大ヒット商品「日本の名湯」シリーズの誕生
バスクリンの圧倒的ブランド力を生かして「バスクリン 日本の名湯シリーズ」が登場。
発売当初は透明色であまり売れなかった同シリーズでしたが、酸化チタンを用いて白濁湯を表現した「蝦夷の湯 登別カルルス」が大ヒット。お歳暮で入浴剤ギフトが人気になるなどの現象が起こりました。
「日本の名湯」シリーズ大ヒットのきっかけとなった「登別カルルス」
ツムラ・イリュージョン、裸の王様、アヒルちゃん・・・記憶に残ったツムラのCM展開
80年代は事業の多角化に乗り出したツムラでしたが、一方ではバスクリンの名もまた強く印象付けられたものでした。
1989年、ツムラ・イリュージョン!
白虎が消え、巨象が消えるイリュージョン。
私は東京・汐留でツムラ・イリュージョンを鑑賞しました。
大人気だった「裸の王様」CM。
「は~だっかの~ お~さ~まが~」でおなじみでしたね。
なんとデニス・ホッパーを起用した「アヒルちゃんプレゼント」CM。
「所さんのただものではない」や平成教育委員会」でもCMが流れていたので、見覚えある方が多いのでは?
デニス・ホッパーと「当たりまちゅ。」のありえない組み合わせ
こちらは小錦のCM。
なんと撮影用に小錦サイズの風呂釜を作成したのだそうです。
一方、時代の要請に則したデザインや形状にも進化
持ちやすい楕円形にデザインへ変更を行い、バスクリンを浴槽の中に落とすなどのトラブル回避を配慮。
また新しいパッケージは本体とプラスチックの蓋を簡単に分けられるので、使用後の分別が容易な環境配慮が施されていました。
1999年、バスクリンオーバル缶(ゆずの香り)