ガールズ ロックバンド「ZELDA」 誕生

ZELDA
1979年、ベースの小嶋さちほを中心に結成されたガールズロックバンド「ZELDA」。
1982年に日本フォノグラムからメジャーデビュー。以降長きに渡り ロックを基調とした様々な音楽性を取り入れたスタイルで、日本の音楽シーンを牽引してきました。
独自の世界観と歌詞で人気爆発!
ZELDAの人気が爆発した理由のひとつはその歌詞と世界観にあります。
文学に造詣があるボーカルのSAYOKOは、当時 雑誌「宝島」でエッセイを連載していました。
彼女が歌い上げる少し斜に構えた文学的歌詞は、宝島の読者であった少女たちのハートをしっかりと捉えたのです。
Ash-Lah 曲中歌詞「いつか金色に 染まろうとする人が 働きずくめで白くなる パタパタと粉になる」という部分が自分のエセ文学少女のハートに刺さりました。
http://maboroshigakudan.at.webry.info/201403/article_2.htmlあの時、ぼくらのニューウェーブ!連載2 ZELDA(ゼルダ) マボロシ商会/ウェブリブログ
「詩はカート・ボネガットの小説から。振り付けはフェリーニの映画から」(SAYOKO)
https://crmg.me/w/924/1468国内ロックシーンの変容とZELDAの奇跡 | ZELDAクロニクル | CRUNCH MAGAZINE(クランチマガジン)
他のガールズバンドがラブソングを歌う中で 自分たちの世界観を貫くその姿に ロック魂を感じます。
ZELDAのメンバー

ZELDA - Wikipedia
バンド意外にも優れた才能やビジュアルを兼ね揃えていた彼女たちは人気絶頂の1986年、『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』という映画に「ZELDA」として出演します。
また、リーダーの小嶋さちほとSAYOKOの二人は、メンバー入れ替えで空白になった時間で別ユニットを結成。『招き猫カゲキ団』と称し、脱力系 昭和歌謡でZELDA時とは別のファン層を獲得しました。

招き猫カゲキ団
国内ロックシーンの変容とZELDAの奇跡 | ZELDAクロニクル | CRUNCH MAGAZINE(クランチマガジン)
デビュー当初、「不思議ちゃんバンド」という見方をされていたZELDAは、今で言う"サブカル女子"文化の祖だったのかもしれません。
ZELDAの残した音源
ZELDA - Wikipedia
いかがでしたか?ロック~エスニックミュージックまで様々な音楽性を取り込んで成長し続けた、天才ガールズバンドの軌跡。
あなたが気に入る音源がきっとみつかると思います。是非チェックしてみてください。