「レディ!レディ READY! LADY 」とは?
大女優・桃井かおりと脱・お嬢様系を目指す薬師丸ひろ子のW主演

映画キャッチコピーは「ケンカ売ります、ケンカ買います。」
レディ!レディ READY! LADY - 作品 - Yahoo!映画
「レディ!レディ READY! LADY 」は1989年に公開された日本映画です。
薬師丸ひろ子、桃井かおり2人の初共演は1984年公開の「メインテーマ」。恋のライバル役を演じた2人が再共演したこの作品では叔母と姪の関係に!
沖縄の美しい自然をバックに薬師丸ひろ子が映える「メインテーマ」をご紹介します。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
監督は「ほんの5g」の太田圭。

福山雅治の初出演作品としても、「知名度の高くない名作」としても知られる作品。
福山 雅治 : モヘッちゃってますよ ㈲原田建装
「アルゴプロジェクト(現・アルゴ・ピクチャーズ)」第一回上映作品でもあります

バービーボーイズのKONTAこと近藤敦の出演も注目されました

バービーボーイズは1980年代、絶大なる人気をを得ていたロックバンド。男女混成のダブルボーカルがカッコ良かったです。
BARBEE BOYS − 目を閉じておいでよ ( 邦楽 ) - 気ままに気楽に - Yahoo!ブログ

KONTA(コンタ)はボーカル・ソプラノサックスを担当。甘いマスクに印象に残る歌声、ビジュアル的にも文句なし!人気ありました!1992年に解散。翌年からはソロ活動を開始する。
ヤフオク! - 「konta」の検索結果
主題歌は薬師丸ひろ子「Windy Boy」
キャスト
高橋亮子 薬師丸ひろ子

「呑む・打つ・買う」を地で行くパワフルな女。萌子の姪。
けん
菅野萌子 桃井かおり

亮子の叔母。銀行に勤めるキレッキレのキャリアウーマン。
けん
吉野喜一 近藤敦

亮子がバイトする事になるパン屋「らくだ」の店主。
けん
ストーリー

都内の大手都市銀行の支店で次長、バリバリのキャリア・ウーマンの菅野萌子。恋人の雲井との短い時間を大切にしながらも忙しく充実した日々をおくっていた。
そんなある日、自由奔放で騒々しい、パワフルな姪の高橋亮子が田舎からバイクに乗り上京してきた。
仕事も恋もオシャレでスマートな都会派・萌子と、亮子の気が合うはずがない。強引に居候する亮子と内心早く出て行って欲しい萌子。
一つ屋根の下で同居しながらも、2人は顔を合わせれば喧嘩ばかり。

ことあるごとに萌子に反発するが、ちゃっかり居候を決め込む亮子。
けん
萌子からデザイン会社への就職先として紹介されるが気に入らず、萌子と喧嘩してるか1日の大半をブラブラして過ごす亮子だった。萌子が九州出張で不在のある日、偶然に入ったパン屋「らくだ」で店主の吉野喜一と知り合った。亮子はさっそくパン屋で働くことに決めたのだった。これには萌子は呆れるばかり。

支店の次長として、日々厳しく行員達を指導する萌子!
けん

ふざけてるのか?本気なのか?、いちいち萌子のカンに触ることばかり言う亮子。萌子の堪忍袋の緒はもう、切れる寸前。
けん
実は吉野には銀行から金を借りられずに自殺をしてしまった父親がいた。父親を自殺に追い込んだ銀行への復讐に燃える吉野は、萌子の勤める銀行を爆破しようと緻密な計画を立てていた。
亮子は吉野のプライベート(別居はしているが離婚はしていない妻がいる)や銀行爆破計画の事を知ってしまい、どうにか阻止しようと奮闘していた。
一方、萌子は『女性初の支店長』として九州への転勤を決めてしまおうか、それともこのまま東京でバリバリ働きながら、ビリヤード店のオーナー雲井との恋を続けるかを思い悩んでいた・・・。

萌子の恋人・雲井はハスラー(!)
Twitter民の間で今も話題にのぼる『レディ!レディ READY!LADY』
私的、見どころ!
2人の殴り合い!

まずは亮子が萌子を平手打ち!
けん

2発目の平手打ちをお見舞いしようと腕を振りかぶる亮子だったが・・・
けん

萌子が猛反撃!亮子の後頭部を叩きつける!背中を押さえつけて尻を叩く!クッションを叩きつける!
けん
「うっせぇババアだな!」「あんたが来てから、怒りすぎて顎がおかしくなっちゃったわよ!」といった日常の口喧嘩や小競り合いの積み重ねと、お互いの思いが爆発して引き起こされた大喧嘩!
思い切り喧嘩できるのも、憎しみではなくお互いを信じ信頼しているから。
22歳の亮子

「薬師丸ひろ子」という女優さんが、人気を不動のものにした数々の少女役・女子大生役を経て本格的な大人の女性役への一歩目!のような作品です。
主人公の亮子は22歳。少女から大人へ、嫌でも変化をしていく時期です。自由奔放な性格で、「他人の目なんて気にしない!私は私!」と息巻いていますが、心のどこかでは年齢によって生じる変化を、頭のどこかでは萌子の言う事・生き方に学ばねばならないことをわかっている亮子。
その葛藤を薬師丸ひろ子がパワフル・豪快に演じ、桃井かおりという大女優が、コメディタッチでありながらも、とうてい理解できない感性の持ち主である姪との共同生活から生じる自身の感情の変化を、
都会で必死に生きるキャリアウーマンの悲哀さえ感じさせる素晴らしい演技で締めています。
桃井かおりのキャリアウーマン

肩パットの入ったジャケット(亮子いわく、鎧)にタイトスカート。ゴールドの指輪にイヤリング。今観るとすご~く時代を感じるくらいダサいんですけど、映画の公開当時は「カッケ~♡」とため息をつくような大人スタイルでした。ちなみに、パジャマは花柄♡のギャップが面白い。