE)

HG 1/144 ファルシア (機動戦士ガンダムAGE)

ユリン・ルシェルは、とどめを刺そうとするデシルからフリットを庇うような形で戦死する。ララァ・スンのオマージュ。

デシルに「武器」として利用され、UEの新型MS「ファルシア」のパイロット…というよりはXラウンダーの共振のためのユニットという扱いで出撃させられる。

そして自分の意思とは関係なくフリットを攻撃してしまうことに苦しんでいく。

ユリン「フリット・・・会いたかった・・・」

シャアを庇うような形で戦死するララァ・スンのオマージュだと思います。

ユリン・ルシェルは、とどめを刺そうとするデシルからフリットを庇うような形で戦死する。

ユリン「フリット・・・生きるのって・・・・難しいね・・・・・・」

明らかにララァ・スンのオマージュ。

ユリーーーーーーーン! ユリンの死は、フリットの心に大きな傷を残した。

ルウ・アノンは、キオとの念願の外出を果たすが、その翌日に安らかな表情で息を引き取った。

ルウ・アノン
声 - 伊藤かな恵
女性、12歳。ディーンの妹。末期のマーズレイよる病に侵されており、自宅でほとんど寝たきりの生活を送っている。

普段は明るく天真爛漫に振る舞っているが、いずれ自分に訪れる死に怯えている。長い闘病生活の反動から再び外を出歩くことを夢見ており、風景や自分がやりたいことを絵日記に描くことで気を紛らわせている。

ディーンに招かれたキオに興味を抱き、やがて淡い想いを寄せる。キオがイゼルカントからもらってきた薬によって一時的に病状が安定し、キオとの念願の外出を果たすが、その翌日に安らかな表情で息を引き取った。

ルウ・アノン

ルウはディーンに招かれたキオに興味を抱き、やがて淡い想いを寄せる。

ルウ・アノンは、キオがイゼルカントからもらってきた薬によって一時的に病状が安定し、キオとの念願の外出を果たす

ルウ・アノンは、キオとの念願の外出を果たすが、その翌日に安らかな表情で息を引き取った。

フミタン・アドモス(機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ)

「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」 2015年放送のTVアニメ。ガンダムTVシリーズ第16作。

フミタン・アドモスは身を挺してクーデリアを庇い、その凶弾に倒れる。

フミタン・アドモス

フミタン・アドモスはバーンスタイン家に仕える侍女。 クーデリア・藍那・バーンスタインの付き人であり、アーヴラウ政府との交渉の為に地球へ向かうクーデリアに同行する。

クーデリア・藍那・バーンスタイン

フミタンはノブリスの刺客の狙撃から身を挺してクーデリアを庇う

フミタン・アドモスは身を挺してクーデリアを庇い、その凶弾に倒れる。

『機動戦士ガンダム』(宇宙世紀)シリーズの歴史(宇宙世紀0079年「一年戦争」前後から宇宙世紀0096年頃「機動戦士ガンダムUC RE:0096」まで) - Middle Edge(ミドルエッジ)

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