リー・リンチェイ(ジェット・リー)のデビュー作!!少林拳ブームを巻き起こした映画『少林寺』

リー・リンチェイ(ジェット・リー)のデビュー作!!少林拳ブームを巻き起こした映画『少林寺』

迫力満点の格闘シーンにリアルに表現された舞台が素晴らしく、世界中に少林寺の名を広めた偉大な名作映画です。


映画はただ撮影されたのではなく、色々なスタッフの支えと出演者の努力があって完成しました。

映画『少林寺』は、実在する少林寺にとって救世主的存在?!

1966年~1977年に中国で推し進められた「文化大革命」では、伝統は悪とされ、封建的文化は強く批判された。少林寺も例にもれず、多くの仏像や書物が破壊され、難を逃れたものも散逸したそうだ。僧侶も弾圧されたと言われている。

http://rocketnews24.com/2015/09/11/622242/

【突撃少林寺】少林寺僧に聞いてみた!「映画『少林寺』をどう思う?」→ 僧侶「とても感謝。文化大革命で廃れた少林寺を世界に広めてくれたから」 | ロケットニュース24

文革が終わり、5年後に映画が公開されて海外で少林寺武道ブームが起こりました。そして少林寺の人気も高まり、現在でも観光名所として多くの人がお訪れます。

撮影現場は荒れていた?!

そして寺には大修道院長、門番、管理人兼料理人の3人の姿しか無く、武術の稽古をしている人など誰一人見当たりませんでした。

撮影で使われた嵩山少林寺は、寺や土地は荒廃し、見渡す限り広がる山野、草木はどれも1メートルほどの高さに生い茂り、寺に至る道すら無かった。

また映画では、人民解放軍の全面協力がありました。

制作スタッフや出演達の手伝いにより、撮影場所が整備されました。

監督は本物の少林寺映画をつくるために荒れた場所だろうが、全力で制作に取り組みました。

当時17歳のリー・リンチェイ

リー・リンチェイが主役に選ばれた経由は、監督のチャン・シン・イエンが北京で訪れた武術大会で、ある一人の少年の姿を見て衝撃を受けました。そして監督は「主役は彼しか考えられない!」と思ったらしいです。

映画の撮影時のリー・リンチェイ は、17歳でした。

甘いマスクに純情な感じの美少年でした。

この映画は、リー・リンチェイ が一躍スターになった作品でもあります。

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