17歳でレイプ・妊娠・出産!衝撃的な物語を杉浦幸が熱演した「このこ誰の子」

17歳でレイプ・妊娠・出産!衝撃的な物語を杉浦幸が熱演した「このこ誰の子」

津雲むつみ原作「彩りのころ」のドラマ化と聞いて、「え?あれをアイドルが演るの!?」と驚きました。高校2年生の主人公が学校の部室でレイプされ望まれぬ子を産むという衝撃的ストーリー、そのヒロインを、当時人気絶頂のアイドル杉浦幸が体当たりで熱演しました。


「このこ誰の子」とは?

原作は漫画「彩りのころ」

週刊セブンティーンで連載されていた「彩のころ」は、そのショッキングな内容から、問題作として爆発的な人気、注目を集めていました。まだ小学生だった私には、難しい描写(特にレイプシーン)が多かったのですが、連載終了から数年が経ちドラマ化されると、なるほど!と謎が解けたりして・・・。個人的にも思い出深い作品です。

冒頭の来宮良子のナレーションがまた、最高でした!

大映ドラマのナレーションは、私的には来宮良子推し!「ヤヌスの鏡」や「花嫁衣裳は誰が着る」で、耳になれてきていたので、「このこ誰の子」でもスンナリ。

メインキャスト

杉浦葵(すぎうら あおい) 杉浦幸

高校2年生。柔道部のマネージャーをしている明るく、どこにでもいるような高校生。幼なじみの宗次郎とは友達以上、恋人未満的な仲。家族ぐるみで仲良くしていて、学校でも公認のカップルだった・・・。

進藤宗次郎(しんどう そうじろう) 岡本健一

葵の幼なじみでクラスメートで柔道部に所属。甘ったれなところもあるが、どんな状況になっても葵を愛していく覚悟。(覚悟がちょいちょい、揺らぐ時もある・・・。)

朝比奈拓也(あさひな たくや)保阪尚輝

宗次郎の義母の弟として、進藤家で一緒に暮らすことになる(それまでは祖母の家でくらしていた)。ワガママで自分勝手。自分の欲望の為なら他人はどうなっても良いとするトラブルメーカー。学校も、葵と宗次郎の通う私立津田高校に転入するが、そこで葵に一目ぼれしてしまい・・・。

ストーリー

幼馴染みとして育った杉浦葵と進藤宗次郎は、ともに同じ高校に通う高校2年生。両親も認めた恋仲で、幼さ残る睦まじい二人だった。そんな二人とは対照的に、葵たちと同い年で宗次郎の継母・百合の歳の離れた弟・朝比奈拓也は、母と釧路でひっそりと生活していた。ところが、拓也の母の死により上京し、渋谷の宗次郎一家に身を寄せ、葵たちと同じ高校に通うことになった。上京した拓也は、初対面で葵に強烈な一目惚れをしてしまう。 しかし、拓也は出生の秘密を持っており、戸籍上では百合の弟ということになっていたが、実は百合が中学生の時にレイプされて妊娠し産んだ子であった。 転校して数日後、拓也は葵がマネージャーを務め宗次郎も、在籍する柔道部に葵目当てで入部した。 そんなある日、同校道場では他校との試合が行われていた。柔道部の練習にほとんど顔を出さない拓也は、除名を通告されそうになっていたため、そんな拓也を気遣っていた葵は、拓也を捜しに赴いた柔道部部室で不意に拓也に突き飛ばされて気を失ってしまう。気を失ってしまった葵は、葵に対する抑えられなくなった感情が爆発した拓也に、不運にも強姦され、その上に妊娠までしてしまう。 一度は中絶を決意するも、悩み抜いた末に、葵は独りで出産することを決意し、家出(清里→浜名湖→名古屋→京都→鎌倉)をしてしまう。宗次郎は二人の恋仲を壊した拓也を憎みながら葵を捜し、拓也も高校を自主退学して葵を忘れるべくボクシングに熱中するが、葵を捜す旅に出る……。 高校2年生にしてレイプにより望まない相手の子を妊娠をした少女が、悩みながらも強く生きて行く姿を通じて、少年少女の愛と性、それを越えて勝ち得る愛と信頼の素晴らしさを描いた青春ドラマである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%93%E8%AA%B0%E3%81%AE%E5%AD%90%3F

このこ誰の子?-wikipedia

17歳、高校2年生でレイプされ、その子供の出産を決める葵。子供を産むって事は、拓也を好きになったということか?と、疑心暗鬼になり、葵を信じられなくなる宗次郎。子供を産むって事は、俺を好きになったということか?と自分勝手にも程がある、程度を知らないバカの拓也。3人の人間的成長の物語なんですが、拓也が身内だからといって、レイプしたのを知ってる大人が何故に拓也を野放しにしているのか解せない点もあり・・・。杉浦幸のつわりの演技や、宗次郎を忘れようとするシーンは切なくなりました。

主題歌は椎名恵の「悲しみは続かない」

原曲はジム・スタインマンの「Good girls go to heaven」

現在の3人

杉浦幸

人気絶頂期の杉浦幸。ヤヌスの鏡での二重人格の少女役でブレイクしました。

現在はタレント、女流雀士としてご活躍。パチンコ番組などにも出演されていたそう。

岡本健一

ジャニーズ事務所所属、男闘呼組のメンバーでした。甘いマスクでドラマにも出演が多く、人気がありました。ゆえに、「このこ誰の子」で共演した杉浦幸には、岡本のファンから「カミソリ入りの手紙」「ゴキブリ入りの手紙」が、多い時にはダンボール2箱分も届いたそう。一緒に出たトークショーでは、岡本ファンからの「帰れ」コールがあったとか!

現在も、ジャニーズ事務所に所属していて、舞台やドラマでご活躍中です。息子さんもジャニーズ事務所に所属「Hey! Say! JUMP」のメンバーの岡本圭人。

保坂尚希

「このこ誰の子」でブレイク。演技への評価も高かった。多くのドラマ、映画などに出演していましたよね!

現在も多方面に渡りご活躍中です。

DVD化はできない?

とっても残念!なんとかしてもう一度観直したい作品ですよね!

関連する投稿


【バース】歴代シーズン最高打率!シーズン最下位のヤクルトの勝率と全く同じだった!?

【バース】歴代シーズン最高打率!シーズン最下位のヤクルトの勝率と全く同じだった!?

日本のプロ野球の歴代シーズン最高打率は、1986年にランディ・バースが記録した.389。シーズン途中までは打率4割も期待され、あのイチローも抜けなかったとんでもない日本記録です。一方、この年はもう一つのユニークな記録がありました。それが、セ・リーグの最下位だったヤクルトスワローズの勝率。一体どういうことでしょうか?


漫画やアニメや映画にドラマ!大人気だった「あんみつ姫」のおもちゃ集

漫画やアニメや映画にドラマ!大人気だった「あんみつ姫」のおもちゃ集

「あんみつ姫」がテレビアニメ化されたのは1986年です。はじまりは1949年の漫画作品からのようですが、その人気は何十年にも渡り続きました。漫画やアニメや映画やドラマなどで、あんみつ姫は大活躍。 今回は、あんみつ姫のおもちゃ集をまとめてみたので、ぜひご覧ください。


ドロドロしたドラマの出演が多かった!岡本健一さんの出演ドラマまとめ

ドロドロしたドラマの出演が多かった!岡本健一さんの出演ドラマまとめ

男闘呼組のメンバーとしても活躍してきた岡本健一さん。バンドのイメージが強いですがドラマにも多数出演されていました。岡本さんの出演ドラマをまとめていきます。


【1986年】ミスモモコクラブの美少女!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1986年】ミスモモコクラブの美少女!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。中でもドキドキするのが、日本レコード大賞の「大賞」と「最優秀新人賞」の発表の瞬間。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。


夏休みの思い出!花王 愛の劇場【わが子よ】を振り返ってみよう!

夏休みの思い出!花王 愛の劇場【わが子よ】を振り返ってみよう!

1981年~1986年にかけて「花王 愛の劇場」(13:00~13:30 TBS系)で放送されていた「わが子よ」シリーズ。毎年7月~8月の夏休み期間中に放送されていたこともあり、夏休みの風物詩的ドラマとして見ていた方も多かったのではないでしょうか。なつかしくなり「わが子よ」全6シリーズについて振り返ってみました。


最新の投稿


世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

葛飾区商店街連合会は、2025年10月10日より『キャプテン翼』とのコラボイベント「シーズン2」を亀有・金町・柴又エリアで開催。キャラクターをイメージした限定メニューやスタンプラリーを展開し、聖地巡礼と地域活性化を促進します。


キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

人気アニメ『キン肉マン』の「完璧超人始祖編」の名言・名場面を題材にした英会話学習書『キン肉マン超人英会話』が、2025年11月29日(土)にKADOKAWAより発売されます。超人たちの熱い言葉を通じて、楽しみながら実用的な英語表現をインプットできます。TOEIC満点保持者やプロレスキャスターなど、豪華プロ集団が監修・翻訳を担当した、ファン必携の英語学習本です。


【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

開催直前!TOKYO MX開局30周年記念「昭和100年スーパーソングブックショウ」が10月16日に迫る。古舘伊知郎と友近がMC、豪華ゲストと共に贈る一夜限りの昭和ベストヒットに期待高まる!


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。