全日本メンバーの必殺技
スーパーファミコンに登場した「キャプテン翼III 皇帝の挑戦」。
前作までの基本的なシステムはそのままに、スーパーファミコンの性能を最大限に活かした派手な試合演出が大きな特徴だ。
ハードの性能が上がった分、必殺技の種類も格段に増えている。
まずは全日本の必殺技から見ていこう。
大空翼
ドライブシュート
オーバーヘッド
ドライブオーバーヘッド
ツインシュート
サイクロン
ネオサイクロン
ヒールリフト
ドライブパス
翼くんは主人公だけあって必殺技の数がとても多い。
ドリブル中はもちろんのこと、高い浮き球と低い浮き球、全てに対応できる万能性も魅力だ。
ドライブオーバーヘッドやサイクロンなどの強力な必殺シュートはガッツの消費も激しいので、ヒールリフトでキーパーを抜くという手を多用した人も多いはずだ。
日向小次郎
タイガーショット
ネオタイガーショット
ライトニングタイガー
オーバーヘッド
タイガーオーバーヘッド
ごういんなドリブル
タイガータックル
東邦コンビ
猛虎・日向小次郎はパワー系の技に特化している。
タイガーオーバーヘッドは低いボールに対する技なので、高低どちらのセンタリングにも合わせられるのが特徴。
まさに日本のエースストライカーだ。
岬太郎
ジャンピングボレー
ツインシュート
オーバーヘッドツイン
ムーンサルトパスカット
ゴールデンコンビ
岬くんの必殺技は翼くんとのコンビ技が多い。
1人で使えるのはジャンピングボレーとムーンサルトパスカットくらいだが、基本ステータスが高いので攻守に渡って活躍できるだろう。
オーバーヘッドツインは岬くん側からのみ発動できる技であることに注意が必要だ。
多くの選手が必殺技を扱える全日本
その他にも、全日本には必殺技を持った選手が大勢いる。
特に、強力なディフェンス技を持ちながら攻撃にも参加できる松山くんや早田くんは、全日本にとって大きな戦力になるだろう。
また、必殺技の持ち数が翼くん・日向くんに次いで全キャラ中3位となっているのが立花兄弟。
能力値はやや低めだが、攻守にわたって見せ場が訪れるはずだ。
石崎くんが必殺シュートを編み出していることも忘れてはいけない。
東西統一を果たしたドイツの必殺技
「キャプテン翼III」では、時代を反映して西ドイツからドイツに国名が変更された。
東西ドイツが統合したことで戦力もアップしている。
そして前作での準決勝敗退がゲルマン魂に火を付けたのか、今作では世界各地に選手を派遣して実力の向上を図り、ラスボスとして立ちはだかることとなる。
カール・ハインツ・シュナイダー
ファイヤーショット
ネオファイヤーショット
オーバーヘッド
ドイツの若き皇帝・シュナイダーは、今作で行われる国際大会に国の威信をかけて臨んでくる。
その決意の現れとも言うべきネオファイヤーショットはとてつもなく強力な必殺技で、一度放たれたら最後、どんなシュートでもこぼれ球にする石崎くんの顔面ブロックくらいでしか止めるすべはないだろう。
さらに、ドイツがリードされている状態だと能力がアップする「皇帝の怒り」という隠しスキルを所持している点も要注意だ。
カペロマン
サイドワインダー
ゲームオリジナルキャラクター・カペロマンはサイドラインの近くにいると能力値が上昇するというライン際の魔術師。
カルツ、シェスターらと形成する中盤は非常にやっかいだ。
必殺シュートのサイドワインダーは非常に強力だが、ペナルティエリアの中に入ると能力が激減するという性質がある。
その他のドイツ選手
シュナイダーとツートップを組むFWには、ブラストヘッドを使うマーガス。
トップ下にはトップスピンパスを放つメッツァ。
さらにはハリネズミドリブルのカルツや、スパイラルパスカットを持つシェスターなどが中盤を支配する。
唯一、DF陣には必殺技を持っている選手はいないが、GKにはあのデューター・ミューラーが控えているのでゴールを奪うのは簡単ではないだろう。
攻守に全く隙がなく、まさに今作最強のチームである。
タレント豊富なブラジルの必殺技
前作のラスボス・ブラジルユース。
11人中10人もの選手が必殺技を使えるという人材の宝庫だ。
さすがサッカー王国とも言うべきこのブラジルの中で、特に注意が必要な2人を紹介しよう。
カルロス・サンターナ
分身ドリブル
ミラージュシュート
リーサルツイン
オーバーヘッド
ブラジルにおける翼のライバル・カルロスは今作も健在。
分身ドリブルやミラージュシュートなど前作に登場した技を始め、コインブラとの合体技であるリーサルツインにも要注意だ。
アルツール・アンチネス・コインブラ
マッハシュート
リーサルツイン
オーバーヘッド
スーパーストライカーの異名を持つコインブラ。
その最大の武器は、一般的な選手の2倍と言われる驚異的なドリブルスピードだ。
彼にボールが渡ってしまえばマークにすら付けず、ボールを奪うことは困難だろう。
ちなみに、アルツール・アンチネス・コインブラという名前はジーコの本名と同じだったりする。
その他の主な必殺技
「キャプテン翼III」には必殺技を持つ海外選手がその他にも数多く存在する。
その一部を紹介しよう。
エル・シド・ピエール
スライダーシュート
シュペルエッフェル
スライダーキャノン
フランスの司令塔・ピエールは今作から新たな武器を手に入れた。
シュペルエッフェルはゴールデンコンビやジェミニアタックのような連続ワンツー技。
スライダーキャノンはナポレオンとのツインシュートで、浮き玉ではなくドリブル状態から放つ必殺技となっている。
ファン・ディアス
前転シュート
ドライブシュート
マラドーナ2世と呼ばれるアルゼンチンの天才、ファン・ディアス。
その前転シュートは翼がネオサイクロンを生み出すキッカケとなった。
試合中にランダム発動する「天才の証明」というスキルは、ドリブルの能力値が大きく上昇し、移動スピードも2倍になるという超強力な技。
原作の8人抜きドリブルを再現したもので、こうなったディアスには手がつけられない。
ミハエル
ローズダンサー
ローズバスター
アメリカ代表のミハエルは、石崎くんと妙な因縁を持ったキャラクター。
バラの花を背景に華麗なステップを刻み、強烈なシュートを放ってくるクセ者だ。
彼のローズバスターをヒントに、石崎くんは必殺シュート・ヤマザルバスターを開発した。
条件付きで発生する隠しワザ
「キャプテン翼III」には通常のプレイではなかなか見られない隠し必殺技が存在する。
最後にそれら幻の必殺シュートを紹介しよう。
奇跡のカウンターシュート
敵が放った必殺シュートを必殺シュートで打ち返すという特殊な技。
使えるキャラクターは翼、日向、シュナイダーの3人だ。
敵と接触した際、カウンターシュートを発動できる選手が2番目以降に行動し、敵が必殺シュートを放って来た時に低確率で発動する。
原作の続編では中国の肖俊光が反動蹴速迅砲というカウンター技を使うが、それとほぼ同じ原理のようだ。
ドライブタイガー
翼くんと日向くんのツインシュート。
原作の西ドイツ戦で放った夢のシュートだ。
詳しい発動条件は明らかにされていないが、必殺シュートを敵キーパーに何度も止められ続けると翼くんのカットインが入って発動することができる。
ファイヤードライブ
最後に紹介するのが、このファイヤードライブという翼とシュナイダーのツインシュート。
「キャプテン翼III」では、オールスターモードという自分の好きな選手を集めたチームで対戦できるモードがある。
その時、翼とシュナイダーを同じチームに所属させると、このファイヤードライブを使えるのだ。
発動条件はドライブタイガーと同じように、何度か必殺シュートを外すこと。
シュナイダー側からのみ使える幻のコラボレーションシュートだ。
登場する必殺技は他にもいっぱい!
以上、「キャプテン翼III 皇帝の挑戦」の主な必殺技を紹介した。
これらは数多く登場する必殺技の中のごく一部にすぎない。
必殺技の応酬こそキャプテン翼の大きな魅力。
キミも「キャプテン翼III」で、その醍醐味を存分に味わってみよう!