慶良間の救世主
この実話は単なるワンコの純愛物語では終わりませんでした。
昭和55年前後をピークに過疎化が進んでいた慶良間諸島は、素晴らしい大自然を求めて観光客が訪れるようになり、昭和60年以降、年々人口(移住者)が増えていきました。そうなると子供たちも増えて、活気を取り戻すようになったのです。
2匹はまさに慶良間諸島の救世主になったのです。
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シロとマリリンを慕って
シロ天国へ逝く 2000年11月26日
飼い主の中村さん曰く、「とても安らかな表情で、天国に吸い込まれていくように眠った」。
シロの命のともし火の最後に、マリリンがお迎えに来ていたのかもしれませんね。
安らかに。そして、マリリンと仲良くね。
永遠なるシロとマリリン
シロとマリリンの銅像が阿嘉島と座間味島にそれぞれ建立され、シロが他界してからちょうど1年後の2001年11月26日に除幕式が両島で行われました。
シロはマリリンのいる座間味島を、マリリンはシロがいる阿嘉島を、2匹はちゃんと見つめ合っているのです。
シロ 阿嘉島
マリリン 座間味島
海を渡る一途な恋!映画「マリリンに逢いたい」は沖縄の実話!犬たちの恋物語の舞台・阿嘉島と座間味島へ | 沖縄県 | トラベルjp<たびねす>
様々な人たちの力を借りながら愛を育てていったシロとマリリンは、ちゃんと島の人々に恩返しをしていきました。座間味の名は今ではダイビング等海のメッカとして知らない人がいないくらい有名になりました。すべては、2匹の純愛物語から始まったことだったのです。
感動をありがとう、シロとマリリン。