【ゲームセンターあらし】座って遊ばないテレビゲーム!次々と繰り出される必殺技に子供達は熱狂しました!

【ゲームセンターあらし】座って遊ばないテレビゲーム!次々と繰り出される必殺技に子供達は熱狂しました!

1978年の『コロコロコミック』9号から連載がスタートしました。当時インベーダーゲームなどの流行と平行して物語は進んでいき、ゲームセンターにたむろするのが禁止になれば、作中でも舞台を変える…、などリアリティがありました。反面、必殺技は現実離れしており、いくら練習しても、誰もあらしのようにプレーする事は出来ませんでした。


ゲームセンターあらし】

すがやみつる@京都精華大学マンガ学部(@msugaya)さん | Twitter

ゲーム攻略、アーケード漫画の元祖

時代は高度経済成長期でインベーダーブーム。街中の喫茶店でもテーブル筐体を入れて、大人が100円玉を積み上げてた頃の漫画です。アーケード漫画の元祖ですね。

ストーリー

主人公石野あらしが、ゲームセンターやゲーム大会を舞台に、全国、全世界から集まるライバルたちと熱戦を繰り広げるというもので、ストーリーは基本1話完結です。月刊コロコロコミックでの連載は比較的身近な世界を舞台にしており(それでも連載後半になると世界観は肥大化する)、別冊コロコロでの連載は1話約100ページに及ぶ大長編がメインで、最初から世界・宇宙規模の大きな世界観を持ったストーリーが展開されました。

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スケールが大きく、今でも根強いファンがいます。今現在、プロゲーマーを名乗っている大人たちはこの【ゲームセンターあらし】の世界観の中で育ってきました。

作中に登場したゲーム

ブロックくずし
スペースインベーダー
ギャラクシアン
ギャラクシーウォーズ
パクパクマン
バルーンボンバー[8]
パックマン
ムーンクレスタ
クレイジー・クライマー
ラリーX
ニューラリーX
トランキライザーガン
ドラキュラハンター

ドンキーコング
スクランブル
平安京エイリアン
ミサイルコマンド
クイックス
スペースシーカー
ワープ&ワープ
マンホール、ジャッジ、パラシュート(ゲーム&ウオッチ)
ゲーム電卓
ゼビウス
レッドタンク
ディフェンダー
ルート16
スペースパニック
アタックモグラ

登場人物①石野 あらし

主人公。読み切り1本目のみ名前表記が「石野嵐」。1969年1月1日生まれ、身長145センチ、体重38キロ。前歯の出っ歯とインベーダーゲーム大会優勝の記念品で常に頭に被っている赤いインベーダーキャップがトレードマーク(読み切り・連載開始当初は当時流行していた「アポロ17号キャップ」を着用)。
成績がオール1で運動神経も勉強もからきしダメでだらしない性格ですが、テレビゲームに関しては天才的な腕を誇ります。読切ではゲームセンターにたむろする仲間が数人おり、「あらしのアニキ」と呼ばれていましたが、連載ではさとると一平太がこれに変わっていった。大の風呂嫌いだが、そのたまった垢で命拾いしたことも。出っ歯はダイヤモンドよりも硬く、出っ歯が生え変わるエピソードでは体のバランスが一時的に取れなくなってしまいました。物語後半になると、単に硬いだけでなく、射出した出っ歯を神経をケーブルとして遠隔操作できるように。インベーダーキャップ以外にも、赤いジャンパーをほとんどずっと着ているらしく、一平太のふんどしともども不潔の代名詞とされていました(さとるはいつのまにか耐性ができていた)。

基本的にすがや作品の主人公は大文字さとるのような二枚目タイプでしたが、本作では「これまでにない主人公を」ということで、いくつかデザインされた候補の中から出っ歯でブタ鼻の「一番醜いもの」が編集者によって選ばれました。色もデザイナーが臨時に塗ったものがコロコロコミックの表紙になってしまったため、そのまま正式採用になりました。

編集者の熱い一コマ

コロコロ創刊伝説より

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登場人物②大文字 さとる

学生であらしの最初のライバル。9月20日生まれ。家柄が良くハンサムで、IQ300の天才でスポーツも万能という抜け目の無い少年。高度なコンピュータ・プログラミングの腕を誇り、スーパーコンピュータ級のマシンを操ることもできます。一番尊敬する人はビル・ゲイツ。
あらしとの勝負に敗れ、その後は友人となりました。基本的に冷静で真面目な少年ですが、あらしたちとつるむようになってからは随分と軽い性格になり、巨大なハンバーガーを皆で食い散らかすなど三枚目キャラになっていっきました。ゲーム馬鹿でしかないあらしと一平太を、頭脳と財力でサポートすることも多かったです。
原作の終盤で一時アメリカにゲーム留学をしたことも。ゲームプレイは論理的思考で行うため、他のゲーム戦士との対決では必殺技を持たないがゆえに劣勢を強いられるケースが目立ちましたが、終盤ではあらしの必殺技「炎のコマ」を使いこなせるようになっていました。

三段リーゼントという髪型が自慢ですが、ストーリー中盤で髪の毛を剃られてしまうエピソードがあり、それ以降は同じ髪型のカツラを被るようになりました。

財力にものをいわせて何だか凄い人を召還しますが、あらしにとったらチンプンカンプントロリンポです。

登場人物③月影 一平太

八本木中学の中学生。8月29日生まれ。配下に50万人の手下を持つ大番長で、前出の東京湾でのインベーダーゲーム大会での勝負であらしと勝負して敗れ、その後はあらしと友情を持つようになりました。物語の中盤であらしの必殺技である「炎のコマ」も扱えるようになるなど、ゲームの腕前もあらしには劣りますが超一流です。中学校を2年連続で落第するなど致命的な学力で、3度目の落第をしたら即退学の状態まで追い込まれて、その対策のために学習塾に通った経験もあります。

プライベートでは人形を沢山収集し、寝る時はネグリジェだったりと少女趣味です。原作では白地にインベーダーマーク、アニメでは黄色地に赤で丸の中に「一」と書かれたシャツに腹巻、学ランがトレードマーク。名前の由来は「インベーダー」と「月形半平太」をもじったものであり、自身も「月影インベーダー様」を自称するシーンがあります。

登場人物④石野 ガラエ

太っていて、息子の遺伝元を象徴する出っ歯を生やした主婦。息子への教育方針は厳しいが、あらしの帽子が消失した際、焼けた帽子の灰を使い新たなインベーダーキャップを徹夜で完成させるという息子思いな一面もあります。
文部省の差し向けたエージェント「インベーダーウーマン」となって、秘技ノーブラボイン打ちであらしを苦しめ、一旦帰宅した彼に足かせを付けて彼の寝室に監禁したこともあります(理由は勉強せずにゲームに明け暮れていて将来が心配な息子を思いやっての行動だった)。
初期はインベーダーウーマンの正体ということもあり、登場時は常に顔に影がかかったように隠れていたが、中盤以降普通に登場するように。これはすがやみつるが影にするのを忘れていたためです。

あらしの母。ノーブラ。

ブラしろって!!

あらしの母。ノーブラ。正体ばれる。

だからブラしろって!!!!

あらしの母。ノーブラ。必殺技まで繰り出すようになる。

あらしの必殺技

熱血の時代(1978年~1980年末)

それまで遊びとしか思われていなかったテレビゲームに情熱を傾けるあらしの姿に読者は共感を覚えました。他人にとってはどんなにくだらなく思えても、自分が本当に好きなものならば熱中する価値がある。これこそがコロコロコミックの漫画誌としての位置づけを決定した瞬間と言えます。
「熱血」が時代のキーワードであり、コロコロのキャッチフレーズであった時代でした。この必殺技の登場により、あらしは必殺技漫画として定着していく事になります。

コマを素手で回転させる特訓によって会得。レバーを超スピードでコントロール(原作では、1秒間に200万回以上)し、コンピュータを超える動きを発生させ、自機を消してしまいます。後に一平太やさとるもできるようになる。「炎のコマリング撃ち」、「炎のコマ火の玉スペシャル」、「肉体炎のコマ」、「人間炎のコマローリングファイア」など派生技も多く、上位技として「炎のコマ火竜紅撃ち(かりゅうくれないうち)」がある。

炎のコマ

冒険の時代(1981年初め頃~1982年春)

あらしの第二期は第20回(1981年3月号)での真空ハリケーン撃ちの登場と共に始まると言っていいでしょう。体を高速で回転させ、巻き起こす真空の渦で手を触れずにゲームを操作するというこの技は、それまでの必殺技とは一線を画し「超必殺技」と呼ばれた。この技の登場と、同時期に始まった別冊コロコロコミックでの大ページ連載の相乗効果で、作品のスケールは次第に大きくなっていきます。ゲーム自体を攻略する話に代わって、ゲームを通しての冒険や必殺技対決というスタイルの話が主流になり、あらしはSF・ファンタジー漫画としての側面を強く持ち始めた。初期の頃からの読者はこの頃次第に離れていったようですが、もっと若い層にはあらし達の冒険はむしろ歓迎され、結果として読者の交替が起こったと見られます。

もう一つのターニングポイント「地球を救え」での、人類を救うために命を投げうつというストーリーは、死の危険を冒さなければならないというこの技の設定が可能にしたと言っていいでしょう。ゲームで負けたくないというあらしの意地から放たれたこの技は、この回では人類を救うために使われました。ここで、あらしは等身大の「身近なヒーロー」から「正義のゲーム戦士」へ変貌を遂げたと言えます。これ以降あらしは人類の危機を幾度となく救い、スーパーノヴァはそのための技として主に使われることになります。

あらし最大の必殺技である超新星スーパーノヴァ

宇宙のエネルギーを全身に集め、それを一気に放出すると言う、元祖・元気玉。作者自身も「理屈無用の必殺技」と語る究極奥義でした。
火山の噴火が原因で氷河期になってしまった時には宇宙空間で必殺技を使い、火山灰を吹きとばしたりと、たびたび地球を救う活躍まで見せています。

混迷の時代(1982年春~1983年)

この頃のあらしには、新しい道を探そうとする作者の迷いが現れ、様々な傾向の作品が入り混じる事になります。次々に襲い来る魔神とあらしとの戦いを連続物として描いたものだったり、「あらし史上最大の戦い」と銘打った三部作は、迫害されながらも戦うあらしや、自らの存在に苦悩するあらしのクローの姿などが描かれており、それまでにない深みを持った難しい作品となりました。
逆にそれまでのような熱さを感じさせない、ライトタッチの話が多く描かれているのもこの頃の特徴です。

結局あらしは昔の勢いを取り戻すことなく、1983年10月号で最終回を迎えました。最後の必殺技スーパーノヴァトリニティはこれまでの全ての技を合体させたもので、それまでの歴史を振り返るものになっています。
二号にわたって描かれたこの最終話において、あらしと二人の親友は我々の住む世界を離れ宇宙に向けて旅立った。あらしの歴史は幕を閉じました。
そして今に至るまで、あらしは帰ってきていません。

精神統一しています。
現代科学の最先端をゆくビッグコンピューターが勝つか、東洋5000年、神秘の歴史を誇るヨガが勝つか!?
あらしの使う必殺技は、あまりにも人間離れしていて、とても真似することは不可能でしたが、その中で唯一、普通の人間でも真似できた必殺技が、「水魚のポーズ」でした。

水魚のポーズ

【ゲームセンターあらし】マネしたくても出来なかった必殺技の数々! - Middle Edge(ミドルエッジ)

のむらしんぼ先生も豪快にパクッていた必殺技

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