『ゼノギアス』(1998年・PlayStation用RPG)重厚で壮大な設定と緻密な伏線が絡まり合う伝説のロボットRPG

『ゼノギアス』(1998年・PlayStation用RPG)重厚で壮大な設定と緻密な伏線が絡まり合う伝説のロボットRPG

RPGとしての評価はかなり高く非常にファンの多い作品であるといえる『ゼノギアス』。ストーリーと背景が壮大かつ複雑で、理解するのが難解なゲームですが、電撃オンラインでの調査でリメイクして欲しいゲームで2位、続編が出て欲しいゲームで1位となった(ファミ通での調査は5位)ほどの名作です。伝説のロボットRPG『ゼノギアス』のおさらいをしてみましょう。RPGが好きでロボットが嫌いではないなら、ぜひ1度プレイしていただきたい珠玉の名作です。


エメラダ
(Emerada) (変化後の数値は大人化して以降の数値)
声:根谷美智子
年齢:精神的にはおよそ4歳、外見は8-9歳。成体では16歳(創始暦6082年末誕)
身長:125cm → 161cm 体重:96kg
B/W/H:65cm → 84cm / 50cm → 55cm / 65cm → 82cm
搭乗ギア : クレスケンス(エメラダの場合、「搭乗」というより「融合」が正しい)
4000年前に栄えたゼボイム文明の遺産。ナノテクノロジーによる人工生命体。一人称は「あたし」(まれに「私」)。キムとエリィ(ゼボイム)の遺伝子データをシミュレートして構築されたキムとエリィ(ゼボイム)の娘。

遺伝子異常があるゼボイム人に遺伝子治療した場合の遺伝子モデルとして、また染色体異常で子供が生めないエリィとの娘として作られた。カレルレンによる解析・実験の際に戦闘技能とエーテル能力とギア操縦技能を与えられた。創造者と同じ姿であるフェイに懐く。

イベントによって大人の姿になる。これは親(=フェイ)からの自立を意味する。イベントを起こさなくても本編はクリア可能(この場合でもエンディングのアニメでは大人の姿で登場する)。基本的には分子レベルで遺伝子や細胞や神経の働きをシミュレートしているが、大量のナノマシンによって構成されているため、身体をどんなカタチだろうと自由に変化、変質できる。とろんとした静かな目つきに反して、性格はワガママで元気。エリィのことはあまり覚えていないせいで自分がフェイに甘えるのを邪魔する女だと思っていた。これはいわゆるフェイを父とするエレクトラコンプレックスともいえる。

エリィを超す高いエーテル力と、シタンに次ぐパーティ中第二位のすばやさを持つ。エーテルは4属性の単体用と全体用で8種類がある。エーテルはエリィと違って失敗することがない。攻撃力も決して低くなく、また回避率が高めで敵からの攻撃をよくガードする。大人化するとレベルアップ時の能力上昇値が増える。PT参加前やPTから外れている間のキャラクターにも経験値は入るシステムなので、低レベルで進めて大人化の後にレベルを上げると強くなる。また大人になることで与えるダメージが1.2倍になる。
攻撃のモーションがエリィと似通っているところがある。

出典 ゼノギアスの登場人物 - Wikipedia

エメラダ 搭乗ギア : クレスケンス(エメラダの場合、「搭乗」というより「融合」が正しい)

エメラダ 搭乗ギア : クレスケンス

マリア : マリア・バルタザール
(Maria : Maria Balthasar)
声:渡邊典子(渡辺典子)(スクウェアの広報スタッフ。台詞は攻撃の掛け声のみ)
年齢:13歳(創始暦9986年誕)
身長:137cm 体重:38kg B/W/H:68cm / 54cm / 70cm
搭乗ギア : ゼプツェン
シェバトの護衛を務める少女。シェバトの賢者バルタザールの曾孫であり、幼い頃に両親と共にソラリスに拉致され、父ニコラの尽力でひとりゼプツェンで脱出した。

曾祖父(賢者バルタザール)と2年間と暮らした後、シェバトに預けられて現在に至る。ソラリスにて生き別れとなった父ニコラを探しながら、父と母を奪ったソラリスと戦っている。年齢の割には落ち着いていてしっかり者。普段はゼファー女王の話し相手をしている。自身を「おチビさん」、曾祖父を「クソジジイ」呼ばわりしたバルトには何となく辛く当たる。

ギアは強いがプレイヤーキャラクターとしては生身だけで戦うと必殺技がなく最弱。戦闘ではエーテルの代わりにゼプツェンを呼び出して攻撃させる。攻撃力は多大だが、消費ポイントが非常に多いのが難点。彼女だけ内部に搭乗せず、電磁石内蔵の靴でギアの頭の上に乗って、脳波をシンクロさせて自律行動ギアのゼプツェンに指示を飛ばしている。

イベントで深海に潜ることになるのだが、このような搭乗法なのにもかかわらず、マリアがゼプツェンの頭上に乗ったまま何事もなく連れて行ける(ゼプツェン自身は耐圧対策を取られている)。

反面、彼女のギアであるゼプツェンは極めて強力で、登場当初から圧倒的な性能を誇る。また、後半で仲間がギア・バーラーを手に入れるにもかかわらず、フェイのゼノギアスと並ぶほどの強さを維持できる。

出典 ゼノギアスの登場人物 - Wikipedia

マリア : マリア・バルタザール 搭乗ギア : ゼプツェン

マリア : マリア・バルタザール 搭乗ギア : ゼプツェン

マリアだけ内部に搭乗せず、電磁石内蔵の靴でギアの頭の上に乗って、脳波をシンクロさせて自律行動ギアのゼプツェンに指示を飛ばしている。

バルト : バルトロメイ・ファティマ
(Bart : Barthlomei Fatima)
声:関智一
年齢:18歳(創始暦9981年誕)
身長:183cm 体重:72kg B/W:102.5cm / 77.5cm 
搭乗ギア : ブリガンディア → E・アンドヴァリ → ユグドラシルIV世 → E・アンドヴァリ
アヴェのファティマ王朝の正統な後継者。マルーの従兄妹である。フェイとは様々な経緯から無二の親友となる。金髪で色黒だが、これは日焼けである。クーデターで国を追われ、潜砂艦ユグドラシルの艦長としてゲリラ活動をしている。

左目に眼帯をしており、粗暴で大雑把な性格だが男気に熱く、タムズ艦長とは完全に意気投合。やや先走りすぎたり、思慮が浅い性格も目立ち、「王たる者、もっと(常に)冷静にならねば」とよく言われるが、民からは大変慕われてもいる。また決して頭が悪いというわけではない。生身もギアも鞭を遣う。従兄妹であるマルーとは、半ば婚約者のようになっており、まんざらでもない様子。配下達やマルーからは「若」と呼ばれる。

タフそうな外見どおり、フェイと比較して、攻撃力は若干劣るも、体力、防御力ではフェイに勝る。彼の鞭には特殊能力がある場合が多く、この恩恵もある。しかし命中率が悪く、強攻撃はよく外す。エーテルの「ワイルドスマイル」は最初から使える、ザコ、ボス問わず、回避率と命中率を下げる。重ねがけ可。

出典 ゼノギアスの登場人物 - Wikipedia

バルト : バルトロメイ・ファティマ 搭乗ギア : ブリガンディア → E・アンドヴァリ → ユグドラシルIV世 → E・アンドヴァリ

リコ : リカルド・バンデラス
(Rico : Richardo Banderas)
声:麦人
年齢:30歳(創始暦9969年誕)
身長:211cm 体重:123kg B/W:121cm / 95.5cm 
搭乗ギア : シューティア → E・シューティア
キスレブの首都ノアトゥンに住む亜人のバトラーキング。プロレス技を駆使する。一見、粗野で無愛想な性格だが、キスレブ下水道のネズミ駆除装置「ネコイラズでチュー」を嬉々としてフェイたちに説明したり、シタンがバルト一味を義賊として紹介した際には、まだ顔を会わせていない相手にもかかわらず「気に入った」と言ってみせるなど、なかなかお茶目な面もある。

なお、バルトが乗艦していた戦艦を墜した張本人だと知るや、普段の性格も忘れて獣のように跳躍し、バルトを締め上げることとなる。

苦手なものは「狭い所」と「暗い所」。本当はやんごとない出生をしているが、本人はそれを知らず、ただ闘いのみを求めている。キスレブでは亜人迫害の政策が執られていたので総統を憎んでいるが、その政策は教会に因るもの。ジークムント総統は教会勢力を排除する政策を執っているが、教会の下部組織「B委員会」にそそのかされて、事故にみせかけた総統暗殺を何度も試みている。

総統府に潜入した際、DNA鑑定により開く仕組みの母の部屋に入ったことで、幼少時の記憶との整合で自分が総統の息子だと気付くが、キスレブ首都はソラリスの粛清に遭いリコはフェイたちと行動を共にするようになる。なお、首都を離れると爆発を起す首輪を最後まで付けっぱなしだったが、これは信管が抜かれていて、爆発の危険はない。

出典 ゼノギアスの登場人物 - Wikipedia

リコ : リカルド・バンデラス 搭乗ギア : シューティア → E・シューティア

ビリー : ビリー・リー・ブラック
(Billy : Billy Lee Black)
声:上田祐司
年齢:16歳(創始暦9983年誕)
身長:168cm 体重:59kg B/W:85cm / 65cm 
搭乗ギア : レンマーツォ → E・レンマーツォ
「教会」を信奉する贖罪審問官(エトーン)。父ジェシーとの折り合いが悪く、一人で妹プリメーラと孤児たちを養っている。武器は銃で、4挺の銃を常に持ち歩く。性格は経験と立場から、真面目で几帳面。礼儀知らずが嫌い。バルトと度々衝突する。また銀髪に色白、整った顔立ちに青い目と、ともすれば少女にも見えるため、本人はそれコンプレックスに思っていて、女性だと間違われぬように、髪を極めて短くしている。また、母が死に、父が行方不明で生活が苦しかったころは、妹との生活費を得るために自分の身を売ろうとしたことがあった。ミドルネームのリーは、母ラケルが第一子が女の子だったら付けようと考えていた名前「アシュレイ」の愛称のリー。見た目が女の子のようだったため、芸術家肌だった母からはリーと呼ばれていた。

銃を武器として使うだけあって、攻撃力は高め。また命中率が極めて高いことが特徴で、強攻撃も滅多に外さない。スピードは平均だが、体力、防御力が低くやや打たれ弱い。補助系エーテル、回復系エーテルが揃っており、戦闘不能復活エーテル、味方全体体力回復エーテルなどの彼しか持たない優秀なエーテル技を揃えている。また、ギアに何種類かのエーテル系パーツを組み合わせることで、容易にカウンターストップ攻撃を繰り出すことも可能なので、ボス戦などで打撃が足りないときに重宝されることが多い。

出典 ゼノギアスの登場人物 - Wikipedia

ビリー : ビリー・リー・ブラック 搭乗ギア : レンマーツォ → E・レンマーツォ

チュチュ
(ChuChu)
身長:88cm 体重:35kg
年齢:1歳3カ月
声:渡辺久美子
惑星原住の知的生命、ウーキィ族の少女。マリアの父ニコラによるとウーキィの学術名はドテスカチュチュポリン(知能レベル、天文学的に低い)。現存する一族はゼボイム時代に遺伝子操作の動物実験や環境汚染などにより生まれた新種で人間と同等の知能を持つ。

本来は巨大な生物。一族は500年前にソラリスのナノマシンによる能力抑制機構「リミッター」によって小型軽量化されているが、チュチュはリミッターを外された者達の子孫のため巨大化できる。

ウーキィ一族の間では巨大だった頃のことは巨大な守り神が居たとして伝承されている。人間の男性との恋に憧れてぬいぐるみのフリをしてブレイダブリクに行く荷馬車に紛れ込んだ結果射的の賞品にされていた所、ブレイダブリクに潜入していたマルーが気に入ってただならぬ執念で入手。

その後、シャーカーンの部下に見つかった際、抱えるチュチュの重さが災いして逃げ遅れ、マルーは監禁されることになった。クモが好物。フェイやバルトのようなカッコイイ男の子が大好きで、フェイに一目惚れする。

仲間になったばかりの時は高い攻撃力を誇るが、後半以降は完全にパワー不足になる。しかし、特殊装置を除いて唯一ギアのHPを回復できるので回復要員であり、燃料を気にする必要がない。

出典 ゼノギアスの登場人物 - Wikipedia

チュチュ 搭乗ギアは無く、巨大化(でかでか)する。

ボスキャラ「グラーフ・搭乗ギア:ORヴェルトール」

人類を滅ぼすことで人の呪われた運命を解放しようという思想を持ち、かつて崩壊の日にディアボロスと呼ばれる軍勢を率いて世界中を恐怖に陥れた張本人。 

その正体は主人公・ウォン・フェイフォンの前世、ラカンの残留思念。 

かつて愛する者の死に直面し、不安定な精神状態でゾハルとの接触を図ったが為に怒りで心を塗りつぶし、崩壊の日という惨劇を引き起こした。 
超常的な能力を発揮し、肉体を失っても他人の意識に取り憑くことで自己を確立させる能力も有している。 
また、フェイ(イド)を自らの器として育て、鍛え上げた師でもある。 

搭乗ギアのORヴェルトールは、『OR=オリジナル』の文字通りフェイの搭乗機であるヴェルトールの原型である。 
そしてグラーフの乗機であることを察すれば分かるだろうが、鬼のように強い(倒せないわけではない)。 

出典 グラーフ(やみのはしゃ)とは【ピクシブ百科事典】

「ORヴェルトール(オリジナルヴェルトール)」
黒衣の男グラーフが搭乗するギア・バーラー。 
「ORヴェルトール」と書き、「オリジナルヴェルトール」と読む。 
500年前にアニマの器「ナフタリ」と同調したギア・バーラーがゾハルと不完全な接触を果たし、後のゼノギアスと同様に変異進化を遂げた機体。 
物語上最初に姿を現すギア・バーラーであるが、ギア・バーラー、あるいはそれに比肩する機体三機を相手にしてもこれを圧倒する強さを誇る。

グラーフの搭乗ギア :ORヴェルトール(オリジナルヴェルトール)(ギア・バーラー)

フェイはゼノギアスに登場しグラーフ駆る「真ヴェルトール」と死闘を演じ、勝利。

フェイは自分が戦っているのがグラーフではなく「父親」であると気づいており、止めは刺さず和解の手を伸ばす。

その最中、完全なるゾハルの力を求めたデウスの呪縛によってフェイは吸収されそうになる。だがフェイの前世であるグラーフが庇う形で吸収され、一時的にデウスの呪縛を解くことに成功する。

グラーフは自分の本心を明かし、デウスを破壊することで犠牲になった大切な人たちを救ってほしいと息子に全てを託し、消え去った。

グラーフの正体は主人公・ウォン・フェイフォンの前世、ラカンの残留思念。

中ボス「四柱神」(ハールート・マールート・メタトロン・サンダルフォン)

中央の大きな玉がデウスの外殻、周りを回っている4つの外殻(球状の玉)が「四柱神」(ハールート・マールート・メタトロン・サンダルフォン)。

四柱神を倒さなくてもデウスを倒すことはできますが、デウスの強さは、四柱神を何体倒したかで決まります。4体倒していればデウスはかなり弱くなります。普通に戦ってあっさり勝てるのでハイパーモードを待たなくても大丈夫です。

「四柱神」(ハールート・マールート・メタトロン・サンダルフォン)の外殻(球状)

四柱神(しちゅうしん)
メタトロン、サンダルフォン、ハールート、マールートの四機の《アイオーン》。比較的ギア・アーサーやギア・バーラーに酷似した形態をしており、アイオーンのように透き通るといった特徴がない。

デウス本体を守るというよりも力を送る役割を担っており、倒すことでデウスの戦闘能力を大幅にダウンさせることが可能。この戦闘のみはフェイをパーティから外すことができる。

四柱神の「メタトロン」

四柱神の「マールート」

四柱神の「サンダルフォン」

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