ゲームセンターあらし】
すがやみつる@京都精華大学マンガ学部(@msugaya)さん | Twitter
ゲーム攻略、アーケード漫画の元祖
時代は高度経済成長期でインベーダーブーム。街中の喫茶店でもテーブル筐体を入れて、大人が100円玉を積み上げてた頃の漫画です。アーケード漫画の元祖ですね。
ストーリー
主人公石野あらしが、ゲームセンターやゲーム大会を舞台に、全国、全世界から集まるライバルたちと熱戦を繰り広げるというもので、ストーリーは基本1話完結です。月刊コロコロコミックでの連載は比較的身近な世界を舞台にしており(それでも連載後半になると世界観は肥大化する)、別冊コロコロでの連載は1話約100ページに及ぶ大長編がメインで、最初から世界・宇宙規模の大きな世界観を持ったストーリーが展開されました。
スケールが大きく、今でも根強いファンがいます。今現在、プロゲーマーを名乗っている大人たちはこの【ゲームセンターあらし】の世界観の中で育ってきました。
作中に登場したゲーム
登場人物①石野 あらし
基本的にすがや作品の主人公は大文字さとるのような二枚目タイプでしたが、本作では「これまでにない主人公を」ということで、いくつかデザインされた候補の中から出っ歯でブタ鼻の「一番醜いもの」が編集者によって選ばれました。色もデザイナーが臨時に塗ったものがコロコロコミックの表紙になってしまったため、そのまま正式採用になりました。