第1位 ポール・マッカートニー&ウイングス/心のラヴ・ソング
Paul McCartney & Wings:Silly Love Songs
このシングル盤の上部に“来日公演の実現を夢見ながら聞きましょう”とありますが、’75年に1度来日が決まりかけていたんですが直前にご破算に。この時代に来日が実現していたら、本当に後にまで語り継がれるコンサートになったと思います。次の来日決定までに5年の月日を費やし、漸く日本の地を踏んだのに成田で御用。日本のファンはことごとく辛酸をなめたのでした。結局、ウイングスとしての来日は夢となってしまったのでした。
「心のラヴ・ソング」は、5月にNo.1に輝いたのですが、翌週には前出のダイアナ・ロス「ラブ・ハングオーバー」にトップの座を奪われてしまいます。2週間2位のままで、その後再び1位に返り咲き4週連続1位となったのでした。その位、この頃のウイングスには勢いがありました。
続いて、1976年6月の日本の歌謡曲ベスト10を振り返ってみましょう
【1976年6月】恋人試験/忘れ去られていた松本ちえこ CMで大ブレーク
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/music/anokoro/06/kiji/K20110608000969530.htmlスポニチ Sponichi Annex 芸能 365日 あの頃ヒット曲ランキング 6月
元祖バスボン・ガールのチーコ。
ビューティフル・サンデー/田中星児:オリジナルのダニエル・ブーンの大ヒット(日本のみ)を受けての日本語カバー、「せいじおにいさん」は、グッチ裕三の従兄でもあります。
夏にご用心/桜田淳子:中三トリオもこの年には既に、高三トリオとなりました。
赤いハイヒール/太田裕美:「木綿のハンカチーフ」の最強タッグ、松本隆・筒美京平作品。
ジャガー/西城秀樹:どんどん突拍子もなさがエスカレートしていくし、ロックしてます、衣装もジャガーしてます。
わかって下さい/因幡晃:サングラスをとった顔は、どうなっているんでしょうか。わかりません。
きらめき/野口五郎:しばらく兄の佐藤博の曲が続きましたが、これは筒美京平作品
未来/岩崎宏美:デビューして2曲目「ロマンス」で大ヒットを飛ばし、実力派アイドルへ。第5弾。
北の宿から/都はるみ:アンコ椿に代わる、彼女の代名詞的名曲
夏が来た!/キャンディーズ:春一番の次は夏が来た!秋分とか冬至の歌は作れなかったようで。
恋人試験/松本ちえこ:バスボンのCMで流れていた曲と、ちょっと出だしが似ていますね。