「年をとるほど時間の経過が早い」という感覚
40代や50代といえば、世間でいうところの中年真っ盛りな世代ですね。
「年をとるほど時間の経過が早い」なんて言葉、若いころに年長者から聞くと「あなたの生活が充実してないだけでしょ」な~んて、頭の中ではバカにしていたものですが、実際に自分の身を振り返ると「10代」「20代」「30代」「40代」と、次第に時間の経過が加速しているような感覚、持っているのが実態かと思います(笑
こんなことを書くとそれこそ、「それはアナタの生活が充実してないのでは?」と突っ込まれるかもしれません。
だとすると、それはそれで今後の生活に改善の余地があるんだろうなと認識しつつ、似たような感覚を抱いたことのある人はきっと多いと考え、ネット上に示されている様々な「年をとると時間の経過が早い」ことについての解説を集めたいと思いました。

10代より20代、20代より30代と、振り返ると時の経過が早く感じませんか?
「ジャネーの法則」・・・年をとると1年が早く過ぎるような感覚
すでにご存じの方も多いかもしれませんが、「ジャネーの法則」というものがあるようです。
過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象について表す「ジャネーの法則」

「1年を分子に、自分の年齢を分母に」するようです
過去には「トリビアの泉」でネタにもされました
トリビアの泉で何を得ましたか? - Middle Edge(ミドルエッジ)
時間の長さについては「ジャネーの法則」が分かりやすいですが・・・
「後に振り返った時の時の長さに対する感覚」と考えると、この「ジャネーの法則」は納得出来る感じがしますね。
ただ、もしこのジャネーの法則だけを考えるならば
「年とともに短く感じる1年」に対して
もし、「1年の間に経験した事象」がどの年代でも等しかった場合、後に振り返ると10代より20代、20代より30代のほうが、短い間にやたら凝縮された「慌ただしかった」ような感覚を抱いても不思議ではない気がします。
耳が痛くなりそうな「新鮮な体験」「思い出の濃さ」
次に、どことなくお説教されているようで耳が痛くなる(きっと、その自覚がある)考え方が出て来ます。
最近時間が経つのが早い、と感じたらチェックしたい5つのこと | ライフハッカー[日本版]
要するに「単調な毎日、ルーチンに慣れ親しんだ日常。」
これらの事象は記憶に残らないということのようです。
本来、人間は長じるとともに自らの活動領域を広げていくことが出来る訳ですが、むしろ新しい発見や出会いの数は、より乏しくなっていくことで「記憶に残らない時間」が増えているという考え方ですね。
今朝何食べたか思い出せない理由、大人になると時が経つのを速く感じる理由 | ライフハッカー[日本版]
自分を含む多くのサラリーマンは、毎日1時間の通勤をしますし目の前の仕事をこなすことはとても大事です。
「新鮮な感覚を持ち続ける」
こういった考え方は、ときとしてお説教じみた感覚で受け入れられることも多いかと思います。
例えば
「言われなくても分かってる」といったような受け止め方。
『日々を充実させるために努力する』という言葉自体に、ちょっと肩肘張った感覚もありそうですしね。
ただひとつの心理的作用としてこれを知っておけば、例えば
「月に一度は、10年後でも憶えていそうなバカげたことをやってみようw」とか
「年に1回は、これまでに出掛けたことのない土地に足を運んでみよう」とか
そのくらいの感覚になることが出来たら、後で振り返ってプラスに作用しているなんてことがあるかもしれません。
「お説教じみている」と思いながら目を通すと意外と心に入ってくるものです
今朝何食べたか思い出せない理由、大人になると時が経つのを速く感じる理由 | ライフハッカー[日本版]
一方では「ジャネーの法則」の起点を「物心ついたころ」として考えるならば、小学校のころの記憶、思い出などが「懐かしい~!」といった大きな感動を伴って呼び起されることも、とても自然なことなのかもしれませんね。
60代や70代になったとき、私たちが小学校のころの記憶を「懐かしい~!」といった心地よい感覚と共に思いだすように、30代や40代のころの出来事も「あったね~、そんなこと~」なんて感覚で、振り返ることが出来るなら、それは幸せなことかもしれませんね。
「思い出す」や「懐かしい」といった感情が脳にもたらす効果があるそうです。プラスに作用するとすれば素敵ですね。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ミドルエッジでは、『懐かしい』に関連した情報を常時募集しております。

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