コロコロ創刊伝説より
登場人物②大文字 さとる
三段リーゼントという髪型が自慢ですが、ストーリー中盤で髪の毛を剃られてしまうエピソードがあり、それ以降は同じ髪型のカツラを被るようになりました。
登場人物③月影 一平太
プライベートでは人形を沢山収集し、寝る時はネグリジェだったりと少女趣味です。原作では白地にインベーダーマーク、アニメでは黄色地に赤で丸の中に「一」と書かれたシャツに腹巻、学ランがトレードマーク。名前の由来は「インベーダー」と「月形半平太」をもじったものであり、自身も「月影インベーダー様」を自称するシーンがあります。
登場人物④石野 ガラエ
あらしの母。ノーブラ。
あらしの母。ノーブラ。正体ばれる。
あらしの母。ノーブラ。必殺技まで繰り出すようになる。
あらしの必殺技
熱血の時代(1978年~1980年末)
それまで遊びとしか思われていなかったテレビゲームに情熱を傾けるあらしの姿に読者は共感を覚えました。他人にとってはどんなにくだらなく思えても、自分が本当に好きなものならば熱中する価値がある。これこそがコロコロコミックの漫画誌としての位置づけを決定した瞬間と言えます。
「熱血」が時代のキーワードであり、コロコロのキャッチフレーズであった時代でした。この必殺技の登場により、あらしは必殺技漫画として定着していく事になります。
炎のコマ
冒険の時代(1981年初め頃~1982年春)
あらしの第二期は第20回(1981年3月号)での真空ハリケーン撃ちの登場と共に始まると言っていいでしょう。体を高速で回転させ、巻き起こす真空の渦で手を触れずにゲームを操作するというこの技は、それまでの必殺技とは一線を画し「超必殺技」と呼ばれた。この技の登場と、同時期に始まった別冊コロコロコミックでの大ページ連載の相乗効果で、作品のスケールは次第に大きくなっていきます。ゲーム自体を攻略する話に代わって、ゲームを通しての冒険や必殺技対決というスタイルの話が主流になり、あらしはSF・ファンタジー漫画としての側面を強く持ち始めた。初期の頃からの読者はこの頃次第に離れていったようですが、もっと若い層にはあらし達の冒険はむしろ歓迎され、結果として読者の交替が起こったと見られます。