エイベックス フェス「a-nation」
2002年、日本国内唯一の全国サーキット型の野外フェスとしてスタート!全国17都道府県でを延べ79公演、観客総動員数300万人以上を記録
「a-nation」はエイベックスが2002年より毎年行っているライブイベントです。元々、1993年、1994年に行われた「avex rave」や1995年に開催された「avex dance Matrix `95 TK DANCE CAMP」の流れを汲むイベントで、スタートは自社の所属アーティストのみでの開催でしたが他社のアーティストも参加するように変化し、ジャンル別、地域別など複数日に渡り開催されるようになりました。年代的に新らし過ぎるのでは?と思われますが意外なアーティストも参加しているんです。それでは、年代別に気になるアーティストをピックアップしていきましょう!
2016年は観戦してきました!
ミドルエッジ的 2016年「a-nation」参加観戦記 in 味の素スタジアム 8・28 - Middle Edge(ミドルエッジ)
2002年 (主な会場 お台場野外特設会場 他7箇所)
初年度の開催として「avex」所属のアーティスト達が中心で行われました。シークレットアーティストの参加もあり初回として永らく続く夏フェスのスタートを切りました!その中の注目アーティスト達です。

浜崎あゆみ 「Boys&Girls」(1999年)

TRF 「EZ DO DANCE」 (1993年)

globe 「DEPARTURES」(1996年)
globeの名曲「DEPARTURES」 発売から20年がたった今、MVが公開! – grape [グレイプ] – 心に響く動画メディア
7会場10公演
・富山総合運動公園陸上競技場
・安比高原野外特設会場
・呉港特設野外会場
・ハウステンボス特設野外会場
・仙台スポーツランドSUGO
・つま恋多目的広場
・南港WTCオープンエアスタジアム
・お台場野外特設会場
2003年(主な会場 お台場野外特設会場 他6箇所)
2年目の2003年も「avex」の所属アーティストのみでの開催だったのですが個人的にはありがたいライナップでした。どこか共通項のある共演でした。

Every Little Thing 「For the moment」(1997年)
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day after tomorrow 「My faith」(2002年)

Do As Infinity 「陽のあたる坂道」(2002年)
7会場11公演
・葛⻄臨海公園野外特設会場
・安比高原野外特設会場
・福岡海の中道海浜公園野外会場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・南港WTCオープンエアスタジアム
・広島港出島野外特設会場
・お台場野外特設会場
2004年(国営昭和記念公園野外特設会場他4箇所)
この年は色々ありましたがゲストを初めて迎え色んな物を吹き飛ばしてくれたフェスとなりました!会場は減りましたが熱い濃い2004年となりました。

mihimaru GT 「気分上々↑↑」(2006年)

T.M.Revolution 「HOT LIMIT」(1998年)

ポルノグラフィティ 「ヒトリノ夜」
5会場7公演
・富山総合運動公園陸上競技場
・福岡海の中道海浜公園野外劇場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・神⼾ポートアイランド2期
・国営昭和記念公園野外特設会場
2005年 (主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)
2005年になると諸問題のため野外ステージではなく「味の素スタジアム」のような競技施設にて開催されることになっていきます。サブステージも作られよりフェス的になりました。

鈴木亜美 「BE TOGETHER」1999年

hitomi 「LOVE 2000」2000年

島谷ひとみ「パピヨン」(2001年)
5会場7公演
・大分スポーツ公園ビッグアイ
・真駒内オープンスタジアム
・ポートメッセなごや野外特設会場
・味の素スタジアム
・神⼾ポートアイランド2期
2006年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)
メンバー的にはあまり飛び抜けたシークレットがいたわけではないがエイベックスのベテランたちが安定した活躍をした年となりました。

倖田來未 「キューティー・ハニー」2004年

ロードオブメジャー「大切なもの」2002年

大塚愛「さくらんぼ」2003年
5会場7公演
・国営越後丘陵公園野外特設会場
・福岡海の中道海浜公園野外劇場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・神⼾ポートアイランド2期
・味の素スタジアム
2007年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)
この年になるとメインの他に「サプライズ」「オープニング」「シューティング」「パワー」とステージやジャンル別が始まっています。これは裾のを広げるのにとても良いシステムだったと思います。エイベックスが昭和とコラボするきっかけになったのではないでしょうか?

My Littlie Lover「Hello,Again ~昔からある場所~」(1995年)

米米クラブ 「sure danse」1987年

東京プリン「私の彼はサラリーマン98」1998年
5会場7公演
・名取スポーツパーク
・愛媛県総合運動公園陸上競技場
・つま恋多目的広場
・神⼾ポートアイランド2期
・味の素スタジアム
2008年(主な会場 味の素スタジアム 他5箇所)
この年の目玉はなんと言っても最初で最後なのかはわかりませんが「安室奈美恵」の出演でした!この年に見に行けたファンは本当に幸せだったと思います。

安室奈美恵「太陽のシーズン」1992年

レミオロメン「粉雪」2005年
6会場8公演
・愛媛ニンジニアスタジアム
・宮崎県総合運動公園
・石川県⻄部緑地公園
・ポートメッセなごや野外特設会場
・みなと堺グリーンひろば
・味の素スタジアム
2009年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)
2009年には色んな事がありました。小室氏の3年ぶりのシークレットゲストや五十嵐氏がかって在籍していた「Every Little Thing」のサポートとして参加し会場を盛り上げました。

LINDBERG 「今すぐ Kiss Me」(1990年)

May J.「HERE WE GO」feat.VERBAL(m-fio)
5会場7公演
・熊本県農業公園(カントリーパーク)
・愛媛ニンジニアスタジアム
・ポートメッセなごや野外特設会場
・味の素スタジアム
・⻑居陸上競技場
2010年(主な会場 味の素スタジアム 他3箇所)
この年は会場が減ってしまったり新たな目玉アーティストが少ない年となってしまいました。しかし、若手にチャンスを与える試みは充実していたのではないでしょうか?

SPEED「White Love」1997年
4会場6公演
・愛媛県ニンジニアスタジアム
・ポートメッセなごや野外特設会場
・⻑居陸上競技場
・味の素スタジアム
2011年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)
この年はアイドル旋風の年となりました。「AKB48」「SKE48」等数多くのアイドル参加によって一部会場では雰囲気が変わった感じがしました。しかし、ちょっとした所におじさん達がグッと来る仕込みがありました。又、ファンションショー等新たな試みも見られました。

X-JAPAN(この時代は「X」)「紅」1989年

東京JAP 「摩天楼ブルース」1984年
5会場7公演
・愛媛県ニンジニアスタジアム
・福岡海の中道海浜公園野外劇場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・⻑居陸上競技場
・味の素スタジアム
2012年より会場を東京・大阪に凝縮しました
レーベルとジャンルの垣根を越えたスタジアムフェスに加えてタウンフェスが新たに登場!
2012年 (主な会場 味の素スタジアム 他5箇所)
この年は新たな試みが行われました。「music week」として4ヶ所の会場を7日に渡り開催、そして2ヶ所で大規模なフェスと言う開催でした。沢山のアーティストやなつかしいメンバーも集結し盛り上がった年となりました。

JUN SKY WALKER(S) 「歩いていこう」1989年1980
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真心ブラザーズ「どか~ん」1990年

SADS 「ストロベリー」2000年
観客総動員数:52万人
musicweek:30万人/Stadium fes.:22万人
2013年 (主な会場 味の素スタジアム 他2箇所)
2013年は「アイドル」を中心とした「IDOL NATION」とメインのスタジアムフェスとの構成になり会場も日数はありますが3箇所になり全体的には1日の厚みが薄くなりロック、POPSファンにはちょっと寂しいフェスとなりました。

氣志團「One Night Carnival」2002年
観客総動員数:70万人
island:40万人/Stadium fes.:30万人
2014年 (主な会場 味の素スタジアム 他3箇所)
2014年はさらに変革の年となりました。国内は東京のみの開催ですが、初の海外での公演(台北、シンガポール)に懐かしのレジェンド達の出演、それに加え個人的大好きなアーティストの初参加もあり勝手に盛り上がっていました!

相川七瀬「夢見る少女じゃいられない」(1995年)

ZIGGY「GLORIA」(1988年)※写真は1989年シングル盤

DEEN 「このまま君だけを奪い去りたい」(1993年)

PERSONZ「7COLORS-Over The Rainbow-」(1989年)

アーバンギャルド「修正主義者」(2007年)
観客総動員数:60万人
island:37万人/Stadium fes.:23万人

会場外観

会場風景
2015年 (主な会場 味の素スタジアム 他2箇所)
2015年は会場こそ減りましたが内容が濃く日程が長きに渡り行われ最新の注目バンドから飛んでもない大物の参加もあった年となりました。

ウルフルズ「ガッツだぜ!!」(1988年)

和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」(1972年)
観客総動員数:63万5千人
island:35万人/Stadium fes.:28万5千人

会場風景
いかがでしたか?「a-nation」の歴史。色々なアーティストが参加していましたね。そして意外な人も参加していたと驚かれた方もいたのではないでしょうか?2002年から自社のアーティストだけで始まったイベントも今では音楽界を巻き込んだ大きなイベントとなっています。今年も行われている「a-nation」。2016年に関しては又別にお送りできればと思っています。

2016年会場外観