「メジロラモーヌ」(1985年中央競馬デビュー)1986年に中央競馬史上初の牝馬三冠を達成

メジロラモーヌ(1985年中央競馬デビュー)1986年に中央競馬史上初の牝馬三冠を達成

1986年4月6日 クラシック初戦「桜花賞」

1986年5月18日 優駿牝馬(オークス)
メジロラモーヌは中央競馬史上初の牝馬クラシック三冠を達成
「ノースフライト」(1993年中央競馬デビュー)「マイルの女王」GIレース2勝・マイルの競走で5戦全勝

ノースフライト「マイルの女王」(1993年に中央競馬でデビュー)
GI・安田記念(1994年)ノースフライトは世界の強豪馬を相手に強い競馬を見せて優勝

GI・安田記念(1994年)ノースフライトは世界の強豪馬を相手に強い競馬を見せて優勝

ノースフライトは最後の直線の残り200メートル付近で先頭に立つ
スタートが切られるとノースフライトは出遅れて後方からのレース運びとなったが、先行勢が競り合いながら進んだ結果、1000メートル通過は日本レコードから0.5秒差の56秒9という非常に速いペースで推移。
ノースフライトは後方から最終コーナーで先団に取り付くと、最後の直線の残り200メートル付近で先頭に立ち、そのまま2着トーワダーリンに2馬身半差をつけてGI初制覇を果たした。
走破タイム1分33秒2は競走史上2番目の記録(当時)。これは調教師の加藤にとっても初めてのGI制覇だった。加藤は「会心の競馬」と語り、角田は「世界の強豪馬を相手にこれだけ強い競馬をするんだから、本当に凄い馬ですよね」とノースフライトを称えた。

そのまま2着トーワダーリンに2馬身半差をつけてGI初制覇を果たした。
GI・マイルチャンピオンシップ(1994年) 「マイルの女王」のノースフライトと「スプリント王」のサクラバクシンオーの最終決戦を制する

GI・マイルチャンピオンシップ(1994年) 「マイルの女王」のノースフライトと「スプリント王」のサクラバクシンオーの最後の戦い
1994年11月20日(日) 1回京都6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第11回 マイルチャンピオンシップ ノースフライト
3歳以上・オープン・G1(定量) (混) 芝 1600m・外 14頭立
スタートが切られると、サクラバクシンオーは3番手、ノースフライトはその後ろにつけた。
第3コーナーからペースが上がり、最後の直線入口でサクラバクシンオーが先頭に立つが、ノースフライトが直線半ばでこれを捉え、1馬身半差で勝利した。走破タイム1分33秒0は、従来の記録を0秒3更新するコースレコード。
同一年度に安田記念とマイルチャンピオンシップを連覇したのは1985年のニホンピロウイナー以来9年ぶり2頭目の記録だった。

最後の直線入口でサクラバクシンオーが先頭に立つが、ノースフライトが直線半ばでこれを捉え、1馬身半差で勝利した。
「ニシノフラワー」(1991年に中央競馬デビュー)GI3勝

「ニシノフラワー」(1991年に中央競馬デビュー)GI3勝
GI・桜花賞(1992年)
GI・スプリンターズステークス(1992年)ニシノフラワーは大外から追い込み、ゴール前でヤマニンゼファーを差し切り優勝。
「シンコウラブリイ」(1991年に中央競馬デビュー)短中距離路線で牡馬と互角の勝負を繰り広げた。生涯成績:15戦10勝(中央競馬)

「シンコウラブリイ」(1991年に中央競馬デビュー)短中距離路線で牡馬と互角の勝負を繰り広げた。生涯成績:15戦10勝(中央競馬)
GI・マイルチャンピオンシップ(1993年)

GI・マイルチャンピオンシップ(1993年)を制したシンコウラブリイ
「ヒシアマゾン」(1993年に中央競馬デビュー)生涯成績:20戦10勝

ヒシアマゾン(1993年に中央競馬デビュー)
GI・エリザベス女王杯(1994年)エリザベス女王杯では優駿牝馬優勝馬チョウカイキャロルとの叩きあいをハナ差制する
1994年11月13日(日) 1回京都4日 天候: 晴 馬場状態: 良
10R 第19回 エリザベス女王杯 ヒシアマゾン
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(混) 芝 2400m・外 18頭立
エリザベス女王杯では優駿牝馬優勝馬チョウカイキャロルとの叩きあいをハナ差制し、重賞6連勝で名実ともに4歳最強牝馬となった。
主戦騎手であった中舘英二によると、エリザベス女王杯までのレース戦術について、他の馬と一枚も二枚も力が違っていたことから「負けてはいけない立場だったので、後ろから行って、大外を通って、着差は小さくても最後に勝てばいいというレースをしていた」と説明した。
「着順」
1 ヒシアマゾン
2 チョウカイキャロル
3 アグネスパレード
4 メモリージャスパー
5 ゴールデンジャック
6 フサイチカツラ
7 ジンシリウス
8 ヤマニンリコール
9 メジロアムール
10 リキサンフラッシュ
11 ジョウノバタフライ
12 バースルート
13 テンザンユタカ
14 シーフリージア
15 オグリローマン
16 ナイスガルボ
17 エイシンバーモント
18 ミスオーロ
1994年12月25日 第39回 有馬記念(GI)ヒシアマゾンと競馬の歴史上屈指の最強馬ナリタブライアンとの戦い
有馬記念では並み居る古牡馬が揃っていたが、相手は三冠馬ナリタブライアン1頭に絞ったレース運びをし、4コーナー付近でヒシアマゾンはナリタブライアンに競りかけたが、ナリタブライアンはこれまで以上の瞬発力を発揮して後続を突き放しており、ヒシアマゾンも勢いを保持したままを追走して3着以下には2 1/2馬身差をつけたが、結果的に優勝したナリタブライアンから3馬身差の2着に敗れた。
1994.12.25 第39回 有馬記念(GⅠ)
中山競馬場 芝2500m 晴 良
1着 7枠11番 ナリタブライアン 牡4 55 南井克巳 2.32.2 (34.8)
2着 5枠8番 ヒシアマゾン 牝4 53 中舘英二 2.32.7 3馬身
3着 6枠10番 ライスシャワー 牡6 56 的場均 2.33.1 2 1/2馬身
単勝 11番 120円
複勝 11番 110円 8番 290円 10番 430円
枠連 5-7 340円
馬連 8-11 820円
伝説の名馬、ディープインパクト、オルフェーヴル、そしてナリタブライアンは、別格の強さでした。
「エアグルーヴ」(1995年に中央競馬デビュー)「女帝」1997年に牝馬として26年ぶりのJRA賞年度代表馬に選出された。

エアグルーヴ「女帝」(1995年に中央競馬デビュー)1997年に牝馬として26年ぶりのJRA賞年度代表馬に選出された。
GI・天皇賞・秋(1997年)エアグルーヴは前年の優勝馬で二連覇を狙うバブルガムフェローをクビ差抑えて勝利

エアグルーヴのバブルガムフェローを力でねじ伏せたクビ差の勝利。
「メジロドーベル」(1996年中央競馬デビュー)GI競走5勝。五つ星の女王。

メジロドーベル(1996年中央競馬デビュー)GI競走5勝。

平成9年5月25日 「オークス」(東京芝2400、GI)自信満々で抜け出した直線。栄光のゴールはすぐそこまで来ている。
GI・エリザベス女王杯(1998年)メジロドーベルは「女帝」エアグルーヴを破っての見事な勝利

平成10年11月15日 「エリザベス女王杯」(京都芝2200、GI)メジロドーベルは内を通って突き抜ける。ランフォザドリームもエアグルーヴも封じ込めた。
GI・エリザベス女王杯(1999年)メジロドーベルは競走史上初の連覇を達成した。
「スティルインラブ」(2002年中央競馬デビュー)メジロラモーヌ以来となる史上2頭目の牝馬三冠を達成

「スティルインラブ」(2002年中央競馬デビュー)メジロラモーヌ以来となる史上2頭目の牝馬三冠を達成

第63回桜花賞(2003年)スティルインラブは2着のシーイズトウショウに1馬身1/4差をつけて勝利する。
GI・秋華賞(2003年)宿敵アドマイヤグルーヴの猛追を振り切り、メジロラモーヌ以来の牝馬三冠を達成
「アドマイヤグルーヴ」(2002年中央競馬デビュー)エリザベス女王杯連覇

「アドマイヤグルーヴ」(2002年中央競馬デビュー)エリザベス女王杯連覇
GI・エリザベス女王杯(2003年)クラシックを争ったスティルインラブとの激闘を制し、GI初勝利
「ダイワスカーレット」(2006年中央競馬デビュー)GI通算4勝。同世代のウオッカと激しい争いを繰り広げた歴代屈指の名牝馬

ダイワスカーレット(2006年中央競馬デビュー)同世代のウオッカと激しい争いを繰り広げた歴代屈指の名牝馬
GI・有馬記念(2008年)37年ぶりの牝馬での有馬記念制覇

GI・有馬記念(2008年)ダイワスカーレットは37年ぶりの牝馬での有馬記念制覇
「ウオッカ」(2006年中央競馬デビュー)「史上最強牝馬」GI通算7勝。64年ぶりの牝馬でのダービー制覇。

「ウオッカ」(2006年中央競馬デビュー)「史上最強牝馬」GI通算7勝。64年ぶりの牝馬でのダービー制覇。
GI・日本ダービー(2007年)64年ぶりの牝馬でのダービー制覇
レースはアサクサキングスがハナを奪い、有力どころではアドマイヤオーラがやや掛かり気味に前に行ってしまい、予想通りフサイチホウオー、ウオッカは控えた。意外であったのは前で競馬をすると思われた皐月賞馬ヴィクトリーが出遅れて後方からスタートしたことである。
しかし、第2コーナーあたりから出遅れたヴィクトリーは先団に取りつこうと前の馬をかわしていった。すると、これに触発されて1番人気のフサイチホウオーがかかってしまい、前の方へと行ってしまう。
一方のウオッカは、前方に馬を置くことでかからずに後方で待機することに成功した。
レースはアサクサキングスが先頭のまま進み、直線に入るがフサイチホウオー、アドマイヤオーラは伸びず、後方待機で自分の競馬に徹していたウオッカが直線の真ん中を突き抜けてゆき、一気に先頭のアサクサキングスをかわしてゴールイン。
2着はアサクサキングスが粘って残り、3着には左に右へと斜行しながら、ようやく追い込んできたアドマイヤオーラであった。
GI・天皇賞・秋(2008年)ウオッカは宿命のライバルのダイワスカーレットとの死闘を制する(ハナ差)。歴史に残る名勝負。

第138回天皇賞(2008年)ウオッカは宿命のライバルのダイワスカーレットとの死闘を制する(ハナ差)
スタートが切られると、戦前からレースを先導すると予想されたダイワスカーレットが先頭に立ち、そのまま他馬を引き離していった。ディープスカイが6番手、 1番人気のウオッカは直後の7番手に付けた。向正面前半からトーセンキャプテンがダイワスカーレットに接近して行き、両馬が競り合った前半の1000m通過は58秒7と比較的速いペースとなった。
第3コーナーから第4コーナーにかけてウオッカ、次いでディープスカイが先行勢を捉えに動き、ダイワスカーレット先頭で最後の直線に入った。
逃げ粘るダイワスカーレットを外側からディープスカイ、さらに大外からウオッカが交わしにかかり、残り200m付近でウオッカとダイワスカーレットが並ぶ。
スカーレットは一旦後退しかけたが、しかしここから再び伸びを見せてウオッカの前に出、これに再び並び掛けたウオッカとダイワスカーレットの馬体が、内外で完全に重なった位置でゴールとなった。
続いてディープスカイと、後方から追い込んだカンパニーがほぼ同時に入線、わずかに遅れてエアシェイディが入着した。
上位入線馬のうち、1着と2着および3着と4着が写真判定となった。1着馬の走破タイム1分57秒2は、1999年にスペシャルウィークが記録したレースレコード、および2003年にシンボリクリスエスが記録したコースレコードをそれぞれ0.8秒更新する新記録となり、9着のキングストレイルまでが従来のレコードを更新、10着、11着馬が従来のレコードタイという非常に早いタイムでの決着となった。
第138回天皇賞 - Wikipedia
GI・ジャパンカップ(2009年)ウオッカはシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトに並ぶJRA・GI7勝目という記録を達成した。
「ブエナビスタ」(2008年中央競馬デビュー)歴代屈指の名牝馬。GI通算6勝。天皇賞(秋)、2011年のジャパンカップ。

ブエナビスタ(2008年中央競馬デビュー)歴代屈指の名牝馬。天皇賞(秋)、2011年のジャパンカップ。