1993年の大ヒット曲、横山輝一『Lovin' You(ラヴィン・ユー)』
実力を認められながらもヒットに恵まれなかった横山輝一が32歳にして、ようやく掴んだヒット曲『Lovin' You』。
作詞・作曲も横山輝一。
一度聴けば口ずさみたくなるダンスポップチューンと、伸びやかなハイトーンのヴォーカルが注目を浴び、オリコン最高順位14位まで上り詰めたスマッシュヒット。
TBS系 「1993年アルペンスキー世界選手権中継」 テーマソング
横山輝一本人はさらっと楽しそうに歌っているが、メロディーの高低差が激しく歌うのが非常に難しい曲である。
テンション上がる曲だけにカラオケで盛り上げようと何人もトライしては爆死した。
私たち素人は歌ってみないと、この人の凄さはわからないのである…。
デビューから現在まで 横山輝一ヒストリー
1961年2月6日、北海道生まれ
北海道芦別高等学校、札幌学院大学出身。
1981年、19歳の時、CBSソニーのオーデションで最優秀アーティストを受賞し、バンド『ステラ』のヴォーカルとして活動。
約2年をかけてレコーディングを行うがソロデビューに至らなかった。
1986年、ファンハウス(現:アリオラジャパン)より「ブギー・ウォーキン 君を忘れるための...」で待望のデビュー。

イケメンすぎる!横山輝一
4枚のアルバム、2枚組のベストアルバムを発表後、突然の活動休止を宣言して渡米。
音楽からしばらく離れたくて、最初の半年は何もしなかったという。
1991年、ポリスターへ移籍し再デビュー。
1992年、シングル「Get Love」をリリース。
ZOOのシングル「YA-YA-YA」の作曲を担当。
1993年2月10日発売の「Lovin' You」(ラヴィン・ユー)が大ヒット。
知名度が一気に上がり、音楽番組を中心に数多くのテレビ番組に出演した。
柿原朱美からの紹介で『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した際、横山は中西圭三を紹介している。
1996年、シングル「snow-white-snow」、アルバム『FLO』をリリース。
同年、BMGビクターへ移籍。シングル「愛したくて/Healing Tide」をリリース。
ブラックミュージックをベースにしたファンキーな楽曲を精力的に制作。
卓越した歌唱力で、コアなファンを獲得していったが、『Lovin' You』以降はヒットに恵まれなかった。
そのため『一発屋』と揶揄されることもある。
名の通り、「一」度だけ「輝」いたアーティストと…
『Lovin' You』以前・以後のどちらにも多くの良曲があるため、なぜヒット曲を連発できなかったのか私にはわからない。
楽曲提供&プロデュースで活躍。
優れた作曲センスにより、郷ひろみ・鈴木亜美・MAX・V6・Wink・EXILEなど多くのアーティストに楽曲を提供。
横山輝一、現在の活動
2016年現在もファンクラブ「CLUB FAN-KEY SLICE」でのイベントや、楽曲提供&プロデュースを中心に活動している。
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