【クインシー・ジョーンズ】「愛のコリーダ」USAフォー・アフリカ、マイケルのアルバム・プロデュースなどの偉人。

【クインシー・ジョーンズ】「愛のコリーダ」USAフォー・アフリカ、マイケルのアルバム・プロデュースなどの偉人。

 表には出ないプロデューサーとして、マイケル・ジャクソンのアルバム「オフ・ザ・ウォール」「スリラー」、USAフォー・アフリカの「ウィー・ア・ザ・ワールド」、そして「愛のコリーダ」などを手掛け、80年代を中心に大活躍したクインシー・ジョーンズ。その数々の偉業をまとめてみました。


クインシー・ジョーンズとは?

顏は表に出ないけど、曲は有名なものが多いですよ。

クインシー・ディライト・ジョーンズ二世

生い立ち・経歴

スティヴィー・ワンダーもそうですが、盲目のピアニスト(名シンガーでもある)。

レイ・チャールズ

 10歳で既にレイ・チャールズと出会い、しかもバンドをはじめるとは…やっぱり「偉人」たちは、早くから目覚めていたのですね!
 お互いに刺激し合う友達だったのではないでしょうか?
 また、バークリー音楽大学はジャズ・ミュージシャンに卒業生が多い名門ですが、ドリーム・シアターなども卒業生(在学時からだったかな?)ですね!

 もう一つ、プライベートなことですが、なんと90年代に、女優のナスターシャ・キンスキーさんとご結婚されていたことも意外に思いました。ナスターシャさんは女優さん…どこで会われたのでしょう? それほどクインシーさん、顔が広いということですね!

 そのドラマ「ルーツ」の前に、クインシーもそうですが、プロデューサーとはどんな仕事で、どんなことをするのか…素朴な疑問を一つ…。

プロデューサーとは

テレビドラマ「ルーツ」

ソウル・ボサノヴァ

ソウル・ボサノヴァ

クインシーの「ソウル・ボサノヴァ」がテーマソングになっている映画。

映画「オースティン・パワーズ」

 この曲はいろんな場所で聞いたことがあるように思いますよ。
 映画も観ました(ハチャメチャな面白映画でした)。映画でもありましたし、CM(「モード学園」のようですよ)でも、いろんなところで聞いたことありますね!
 「モード学園」のCM動画がありました!
 なんとなく音がジャングルぽいのと「モード学園」の雰囲気が妙にマッチしている感じですね!

「愛のコリーダ」

「愛のコリーダ」は「Ai noCorrida」そのままです。

「愛のコリーダ」シングル盤ジャケット

 この曲、ヒットしましたね!
 当時は映画から…だとはおもいもよらなかったですよ。70年代から80年代の洋楽の邦題には「恋の○○」やら「愛の○○」という邦題がたくさんあったので、この歌も「コリーダさんという女性の歌かな?」と思っていたら…!
 なんと大島監督の映画から…だったのですね! だから、英語でも「Ai no corrida(アイ・ノ・コリーダ)」です。
 そうえいば、この曲もラジオでよく流れていたのですが、この曲になると何やらDJさんが「むふふ」と謎の笑い声を発することに、子供だったので「???」だったのですが、今となっては、あの笑いは…!
(映画のことを思い出していた笑い声?)

阿部定を描いて、いろいろと問題になった作品。
「芸術」か「猥褻」か…という問題提起だったかと覚えています。

映画「愛のコリーダ」

マイケル・ジャクソン「オフ・ザ・ウォール」

1975年、5枚目のアルバム。
 「ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」で、68位にランクイン。

マイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」

 21歳のマイケルが,スーパースターへの栄光の道を駆け上がる第一歩となった記念すべきアルバム。巨匠Quincy Jonesのプロデュースによって,マイケルが本来持てる才能をみごとに花開かせた綺羅星のようなアルバムですね。  思わず踊り出したくなるようなポップな曲の中に,心にしみるバラードも組み込まれ,繰り返し聞いていたくなる名盤です。  マイケルが作曲を手掛けた曲が4曲もあり,ポール・マッカートニーやスティービー・ワンダーというスーパースターたちが作曲した曲も選曲されていることも画期的です。  Off The Wallを作曲したロッド・テンパートンがインタビューでも語っているように,マイケルが得意とするリズムが走る感じの短い音符の曲やハーモニーを大切にして曲作りがなされています。  また,マイケルのことを一番理解しているQuincyが語っているが, 「She’s Out Of My Lifeの録音では,マイケルは本当に歌うたびに涙を流した」  といいます。  マイケルがそれほどまでにこの曲に入り込んでいた,そんなエピソードを聞くと,この曲を聴くたびに切なくなってしまいますね。とにかくマイケルの魅力満載,文句なしに素敵なアルバムです。

http://www.amazon.co.jp/Off-Wall-Michael-Jackson/dp/B00VSHHAH0/ref=pd_cp_15_2?ie=UTF8&refRID=05MHYSZJA7M9FFEWWHW3

Amazon カスタマーレビュー

 「オフ・ザ・ウォール」はクインシーとマイケル、二人のプロデュースによる名作です。

 この前の記事で「一発屋?orヘヴィロテ?」というテーマで書かせていただいたのですが、その曲の中でも「探していたあの曲」があったかと思います。
 実は、このマイケルの「今夜はドント・ストップ」も私にとって「探していたあの曲」でした。
 覚えている限り…この辺りでマイケル…スクーターのCMに出てませんでした? その時の曲がこの曲だったように覚えているのですが、なんせかなり昔の話なので、間違ってるかも?!
 

マイケル・ジャクソン「スリラー」

言わずと知れた名アルバム。
1982年。
ギネス・ワールド・レコーズには6500万枚の売り上げで「史上最も売れたアルバム」。

マイケル・ジャクソンの「スリラー」

 クインシーのプロデュースでロサンゼルスのウエストレイク・スタジオで制作。  出来上がったアルバム『Thriller』は全米チャートで37週にわたり1位を記録。  日本でもオリコンでの集計でミリオンセラーを達成。「Billie Jean」「Beat It」「Thriller」とミュージック・ビデオの概念を変える作品を次々に発表し、「史上最も売れたアルバム」となった。その売り上げ枚数に関しては諸説あるもののギネス・ワールド・レコーズには6500万枚の認定を受けており、今現在もその数(売り上げ枚数)を増やし続けている。  1984年の第26回グラミー賞において、本作は主要部門である最優秀レコード、最優秀アルバムに加え、最優秀男性ポップ歌手、最優秀男性ロック歌手、最優秀男性R&B歌手、最優秀R&Bソング、最優秀児童向けレコード、最優秀プロデューサー(プロデューサーであるクインシー・ジョーンズ個人の受賞)と異例の8部門を受賞した。  2015年12月16日の全米レコード協会の発表によるとアメリカでの売上(出荷)枚数はアルバム史上初めて3000万枚を超えている。   社会現象にもなり、「Thriller」のパロディーがいくつも見られた。 音楽専門チャンネルMTVの普及と同調し、ダンスや壮大な演出を用いたショートフィルム(マイケルにおけるミュージック・ビデオの呼称)が絶大な話題を集めた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%BC_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)

Wikipedia

クインシー、マイケル
ディオンヌ・ワーウィック
スティーヴィー・ワンダー
ライオネル・リッチー

すごいメンバーでのグラミー賞

 この動画もほとんどホラーで十分、怖いのですが、当時80年代、私は映像なし、ラジオやらカセットテープに録音したこのマイケルの「スリラー」を夜に聴くのを避けていました(^_^;)!
 怖すぎです…(ノω・、)
 それだけよくできたMVということなのですが…(でも怖いでしょ…)。

 ま、まあ…それは置いておいて…。
 ヴァン・ヘイレンの記事の時に、「ビート・イット(Beat It)」にエドワード・ヴァン・ヘイレンが参加した理由は、クインシーのプロデュース現場を一度見てみたかった…と書いたかと思います。
「同じ現場で、仕事がしてみたい」
 と思わせるほどに、クインシーは当時から既に「偉大」だったのでしょう。
 

【ヴァン・ヘイレン】「ジャンプ」の大ヒットで80年代を代表するロックバンドへ! - Middle Edge(ミドルエッジ)

USAフォー・アフリカ

たくさんの大物アーティストが集まったチャリティでした。

USA For Africa

 「We are the world」メイキング映像は、パート4までありますので、追って見てみてください。
 また、もう一つメイキング映像(日本語字幕付き)もありましたが、埋め込みが無効のようなのでリンクにしておきますので、こちらもぜひ見てみてください。ナビゲーターがジェーン・フォンダさんというのも懐かしいですよ!

We are the world -メイキング映像日本語訳付- 1/5 - YouTube

USA For Africa

映画「カラーパープル」

ウーピー・ゴールドバーグ主演

映画「カラーパープル」

 原作者のアリス・ウォーカーさんがスピリバーグ監督に難色を示した時、助け舟を出したのがクインシーだったのですね! そんなエピソードもあったとは…!

偉大な音楽プロデューサー

 そろそろまとめとして…。
 マイケル・ジャクソンをはじめ様々なアーティストのプロデュース、USAフォー・アフリカのようなチャリティ・プロジェクト、そして映画音楽…。クインシーの顏はほとんど見えないけれど、その音楽で様々な表情を見せてくれたように思いました。偉大な音楽プロデューサー…という名称がぴったりと似合うひとだな、と思いました。

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