「喜多郎の十五少女漂流記」とは?

ところで喜多郎って?

全国から31009人が応募した15人の少女のオーディション

歌の審査では「踊るポンポコリン」を熱唱♪
けん

15人の少女達が決定!美少女ばかり♡
けん
主題歌はジョン・アンダーソン「Island of Life」
イメージソングは「ロマンスBU・SO・KU」奥山佳恵&フィフティーン・キャンプ

左から山本未来、奥山佳恵、小牧芽美(桂役)
ロマンスBU・SO・KU/奥山佳恵&フィフティーン・キャンプ: アイドルポップスレビュー『夢は眠らない』
キャスト
千夏 奥山佳恵

明るく裏表のない性格。みんなのリーダー的存在。
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未来 山本未来

アメリカからの帰国子女。日本での学生生活に不満を持っている。
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綾 田山真美子

タバコを隠し持っているなど、ちょっと不良っぽい。
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玉恵 鈴木美恵

お調子者のムードメーカー。宴会芸(?)でメンバーを盛り上げる。
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利絵子 牧野利絵子

千夏の妹。中学生。日記を勝手に読んだ千夏と喧嘩し、インドネシアで過ごしていても怒りはおさまっていない。
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他メンバー智美・麻里子・純・桜・桂・康子・可奈子・水麿子・留里・優貴を合わせて総勢15人の少女達
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ストーリー

日本から交換留学生としてインドネシアを訪れていた高校生12人に中学生3人、総勢15人の少女たち。最終日の前日は、1日自由行動となる。普通の観光コースではなく無人島に行ってみよう!と千夏が提案する。嫌がるメンバーもいたが、「願い事が何でも叶う、伝説の島かもよ?」と言われ、結局全員で酔っ払いの船長と共に無人島へ向かうことにした。

願い事が叶い、みんなが幸せになれるという伝説の島。
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クルーザーではなく古い小さな船に酔っ払いの船長。「ノープロブレム!」と言われて明るい表情で全員船に乗り込んだ。
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船ではテンションマックス!全員で「ひょっこりひょうたん島」を熱唱。勝手に船に絵を描いたり賑やか。
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濃い霧の中から無人島が司会に入ってきた。明日の午後には飛行機に乗って日本に帰る。夕方まで思いっきり遊んで過ごそう!と泳いだり、歌ったり、それぞれ全力で無人島を満喫していた。

すぐに水着に着替えてはしゃぐ少女たち。
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ビーチバレーを楽しむ!
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泳げない同士の智美と千夏の妹・利絵子。日記を勝手に読まれた悔しさや怒りで「智美さんがお姉さんだったら良かった!」と愚痴をこぼす。
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玉恵たちの余興は植木等のスーダラ節!みんな大ウケ!
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しかし、彼女達が楽しんでいる間に、船の錨を引き上げようとしたがロープが切れ、その反動で船長は海に投げ出されてしまう。錨が切れた船は、誰も気づかぬまま沖へと流されていった。

船長の履いていたビーチサンダルが海面に。船長が浮かび上がってくることはなかった。
けん
船がないことに気づいたが、翌日に迎えに来るよ!とみんなの不安を取り払おうと明るく努める千夏。
しかし、朝になっても船はやってこなかった。千夏は、不安や不満を抱えバラバラの15人の少女をまとめる為にルールを作り、自活を始める。千夏の強引なやり方に未来はついていけず、単独行動をし、とうとう一人暮らしを始めてしまう。そんな中、重大事件が起こる。麻里子が妊娠している事をみんなに告白したのだ。

水がなく熱中症で倒れる妹に優しい言葉一つかけることができない。
けん

島を探索していると海岸に出た。そこには自分達を乗せてきた船の残骸が浮かんでいた。船が迎えに来ることを信じていた千夏は頭を抱える。未来はまだみんなには教えないほうが得策と思っているようだ。
けん

船の残骸を見つけた千夏は、長引くであろう遭難生活を考えて、「当番を決める・自分勝手な行動はしない・この島にないものは言ってはいけない」というルールを提案する。が、それを聞いた綾の怒りが爆発する。他のメンバーからも「あの船に乗ろうって言い出したの自分のくせに偉そうに!」等と不満が次々に出てきた。
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そこへ、未来がみんなの前に船の残骸を持ってきた。その残骸には、絵の上手な桜が船に描いたイラストが。全員が、「迎えはもう来ない」と現実を突きつけられた瞬間だった。
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単独行動をしてルールを守らない未来を責めると「押し付けられるのがキライなの。今のあなたを見てると息がつまりそう」と相手にされない。
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妊娠を智美に相談する麻里子。話し込んでいるうちに狼煙を上げる役割を忘れてしまう。
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狼煙をあげなかった麻里子に「足手まとい!」と言い放つ千夏。妊娠を告げられると更に麻里子を責めてしまい、みんなから孤立していく。
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麻里子の妊娠の告白から程なくして悲劇が起きる。貝を獲っていた利絵子が溺れて死んでしまう。
仲直りもできないまま。千夏は立ち直れず抜け殻のようになるが、そんな彼女を慰めてくれたのは未来だった。「この島の、自然のルールに従おう」と。
自然が千夏を癒そうとしていた矢先、ヘリコプターの音を聞き、みんながパニックになり「狼煙をあげなきゃ!」とあちこちに火をつける。火事で家が焼けてしまい、絶望した麻里子は自殺しようとする。

「綺麗な貝を見つけたんです!」潜って貝を採るが、貝を入れていた網が岩に引っかかり浮き上がれず溺れてしまった利絵子。
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必死に人工呼吸や心臓マッサージをするが息を吹き返さなかった。手には「お姉ちゃんの誕生日プレゼントに」と頑張って探した美しい貝が。
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抜け殻のようになる千夏。
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座り続ける千夏に「当番をやりなさいよ!あんたが決めたルールでしょ!」と綾。落ち込む千夏を励ます綾なりの言葉だったが、千夏の耳には届かない。
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「自然のルールに従いましょう!」「私前世はこの島の動物だった気がするの」と、未来は自然を愛し、島で生きていく覚悟だ。
けん

「狼煙を上げる」=火をつける。みんなが手当たり次第に木や植物に火をつける。この島の自然を愛している未来は「どうしてこんな酷いことするの!!」と絶叫する。
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火事で家がなくなり茫然自失の14人の目に入ってきたのは、卵から産まれたばかりの海亀が、一所懸命砂浜から海へ向かっていくところだった。
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「頑張れ!」「負けるな!」14人は海亀の赤ちゃんを自分自身に重ね、また頑張ろう!と立ち直るのだった。
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「お腹の中の赤ちゃんも必死にいきてるんだよ」千夏も麻里子を、海亀の赤ちゃんを応援しているうちに、利絵子の死から完全に立ち直った。
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生まれてくる新しい命のためにもう一度家を作ろうと、14人は団結する。この島で暮らしていく覚悟を決めたのだ。そして麻里子が男の子を出産。14人は自然や生命の尊さを実感していく。
ある日、利絵子の墓の前に立っていた千夏は海に船の姿を見つけた。ようやく救助される少女達。船の中、遠ざかる無人島を、14人は複雑な表情でただただ、見つめ続けていた。

「家がないと赤ちゃんに笑われちゃうよ!」頭にバンダナを巻き、木を切り倒そうとする千夏。リーダー復活、初めてみんなが団結!
けん

こんな立派な家が立ちました!ゆりかごやブランコなど赤ちゃんの為に作った物もたくさんあります。
けん

船を見つけ狼煙を上げる千夏。利絵子の墓に語りかける。「利絵、やっと帰れると思ったらさ、なんだか変なんだ。ずっとこの島にいたい気がして」
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