宇野勝、1980年代の中日を支えた名遊撃手で長距離砲
中日時代はシーズン20本塁打以上を9回、3度のベストナインも獲得
1976年のドラフト会議で中日ドラゴンズに入団。1984年に37ホームランでホームラン王を獲得。
「遊撃手で長距離砲」は珍しい存在でした。
1993年に千葉ロッテマリーンズに移籍して1994年に引退しました。
名選手であるとともに、内野フライをヘディングするエラー「宇野ヘディング事件」で一躍有名に。
珍プレーの歴史的第一歩を踏み出しました。
またヘディング以外にも、多くの珍プレーを披露しました。

「ウーやん」と呼ばれた宇野勝
宇野勝選手が一躍有名になったのが「ヘディング事件」でした
1981年8月26日(後楽園球場)の読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ19回戦における、宇野勝のエラー
ナイター照明の光に目がくらみ、目測を誤り捕球に失敗したというのが事の顛末でした。
ちなみにこの試合は中日が2-1で勝利しており、宇野が先制点となる二塁打を打っています。

「宇野ヘディング事件」
たしかに珍プレーということだったのですが、当時プロ野球ニュースキャスターだったみのもんたが、このプレー映像に合わせてふざけ気味に喋っていたところ、ディレクターに「それいけるよ」と判断され、試験的にアテレコ付きのものを放送したところ大反響を呼んだということでした。
宇野勝選手のエラーきっかけで「プロ野球珍プレー・好プレー集」が始まることに
1983年11月11日に「決定!!'83第1回プロ野球珍プレー好プレー大賞」として初放送されました。
この回はタイトルに83となっていたが内容は1981年から1983年の3年間の珍プレー好プレーを特集。
この後、宇野勝選手のヘディングが度々お茶の間に登場することとなったのでした。
みのもんたのナレーションにより、バラエティ色が強くなった宇野勝
もう一度、見たい聞きたい【みのもんた】ナレーション:プロ野球珍プレー好プレー - Middle Edge(ミドルエッジ)
後に番組から「珍プレー名人」の称号を授けられました。
「プロ野球珍プレー・好プレー集」に完全にマークされることになった宇野選手
まさに「プロ野球珍プレー・好プレー集」の視聴率を担っていた宇野選手
ちなみに「宇野ヘディング事件」の後日談です
その① 「不幸中の幸い」
打球が直撃し頭を抑えて倒れ込んだ宇野であったが、幸い軽い程度で済み、大事には至らなかった。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AE%87%E9%87%8E%E5%8B%9D宇野勝とは (ウノマサルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
その② 「幸い中の不幸」
宇野勝とは (ウノマサルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ヘディングだけじゃあない・・・宇野勝
徹底して珍プレーをマークされることになってしまった宇野選手
珍プレーに欠かせない宇野勝
宇野勝とは (ウノマサルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
宇野勝、頼りになる男でした!
80年代中日打線を支えたのはこの人
でもしっかりと頼りになる宇野勝でした