映画「ネバーエンディング・ストーリー第2章」とは
映画「ネバーエンディング・ストーリー第2章」のあらすじ
再びファンタジアへ
人々の夢が造るファンタジアを「虚無」から救ったバスティアンは、勇気を持てる方法を探して、再びコリアンダーの店で「はてしない物語」を手にします。本の中から、ファンタジアの女王「幼ごころの君」が助けを求める声を聞き、再び「空虚」が襲うファンタジアへ旅立ちます。

ファルコンとバスチアン
ネバーエンディング・ストーリー第2章 || 洋画専門チャンネル ザ・シネマ
ファンタジアを襲う虚無
ファンタジアは「虚無」に襲われ、すっかり姿を変えています。「虚無」の力は、幼ごころの君にまで迫っていました。幼ごころの君から、何でも願いがかなうアウリンを授けられ、アトレーユと共に冒険の旅に出るバスチアンを、恐ろしい罠が待っていました。

魔女ザイード
魔女ザイードの罠
バスチアンとアトレーユは、ジャイアント・クローン軍を倒しますが、魔女ザイードに出会います。ザイードに言葉巧みに誘われて、バスチアンは願い事をして、大切な思い出を無くしていきます。アトレーユは敵と戦い負傷して、今にも息絶えそうになっていました。バスチアンは、思い出が無くなると知りながら、アトレーユを助けます。

アトレーユとバスチアン
飴的美少年映画メモ
バスチアンを応援する父
一方家では、バスチアンの父が帰宅して、バスチアンがいないことに気付きます。部屋に残された「はてしない物語」についていたタグで、コリアンダーの書店に行きますが、タグが消えています。一旦は街に出てバスチアンを探しますが、再びコリアンダーの書店に行くと、店は空き家になっていました。
家に戻って本を開いた父は、物語の中にバスチアンの名前を見つけ、息子の冒険に読みふけり、応援します。

バスチアンを探してコリアンダーの店に行く父
Filming Location: The NeverEnding Story II: The Next Chapter
バスチアンの最後の願い
アトレーユを救ったことで、バスチアンのかなえることのできる願いは、最後の1つになってしまいました。ザイードは、勝利を確信し、バスチアンに「家に帰りたい」と願うよう迫ります。バスチアンはザイードに向かい、「あなたの心に愛を」と最後の願いをかけます。その途端、ザイードの目から涙が流れ、ファンタジアに美しさが戻っていきます。ファンタジアは救われ、バスチアンは自分の世界に戻っていきます。

元に戻ったファンタジアとバスチアン
『ネバーエンディング・ストーリー 第2章』 -ひとっきら
映画「ネバーエンディング・ストーリー第2章」の登場人物
1作目の「ネバーエンディング・ストーリー」から5年が経っているため、キャストはほぼ一新されています。古書店店主のコリアンダーだけが同じトーマス・ヒルが演じています。
主人公バスチアン

バスチアン:ジョナサン・ブランディス
Filming Location: The NeverEnding Story II: The Next Chapter
狩猟民族の英雄アトレーユ

アトレーユ:ケニー・モリソン
Filming Location: The NeverEnding Story II: The Next Chapter
ファンタジアの支配を願う魔女ザイード

ザイード:クラリッサ・バート
勝手に映画裁判 ネバーエンディング・ストーリー 第2章 (1990)
古書店の店主コリアンダー

コリアンダー:トーマス・ヒル
Filming Location: The NeverEnding Story II: The Next Chapter
バスチアンの父、バーニー・ブックス

バーニー・ブックス:ジョン・ウェズリー・シップ
Desert Jeep Only:映画・TV
ファンタジアの女王、幼ごころの君

幼ごころの君:アレクサンドラ・ジョーンズ
お知らせ&他愛ないネタ|ブルーレイ&シネマ一直線 -13ページ目
バスチアンの最後の願いとザイード
原作者「ミヒャエル・エンデ」
原作者のミヒャエル・エンデは、ドイツの児童文学作家です。日本との関わりは深く、「はてしない物語」の翻訳をした佐藤真理子と結婚しています。ネバーエンディング・ストーリーの映画化に際しては、監督は黒澤明に、撮影をするのはヨーロッパで、俳優は全てドイツ人で、幼ごころの君だけは日本の白装束でという細かな希望があったようですが、ことごとく叶えられなかったことで、製作者側との対立がありました。自分自身の作品世界のイメージを、映像で表現したかったことは容易に想像できますが、第2章制作にあたって和解しました。
原作「はてしない物語」

はてしない物語の日本語版
はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー) | ミヒャエル・エンデ, 上田 真而子, 佐藤 真理子, Michael Ende | 本-通販 | Amazon.co.jp
ミヒャエル・エンデの他の作品
ネバーエンディング・ストーリー第2章では、原作とは違う設定ですが、エンデが一番大切にしたかった部分の、父と子の関わりのようなものが描かれていたように感じます。
ミヒャエル・エンデの作品は、児童文学に分類されていますが、大人も楽しめる作品がたくさんあります。ジム・ボタンの機関車大旅行、モモ、鏡の中の鏡など、多くの作品があります。
映画「ネバーエンディング・ストーリー第2章」に登場するクリーチャー
ネバーエンディング・ストーリーには、さまざまなファンタジアの住人たちが登場します。クリーチャーとは、人間を含めた想像上の生き物のことですが、ファンタジアにはこのクリーチャーたちが、生き生きと暮らしています。

ファルコン

ロックバイター

ニンブリー

ジャイアント・クローン

三面人
人間の空想や夢からできているファンタジアならではの、多種多様な生き物たちが、それぞれ等しく共存しています。これも原作者ミヒャエル・エンデの伝えたかったことかもしれません。
子供の頃何度もみたなぁ〜 大好きな絵本を読んでもらう様な気持ちになる
https://filmarks.com/detail/14524/review/3%23reviewsネバーエンディング・ストーリー第2章(1990)の映画レビュー(感想・評価)・あらすじ・キャスト | Filmarks