おニャン子クラブの全盛期に制作された王道アイドル映画「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」

おニャン子クラブの全盛期に制作された王道アイドル映画「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」

現代の人気アイドルグループAKB48の原点でもある「おニャン子クラブ」。その人気がピークに達した1986年に撮影され、7月の横浜スタジアムでのライブが映画のクライマックスにもなっているドキュメンタリーとドラマパートを組み合わせた伝説的映画をプレイバック!


世はまさにバブル全盛の時代。この時代のフジテレビは、バブルの波に乗りドラマもバラエティもヒット続き。
夕方の素人参加型アイドル番組「夕やけニャンニャン」が大ブレーク。
「セーラー服を脱がさないで」が今も歌い継がれるなど数々の伝説を残した「おニャン子クラブ」を誕生させた。

その「おニャン子クラブ」の人気がピークに達した1986年の春から夏にかけて撮影が行われ、7月の横浜スタジアムでのライブをクライマックスに迎えるドキュメンタリーとドラマを融合させた実験的なアイドル映画。

劇場公開はこちらも、当時若者に絶大な人気を誇り、今でも活躍している「とんねるず」主演の「そろばんずく」と二本立てだった。

「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」あらすじ

オープニング題字

1986年夏。
アイドルグループ、おニャン子クラブ(本人たち)が横浜スタジアムでライブを開くまで5日。

福島の高校生マージャン・ボーイ(宮川一朗太)は同じ高校のマラソン・ボーイ(江口洋介)と5日間かけて横浜まで走ろうと出発。

一方、熱烈な“隠れおニャン子ファン”のスペードのエース(関根勤)はクラブのメンバーが辞めていくのをこれ以上見たくないと考え、ライブ会場に爆弾を仕掛けるが、クラブのプロデューサー、ホタル(桃井かおり)の幼い息子ユージンは爆発を阻止しようとする。

「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」出演者

本人役で登場。懐かしのメンバーの顔も見られます。

おニャン子クラブのメンバー

役名がスペードのエースという謎の役。

スペードのエース(関根勤)

『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』 予告篇 - YouTube

コンサートが待ちきれないからと福島から横浜スタジアムまで走っていこうとする青年役。
走っていっても、電車で行っても開催日時は一緒だと思うのだが。。。

マラソン・ボーイ(江口洋介)

走って横浜スタジアムを目指す江口洋介にノリで着いて行く高校生。一緒に走った理由は最後まで不明。

マージャン・ボーイ(宮川一朗太)

おニャン子クラブのプロデューサー役。秋元康ポジションを桃井かおりが演じている。

帆足ホタル(桃井かおり)

他にもクローバーのキング(安岡力也)やタクシー運転手(伊武雅刀)なども出演している。

「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」予告編&CM動画

全く内容の分からないCM動画となっているが、映画の内容としては実はこのままだったりする。

予告編で登場する伊武雅刀だが、本編には登場しない。
安岡力也が踊っているシーンも予告編には見られるが、本編には踊っているシーンがないなど予告編と本編で大幅に異なっている。

『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』 予告篇

『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』 予告篇 - YouTube

『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』 予告篇 - YouTube

「おニャン子・ザ・ムービー」個人的オススメシーン

映画中盤で外国のビーチと思しきところでロケ撮影をしているおニャン子メンバー。
歌の収録場面で少しだけアップになるゆうゆがカワイイので見て頂きたい。

ゆうゆ(岩井由紀子)の水着シーン

福島から横浜まで頑張って走っていたマラソン・ボーイ(江口洋介)は途中の山道で急に車に惹かれてリタイア。その志はマージャン・ボーイ(宮川一朗太)が受け継ぐのであった。

何故か車に惹かれてしまうマラソン・ボーイ(江口洋介)

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