80年代のシカゴ
1978年1月23日にギタリストのテリー・キャスが拳銃の暴発事故により亡くなってしまいます。享年31歳。
その後、プロデューサーの解雇などに伴いグループの方向性は変化し、70年代後半は商業的にも低迷期を迎えます。
しかし1980年代に入りレコード会社を移籍したのを機にデイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えて復活します。
但し、デビュー当時とは音楽性は大きく変化し、ラブ・バラード路線のヒットを連発しました。
シカゴ17
80年代に入ると全盛期と呼べるほどシングルはヒットしたものの、アルバムは何故かそれほどでもありませんでした。
そんな中で、この「シカゴ17」はセールス的にも問題なくシカゴの80年代を代表する充実作となっています。
90年代に入っても
Hearts In Trouble (1990年)
Chasin' the Wind (1991年)
You Come To My Senses (1991年)
Here In My Heart (1997年)
The Only One (1997年)
All Roads Lead to You (1998年)
Show Me a Sign (1999年)
といったシングルを発表し、現在でも現役のシカゴ。
まだまだ頑張って素晴らしい曲をきかせてほしいものです。
メンバー
前身バンドの「ビッグ・シング」は、ロバート・ラム(Vo,Key)、テリー・キャス(Vo,G)、ジェイムズ・パンコウ(Tb)、ウォルター・パラゼイダー(Woodwinds)、リー・ロックネイン(Tp)、ダニー・セラフィン(Drums)、ピーター・セテラ(Vo,Bass)の7人編成でしたが、その後、メンバーは亡くなられたり、脱退したり、解雇されたりでかなりの入れ替わりがあります。
<創設メンバー>
01 TERRY KATH テリー・キャス
02 WALTER PARAZAIDER ウォルター・パラゼイダー
03 DANIEL SERAPHINE ダニエル・セラフィン
04 LEE LOUGHNANE リー・ロックネイン
05 JAMES PANKOW ジェイムズ・パンコウ
06 ROBERT LAMM ロバート・ラム
07 PETER CETERA ピーター・セテラ
TERRY KATH
WALTER PARAZAIDER
DANIEL SERAPHINE
LEE LOUGHNANE
JAMES PANKOW
Robert Lamm
PETER CETERA
<途中加入メンバー>
08 LAUDIR DE OLIVEIRA ラウヂール・ヂ・オリヴェイラ
09 DONNIE DACUS ドニー・デイカス
10 BILL CHAMPLIN ビル・チャンプリン
11 CHRIS PINNICK クリス・ピニック
12 JASON SCHEFF ジェイソン・シェフ
13 DAWAYNE BAILEY ドウェイン・ベイリー
14 TRIS IMBODEN トリス・インボーデン
15 BRUCE GAITSCH ブルース・ガイチ
16 KEITH HOWLAND キース・ハウランド
17 LOU PARDINI ルー・パーディーニ
<現行メンバー>
ウォルター・パラゼイダー(サックス)
リー・ロックネイン(トランペット)
ジミー・パンコウ(トロンボーン)
ロバート・ラム(ピアノ)
の結成メンバー4人と、
ジェイソン・シェフ(ベース)
トリス・インボーデン(ドラムス)
キース・ハウランド(ギター)
ルー・パーディニ(キーボード)
の途中加入メンバー4人の計8人となっています。