BOOK OFF  元店長のオススメ  アーティスト&アルバム    番外編   エイベックス フェス「a-nation」とは?

BOOK OFF 元店長のオススメ アーティスト&アルバム 番外編 エイベックス フェス「a-nation」とは?

昭和から平成の初めに活躍したアーティストたち。時代の大きなうねりを私たちに音楽と言う安定剤を処方し続けてくれた作品をマニアックに紹介できればと思っております!今回は番外編のエイベックス主催の野外フェス「a-nation」!


エイベックス フェス「a-nation」

2002年、日本国内唯一の全国サーキット型の野外フェスとしてスタート!全国17都道府県でを延べ79公演、観客総動員数300万人以上を記録

「a-nation」はエイベックスが2002年より毎年行っているライブイベントです。元々、1993年、1994年に行われた「avex rave」や1995年に開催された「avex dance Matrix `95 TK DANCE CAMP」の流れを汲むイベントで、スタートは自社の所属アーティストのみでの開催でしたが他社のアーティストも参加するように変化し、ジャンル別、地域別など複数日に渡り開催されるようになりました。年代的に新らし過ぎるのでは?と思われますが意外なアーティストも参加しているんです。それでは、年代別に気になるアーティストをピックアップしていきましょう!

2016年は観戦してきました!

ミドルエッジ的 2016年「a-nation」参加観戦記 in 味の素スタジアム 8・28 - Middle Edge(ミドルエッジ)

2002年 (主な会場 お台場野外特設会場 他7箇所)

初年度の開催として「avex」所属のアーティスト達が中心で行われました。シークレットアーティストの参加もあり初回として永らく続く夏フェスのスタートを切りました!その中の注目アーティスト達です。

「a-nation」の中心アーティスト。そしてエイベックスを代表するアーティストの一人でもあります。1998年より歌手活動をしていますが、実は1993年よりモデルや女優としても活躍いていました。ですから芸能活動を考えると23年のベテランでもあるんです。紅白出場回数15回、シングル53枚と日本を代表とする女性シンガーです。「a-nation」は15回全て出演。

代表曲として他に「SEASONS(2000年)」「Voyage(2002年)」等があります。

浜崎あゆみ 「Boys&Girls」(1999年)

「avex」のベテランアーティスト。1992年に結成し翌年デビュー。avexの所属邦楽グループ第1号です。ダンス、テクノ、DJを取り入れたスタイルは日本邦楽界の先駆けではないでしょうか?
最近では、エクササイズDVDや「DJ KOO」がバラエティでブレイクし再注目されています。「a-nation」は15回全て出演。


代表曲として他に「survival dAnce(1994年)」「BOY MEET GIRL(1994年)」等があります。

TRF 「EZ DO DANCE」 (1993年)

小室哲哉率いるニューウェイブユニット。1995年にデビューします。「小室哲哉」「KEIKO」「マーク・パンサー」の三人組ですが、この年の「a-nation」では「X-JAPAN」の「YOSHIKI」が加入し周囲を驚かせました。結果、「YOSHIKI」は3年間在籍します。現在は「KEIKO」のリハビリの為活動は休止中ですかきっと復活してくれるでしょう!「a-nation」は4回出演。


代表曲として他に「FREEDOM(1996年)」「FACE(1997年)」等があります。

globe 「DEPARTURES」(1996年)

globeの名曲「DEPARTURES」 発売から20年がたった今、MVが公開! – grape [グレイプ] – 心に響く動画メディア

7会場10公演

・富山総合運動公園陸上競技場
・安比高原野外特設会場
・呉港特設野外会場
・ハウステンボス特設野外会場
・仙台スポーツランドSUGO
・つま恋多目的広場
・南港WTCオープンエアスタジアム
・お台場野外特設会場

2003年(主な会場 お台場野外特設会場 他6箇所)

2年目の2003年も「avex」の所属アーティストのみでの開催だったのですが個人的にはありがたいライナップでした。どこか共通項のある共演でした。

1996年に結成されたJ-POPバンド。「持田香織」「伊藤一朗」「五十嵐充」の三人組だったのですが、作曲を担当していた五十嵐氏が裏方に回りプロデュースに専念するため脱退し現在の二人組になります。現在ではドリカムと並ぶ貴重な長期に渡り活動するユニットとなっています。「a-nation」は14回出演。


代表曲として他に「Time goes by」「出逢った頃のように」等があります。

Every Little Thing 「For the moment」(1997年)

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2002年に鳴り物入りでデビューした「misono」「北野正人」「鈴木大輔」の三人組でプロデューサーは「MAX松浦」(松浦勝人)とサウンドプロデューサーとして元「ELT」の「五十嵐充」と言う気合いの入った構成でした。ちょっとどこかジャケットや音にも「ELT」を意識した所が感じられるのは私だけでしょうか?「a-nation」は2回出演。


代表曲として他に「faraway(2002年)」「DAY STAR(2003年)」等があります。

day after tomorrow 「My faith」(2002年)

1999年に結成された三人組ユニット。メンバーは「伴都美子」「大渡亮」「長尾大」でスタートしましたが2001年に長尾大が裏方に専念。あれ?このパターンって(笑)そうなんです。実はこの年の男女三人組のユニットは同じような流れで活動していくのでした。ドリカムしかりこの構成で長く活動するバンドでメンバーチェンジのないバンドってあるんですかね?再結成後も長尾氏は参加していません。三人での復活期待したいですね。「a-nation」は10回出演。
 

代表曲として他に「楽園(2004年)」「Yesterday&Today(2000年)」等があります。

Do As Infinity 「陽のあたる坂道」(2002年)

7会場11公演

・葛⻄臨海公園野外特設会場
・安比高原野外特設会場
・福岡海の中道海浜公園野外会場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・南港WTCオープンエアスタジアム
・広島港出島野外特設会場
・お台場野外特設会場

2004年(国営昭和記念公園野外特設会場他4箇所)

この年は色々ありましたがゲストを初めて迎え色んな物を吹き飛ばしてくれたフェスとなりました!会場は減りましたが熱い濃い2004年となりました。

2003年に結成された「hiroko」「mitsuyuki miyake」の自称「Hip-Pop」ユニットでこのフェス後にブレイクしていくことになります。デビュー曲からタイアップが多かったのですがCDの売り上げには繋がらず苦労しました。しかし、この曲でブレイクしてからは映画、アニメの主題歌を数々担当し「ボボボーボ・ボーボボ」「映画ドラエモン・のび太の新魔界大冒険」「映画クレヨンしんちゃん・超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」「遊☆戯☆王 ZEXAL」等担当しています。現在は無期限活動休止ですが是非「a-nation」での復活を期待したいアーティストです。 「a-nation」は9回出演。


代表曲として他に「約束(2003年)」「ツヨクツヨク(2006年)」等があります。

mihimaru GT 「気分上々↑↑」(2006年)

1995年に「西川貴教」のソロプロジェクトとして活動開始。「浅倉大介」をプロデューサーに迎え快進撃が始まります。初のエイベックス以外のアーティストとして参加し会場を大いに盛り上げました。現在でも活躍している20年のキャリアを持つベテランアーティストである。「a-nation」は4回出演。

代表曲として他に「WHITE BREATH(1997年)」「蒼い霹靂(1998年)」等があります。

T.M.Revolution 「HOT LIMIT」(1998年)

1999年に「岡野昭仁」「新藤清一」「Tama」の三人組で「アポロ」でデビュー。2004年に「Tama」が脱退し現在では二人組ユニットとして活躍中です。2004年のこのイベントにはTMRと共に初のエイベックス以外のアーティストとして参加しました。実はこの「ヒトリノ夜」のオリコン12位以外、すべてのシングルがベスト10入りと言う記録を持っています。この曲いいのになあ~(笑)「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「サウタージ(2000年)」「アゲハ蝶(2001年)」等があります。

ポルノグラフィティ 「ヒトリノ夜」

5会場7公演

・富山総合運動公園陸上競技場
・福岡海の中道海浜公園野外劇場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・神⼾ポートアイランド2期
・国営昭和記念公園野外特設会場

2005年 (主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)

2005年になると諸問題のため野外ステージではなく「味の素スタジアム」のような競技施設にて開催されることになっていきます。サブステージも作られよりフェス的になりました。

1998年にデビュー。歌姫時代の一角を担っていました。色々な事がありこの2005年よりエイベックスの所属となり「a-nation」への初登場となりましたが、元々「小室哲哉」のプロデュースで「ASAYAN」から飛び出し活躍をしていたのでエイベックスとは深い関係があったのだと思います。「a-nation」は10回出演。


代表曲として他に「white key(1998年)」「FREE  FREE(2007年)」等があります。

鈴木亜美 「BE TOGETHER」1999年

hitomi 「CANDY GIRL」1995年
1994年にデビューした小室ファミリーの一人。「タイアップの女王」と言われCMやアニメ等のタイアップ曲は60曲以上あります。しかし、オリコン3位が最高でセールスとは中々結びつきませんでした。ところが「hitomi」は色あせる事はありませんでした。そうです。記憶に残る名曲が多かったのです。是非個人的にソロライブに行ってみたいアーティストの一人です。「a-nation」は9回出演。


代表曲として他に「CANDY GIRL(1995年)」「SAMURAI DRIVE(2002年)」等があります。

hitomi 「LOVE 2000」2000年

1999年演歌歌手としてスタートを切った彼女は、演歌チャート1位のデビューを飾り前途洋々のスタートを切りました。しかし、2000年にPOPSに転向すると2001年にこの「パピヨン」でスマッシュヒットを獲得し、その後「ヴィレッジ・シンガーズ」の「亜麻色の髪の少女」が大ヒットとなり「カヴァーの女王」と呼ばれるようになります。その後は歌唱力を認められミュージカルにて活躍を繰り広げています。「a-nation」は2回出演。

代表曲として他に「亜麻色の髪の少女(2002年)」「元気を出して(2003年)」等があります。

島谷ひとみ「パピヨン」(2001年)

5会場7公演

・大分スポーツ公園ビッグアイ
・真駒内オープンスタジアム
・ポートメッセなごや野外特設会場
・味の素スタジアム
・神⼾ポートアイランド2期

2006年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)

メンバー的にはあまり飛び抜けたシークレットがいたわけではないがエイベックスのベテランたちが安定した活躍をした年となりました。

2000年にデビューした倖田來未出世作であり、彼女の転換期となった1曲はA面シングルではありませんでした。しかし、アニメ「キューティー・ハニー」のカヴァーには苦労もありダイエットをしPV撮影の臨んだのは有名な話です。結果「エロかっこいい」と言われるスタイルを確立したとも言われています。「a-nation」は12回出演。

代表曲として他に「Crazy 4 U(2004年)」「Butterfly(2005年)」等があります。

倖田來未 「キューティー・ハニー」2004年

2002年に結成された「ロードオブメジャー」は「北川賢一」「近藤信政」「松本賢一」「上原彰兼」の4人組のロックバンドでテレビ東京の企画番組から結成されたバンドです。又、インディーズでありながらこの曲は「ミリオンセラー」であり、アルバムもオリコン1位を獲得する快挙を達成しました。しかし、2007年に解散を発表。初期の「a-nation」にはかかせないアーティストでした。「a-nation」は5回出演。

代表曲として他に「心絵(2004年)」「偶然という名の必然(2005年)」等があります。

ロードオブメジャー「大切なもの」2002年

2003年にデビューした「大塚愛」は2002年に自らデモをエイベックスに送りそれがデビューのきっかけになりました。デビュー曲「桃ノ花ビラ」と「さくらんぼ」「大好きだよ。」がエイベックスに送られその3曲ともシングルカットされています。CM曲にも多く使用され「森永製菓」や「ライオン」「東芝」等メジャーな会社に採用されています。「a-nation」は7回出演。

代表曲として他に「金魚花火(2004年)」「黒毛和牛上塩タン680円(2005年)」等があります。

大塚愛「さくらんぼ」2003年

5会場7公演

・国営越後丘陵公園野外特設会場
・福岡海の中道海浜公園野外劇場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・神⼾ポートアイランド2期
・味の素スタジアム

2007年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)

この年になるとメインの他に「サプライズ」「オープニング」「シューティング」「パワー」とステージやジャンル別が始まっています。これは裾のを広げるのにとても良いシステムだったと思います。エイベックスが昭和とコラボするきっかけになったのではないでしょうか?

1995年に結成された「My Littlie Lover」は「akko」「藤井謙二」「小林武史」の三人組の「ソフトロック」バンドです。しかし、このバンドが変わっていたのは表は「akko」と「藤井謙二」のデュオであって「小林武史」は裏方と言う役割分担が出来ていたところです。現在は形上「akko」一人が在籍している「My Littlie Lover」ですが2006年にエイベックスに移籍した小林氏は現在でも楽曲に参加しています。バンドとしての絆が見られますね。「a-nation」は3回出演。

代表曲として他に「ALICE(1996年)」「白いカイト(1995年)」等があります。

My Littlie Lover「Hello,Again ~昔からある場所~」(1995年)

1985年にデビューした日本を代表するファンクロックバンドです。「カールスモーキー石井」を中心に学生時代のサークル仲間で結成されました。数々のヒット曲を生み尚且、「松任谷由実」と並ぶライブの豪華さはファンでなくても必見です。現在では個々にソロ活動しながら「米米クラブ」としても活動を続けています。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「浪漫飛行(1990年)」「君がいるだけで(1992年)」等があります。

米米クラブ 「sure danse」1987年

1997年に結成された「東京プリン」は、元「シャインズ」の「伊藤ようすけ」とDJやレポーターで活躍していた「牧野隆志」の歌謡曲ユニットです。エイベックスのレーベル「えんか!!えいべっくす」の唯一の所属アーティストでもあります。この曲は伊藤氏が「シャインズ」時代に歌っていた「私の彼はサラリーマン」を時代にあわせてリメイクした曲です。エイベックスの「縁の下の力持ち」と言われていた彼等ですが2014年に牧野氏が死去。17年間の活動に幕を閉じました。
「a-nation」は4回出演。

代表曲として他に「バブル・アゲイン(1999年)」「ドラえもんのうた(2003年)」等があります。

東京プリン「私の彼はサラリーマン98」1998年

5会場7公演

・名取スポーツパーク
・愛媛県総合運動公園陸上競技場
・つま恋多目的広場
・神⼾ポートアイランド2期
・味の素スタジアム

2008年(主な会場 味の素スタジアム 他5箇所)

この年の目玉はなんと言っても最初で最後なのかはわかりませんが「安室奈美恵」の出演でした!この年に見に行けたファンは本当に幸せだったと思います。

1992年にデビューした言わずと知れた日本の歌姫!「SUPER MONKEY`S」から数々のヒット曲を世に送り出しました。しかし、「a-nation」は今回が初めての出演でした。貴重な2008年の中心アーティストと言っても過言ではありません。現在でも積極的にライブ活動をこなしています。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「TRY ME(1995年)」「You`re my sunshine(1996年)」「CAN YOU CELEBRATE?(1997年)」等があります。

安室奈美恵「太陽のシーズン」1992年

1998年に結成された「藤巻亮太」「前田啓介」「神宮司治」の三人組アーティスト。現在は活動休止中ですがそれぞれ個々に活動しています。数々の名曲を作り出していますが正直「冬」の名曲が多かったのではないでしょうか?しかし、夏にこの「粉雪」を聴くのもオツなものですね!「a-nation」は2回出演。

代表曲として他に「3月9日(2004年)」「蒼の世界(2005年)」等があります。

レミオロメン「粉雪」2005年

6会場8公演

・愛媛ニンジニアスタジアム
・宮崎県総合運動公園
・石川県⻄部緑地公園
・ポートメッセなごや野外特設会場
・みなと堺グリーンひろば
・味の素スタジアム

2009年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)

2009年には色んな事がありました。小室氏の3年ぶりのシークレットゲストや五十嵐氏がかって在籍していた「Every Little Thing」のサポートとして参加し会場を盛り上げました。

1988年に結成された「渡瀬マキ」をヴォーカルに80年代後半からJ-POPを中心に活躍していましたが2002年に解散。2009年に一度再結成(1年のみ)その時にこの「a-nation」に参加しました。貴重なライブだったと思います。そして2014年に活動再開し現在もライブをやフェスに積極的に参加しています。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「恋をしようよ Yeah! Yeah!(1992年)」「だってそうじゃない?(1993年)」等があります。

LINDBERG 「今すぐ Kiss Me」(1990年)

2004年に若干16歳でデビューした「May J.」は2003年に「AVEX ARTIST ACADEMY」のボーカルコースを首席で卒業します。なんと13歳!?万を辞してデビューしましたが2007年までに発売したシングルはすべてオリコン50位以下でした。その、「May J.」を「a-nation」に参加させたあたり担当者の先見の目があったのでしょう。その後彼女は「カラオケの歌姫」と言われディズニーの「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」で一気に花開く事になりました。「a-nation」は4回出演。

代表曲として他に「レット・イット・ゴー~ありのままで~(2014年)」「本当の恋(2014年)」等があります。

May J.「HERE WE GO」feat.VERBAL(m-fio)

5会場7公演

・熊本県農業公園(カントリーパーク)
・愛媛ニンジニアスタジアム
・ポートメッセなごや野外特設会場
・味の素スタジアム
・⻑居陸上競技場

2010年(主な会場 味の素スタジアム 他3箇所)

この年は会場が減ってしまったり新たな目玉アーティストが少ない年となってしまいました。しかし、若手にチャンスを与える試みは充実していたのではないでしょうか?

1993年にデビューし2000年に解散。そして2008年に再結成され復活した彼女たちはソロでもそれぞれ活躍していましたが24時間テレビの出演をきっかけに活動再開。ライブ活動も積極的に行いこの年の「a-nation」への参加となりました。そして2013年まで活動し再度の活動休止へ。その後も最近個々に活発な活動をしていますね(笑)「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「Body&Soul(1996年)」「Go!Go! Heaven(1997年)」等があります。

SPEED「White Love」1997年

4会場6公演

・愛媛県ニンジニアスタジアム
・ポートメッセなごや野外特設会場
・⻑居陸上競技場
・味の素スタジアム

2011年(主な会場 味の素スタジアム 他4箇所)

この年はアイドル旋風の年となりました。「AKB48」「SKE48」等数多くのアイドル参加によって一部会場では雰囲気が変わった感じがしました。しかし、ちょっとした所におじさん達がグッと来る仕込みがありました。又、ファンションショー等新たな試みも見られました。

東京公演の初日のみの参加だったのですが貴重な初参加となりました。「TOSHI」は「globe」での参加はありますがやはり「X-JAPAN」としての参加はインパクトがありました。解散、メンバーの死去等の苦難を乗り越え現在でも活動を続けています。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「ENDLESS RAIN(1989年)」「Forever Love(1996年)」等があります。

X-JAPAN(この時代は「X」)「紅」1989年

アーティストとしての参加ではなかったのですがレポーターとして参加したのが元「東京JAP」のドラマーで有り、「夢がMORI MORI」、「THE 夜もヒッパレ」で活躍した「赤坂泰彦」でした。経過なトークは健在ですが個人的に「東京JAP」のファンとしては是非アーティストとして参加してもらいたいです。代表曲として他に「ギブミー・チョコレート(1982年)」「熱風ラプソディ(1985年)」等があります。

東京JAP 「摩天楼ブルース」1984年

5会場7公演

・愛媛県ニンジニアスタジアム
・福岡海の中道海浜公園野外劇場
・ポートメッセなごや野外特設会場
・⻑居陸上競技場
・味の素スタジアム

2012年より会場を東京・大阪に凝縮しました

レーベルとジャンルの垣根を越えたスタジアムフェスに加えてタウンフェスが新たに登場!

2012年 (主な会場 味の素スタジアム 他5箇所)

この年は新たな試みが行われました。「music week」として4ヶ所の会場を7日に渡り開催、そして2ヶ所で大規模なフェスと言う開催でした。沢山のアーティストやなつかしいメンバーも集結し盛り上がった年となりました。

1980年に結成され1988年メジャーした「ジュンスカ」はカリスマ的な人気を誇ったロックバンドです。13枚のシングルを発表します。イメージ的には野外ライヴの「ジュンスカ」だったのではないでしょうか?1997年に解散をしますが2007年に再結成し現在に至ります、「a-nation」2回出演。

代表曲として他に「白いクリスマス(1990年)」「虹(2013年)」等があります。

JUN SKY WALKER(S) 「歩いていこう」1989年1980

JUN SKY WALKER(S)/歩いていこう | 中古 | シングルCD | 通販ショップの駿河屋

1989年にデビューした「POPS」と「ソウル」をミックスしたような音を奏でるロックバンドです。ヒットチャートの上位にランクされることは少なかったのですが記憶に残る曲を多く発表しました。又、懐かしの曲をカバーすることもよくありました。(はっぴいえんどやRCサクセション等)「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「Dear,Summer Friend(2005年)」「消えない絵(2013年)」等があります。

真心ブラザーズ「どか~ん」1990年

1999年に「黒夢」が活動休止になった際にボーカルの「清春」が始動させたバンドが「SADS」です。名前の由来は清春が敬愛する「THE MODS」から来ていると言われています。2003年に一度活動休止となりますが2010年に再活動します。この時にレーベルを「エイベックス」に移籍し2012年の「a-nation」の出演に繋がりました。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「忘却の空(2000年)」「SANDY(1999年)」等があります。

SADS 「ストロベリー」2000年

観客総動員数:52万人

musicweek:30万人/Stadium fes.:22万人

2013年 (主な会場 味の素スタジアム 他2箇所)

2013年は「アイドル」を中心とした「IDOL NATION」とメインのスタジアムフェスとの構成になり会場も日数はありますが3箇所になり全体的には1日の厚みが薄くなりロック、POPSファンにはちょっと寂しいフェスとなりました。

1997年に結成され2002年にメジャーデビューした「氣志團」ですが「a-nation」ではこう言ってはなんですが非常に便りになる「便利屋」的存在でもあります。と言うのは名を変え姿を変えリーダーの「綾小路翔」が曲を中心に参加し続けるアーティストだからです。「DJ OZMA」「矢島美容室」とそして「氣志團」として「a-nation」を盛り上げています。「a-nation」は5回出演。(氣志團以外の綾小路参加アーティストも含む)

代表曲として他に氣志團として「俺たちには土曜日しかない(2005年)」DJ OZMAとして「アゲ↗アゲ↗EVERY☆騎士(2006年)」矢島美容室として「ニホンノミカタ  -ネバダカラキマシタ-(2008年)」等があります。

氣志團「One Night Carnival」2002年

観客総動員数:70万人

island:40万人/Stadium fes.:30万人

2014年 (主な会場 味の素スタジアム 他3箇所)

2014年はさらに変革の年となりました。国内は東京のみの開催ですが、初の海外での公演(台北、シンガポール)に懐かしのレジェンド達の出演、それに加え個人的大好きなアーティストの初参加もあり勝手に盛り上がっていました!

1990年に活動を開始した彼女はエイベックスより1995年に「織田哲郎」のプロデュースでメジャーデビューしました。当時、正統派の女性シンガーが数多く活躍しているなかでちょっと「ダーク」なイメージのある相川七瀬は一躍人気となりました。ファーストアルバムの「RED」はダブルミリオンになりオリコン初登場1位の快挙となったのです。結婚の為活動に間隔が出来てしまうこともありますが現在もあのパワフルな歌声は健在です。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「BREAK OUT!(1996年)」「恋心(1996年)」等があります。

相川七瀬「夢見る少女じゃいられない」(1995年)

1984年に結成された「森重樹一」を中心としたロックバンドでメンバーチェンジがやたら多いバンドと言うイメージがあるのですが実際に関わったメンバーは6人と言うちょっと不思議なバンドでもあります。結局仲がいいのかも知れませんね。シングルは21枚発表しアルバムも21枚発表されたベテランです。CMソングや「名探偵コナン」のエンディングテーマ等も担当しました。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「ONE NIGHT STAND(1989年)」「STAY GOLD(1994年)」等があります。

ZIGGY「GLORIA」(1988年)※写真は1989年シングル盤

1993年に結成された「DEEN」はちょっと不思議なバンドでした。まず、結成時のメンバーが二人だったのか三人だったのかもわからなと言う所が笑ってしまうしかありません。コアメンバーの「池森秀一」と「山根公路」はジャケットに収まっているんですが当時のギタリスト「仲居辰磨」はこの時どうしていたんでしょうか?そして、もうひとつは豪華な作詞家達です。「WANDS」の「上杉昇」に「ZARD」の「坂井和泉」、シンガーソングライターの「小松未歩」と言うメンバーでした。現在も活動しているレジェンド数少ない「AOR」バンドです。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「翼広げて(1993年)」「瞳をそらさないで(1994年)」等があります。
出典 www.suruga-ya.jp

DEEN 「このまま君だけを奪い去りたい」(1993年)

1983年に結成され1987年にメジャーデビューした女性ボーカル「JILL」を中心に33年に渡り活動を続けているレジェンドロックバンドです。当時はどこかで「PERSONZ」の曲が流れていました。ドラマ「ママハハ・ブギ」の主題歌、「なるほど!ザ・ワールド」のエンディングテーマ、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のエンディングテーマ等多岐のジャンルにかけて楽曲が使用されていました。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「DEAR FRIENDS(1989年)」「VENUSの憂鬱(2002年)」等があります。

PERSONZ「7COLORS-Over The Rainbow-」(1989年)

2007年にインディーズデビューし、2011年にメジャーデビューした「トラウマテクノポップ」バンドです。私が個人的に大好きなバンドです。中々癖があって独特の雰囲気のこのバンドを「a-nation」に参加させたエイベックスの懐の深さに驚きます。なぜならば「アーバンギャルド」のテーマが「死」「病」「性」と野外フェスでは扱いにくい物が多いのですがリズムは本当にPOPなので是非聴いて頂きたいアーティストなんです。ちなみにCD全部持ってます(笑)「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「セーラー服を脱がないで(2007年)」「水玉病(2008年)」「ロボットと私(2008年)」「コマーシャルソング(2008年)」等があります。

アーバンギャルド「修正主義者」(2007年)

観客総動員数:60万人

island:37万人/Stadium fes.:23万人

エイベックス様ご提供

会場外観

エイベックス様ご提供

会場風景

2015年 (主な会場 味の素スタジアム 他2箇所)

2015年は会場こそ減りましたが内容が濃く日程が長きに渡り行われ最新の注目バンドから飛んでもない大物の参加もあった年となりました。

1988年に結成された「トータス松本」を中心にしたファンクロックバンドです。デビューして三年間はヒットチャートに入らなかったのですが1995年にこの「ガッツだぜ!!」がオリコン6位を獲得し一気にスターダムへ上がりコンスタントにヒットを飛ばしフェスにも積極的に参加していました。又、関西では他県と違いヒットチャートで1位を獲得するなど指示も高いバンドです。関西弁の題名や「大阪」 地名が入るのもそう言う理由だからかも知れませんね。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「バンザイ~好きでよかった~(1996年)」「明日があるさ(2001年)」「バカサバイバー(2004年)」等があります。

ウルフルズ「ガッツだぜ!!」(1988年)

1968年にデビュー芸歴47年目の超大御所が「a-nation」に初参加しました。日本の代表するソウルシンガーであり、実績はシングル92枚に紅白も39回出場と女性ボーカル界の「ゴッド姉ちゃん」です。歌だけに止まらずバラエティにも多く出演し芸能界のご意見番としてのコメントも注目されています。又、CMにも多数出演「フマキラー」「リーブ21」「永谷園」「ククレカレー」等印象深いCMに出演しています。「a-nation」は1回出演。

代表曲として他に「笑って許して(1970年)」「古い日記(1974年)」「だってしょうがないじゃない(1988年)」等があります。

和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」(1972年)

観客総動員数:63万5千人

island:35万人/Stadium fes.:28万5千人

エイベックス様ご提供

会場風景

いかがでしたか?「a-nation」の歴史。色々なアーティストが参加していましたね。そして意外な人も参加していたと驚かれた方もいたのではないでしょうか?2002年から自社のアーティストだけで始まったイベントも今では音楽界を巻き込んだ大きなイベントとなっています。今年も行われている「a-nation」。2016年に関しては又別にお送りできればと思っています。

エイベックス様ご提供

2016年会場外観

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金熊香水が、歌手・古内東子とコラボしたオリジナル香水『L​ong Story Short』を発売することが明らかとなりました。


伝説のライブを劇場で!『リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース 2022』の日本初上映が決定!!

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WOWOWの配給で、映画『リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース 2022』が10月17日(金)より日本初上映されることが決定しました。


【訃報】英ロック歌手、オジー・オズボーンさん死去。ロックバンド「ブラック・サバス」など

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イギリスのヘヴィメタル・ミュージシャンとして知られるオジー・オズボーンさんが22日、亡くなっていたことが家族によって明らかとなりました。76歳でした。


杉山清貴&オメガトライブがドラマー・廣石恵一さんの追悼ライブを日比谷野音で開催!追悼全国ツアーの開催も決定!!

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7月19日、杉山清貴&オメガトライブが東京・日比谷野外大音楽堂で、2025年3月に死去したドラマー・廣石恵一さんの追悼ライブ「お〜い、ヒロイシ!」を開催しました。


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ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

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ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

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2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。


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公式戦333勝15敗。その中には206連勝を含み、勝率95%。 世界選手権13回優勝、オリンピック金メダル3コ(3連覇)+銀メダル1コ、ギネス世界記録認定、国民栄誉賞、強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子。


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昭和から平成にかけて、全国各地で親しまれていた回転寿司チェーンの数々。家族の外食、旅先の楽しみ、地元の定番──いつしか姿を消したあの寿司屋は、なぜ消え、どこへ行ったのか。本記事では、現在は閉店・消滅した地域密着型の回転寿司チェーンを、当時の特徴やSNSの証言とともに記録として振り返る。


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昭和の歌謡曲には、現代ではお蔵入りしてもおかしくないほど、ありえないシチュエーションを描いた詞が数多くあります。その中には、残酷な人物像や露骨な情景描写もあり、思わず笑ってしまうような歌詞もありました。今回は、筆者の独断と偏見で、歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲を5曲ご紹介します。