DAISUKI!とは?

オープニング
DAISUKI!は1991~2000まで放送されていた長寿深夜番組です。
当初は松本明子・飯島直子・吉村明宏の3人でしたが、吉村が降板し中山秀征を加えた3人に変更となります。
パチンコ、料理、街ブラなど深夜番組では珍しいお色気要素少なめの企画であるにもかかわらず最高視聴率14.7パーセントを叩き出しました。

秀ちゃん加入前は吉村さんがレギュラーでした
レギュラー3人の魅力

中山秀征(ひでちゃん)
DAISUKIで軽快なトークが人気となったヒデちゃんこと中山秀征。
松本明子とは同じ事務所で、破天荒な松本明子の友人として支えていたヒデちゃんは、10年来の松本明子と初対面の飯島直子とバランスを取りながら収録していたそうです。
優しい語り口やツッコミから松本さんやナオちゃんのいいところを引き出していましたね。

松本明子(松本さん)
DAISUKI!のお笑い担当松本さん。一番年上なのでさん付けされています。
放送禁止用語を言ってしまい芸能界から干されていた時期もある松本さんですが、最近『しくじり先生』に出演し、ヒデちゃんとのエピソードを語りました。
松本さんがあはははは!と笑う明るさもDAISUKI!になくてはならないものです。

飯島直子(ナオちゃん)
今で言えば『元祖癒し系女優』のナオちゃんですが、DAISUKI!では綺麗どころポジションにプラスして元ヤンキャラでもありました。
おっとりしているナオちゃんが『駅に着いたらとっぽい姉ちゃんとがんの投げ合いとばし合い!』と横浜銀蝿を歌う料理コーナーには驚かされました。
準レギュラー

見栄晴
いつも『何で来てるの?』なんて言われていた見栄晴さんは、様々な企画で登場率の高い準レギュラーでしうた。とぼけた言動と愛されキャラが笑いを誘っていましたね。

川合俊一
河合俊一さんは主にお料理企画や食べ歩きに参加していました。実家がとんかつ屋さんのキャラクターで、とんかつ料理なども振る舞っていましたね。

池谷幸雄
企画も色々!
DAISUKI!は様々な企画がありました。どの企画も面白かったのは、やはりレギュラー陣のチームワークと力量ですね。
主な企画を思い出してみましょう。
パチンコ企画
2000円~3000円を掛け金として、みんなでパチンコをする企画です。
リーチになると画面が切り替わり、当たるかどうかをはらはらとみんなで見守ります。
短時間なのに結構出玉があったりと大盛り上がりでした。
宝くじ
皆でお金を投資して宝くじを買い、配当金を分けるコーナーです。主に年末ジャンボを買うことが多く、大晦日やお正月のDAISUKI!で当選発表をしていました。
投資してくれた芸能人では和田アキ子さんや桂文枝師匠など大物芸能人が多かったのも記憶しています。
願掛けとして、宝くじや風水の専門家にお願いしたり、有名な銀座のチャンスセンターで購入するのも高齢でした。
第5回目で見事200万円に当選し、配当金には和田アキ子さんの驚く姿も!
料理
DAISUKI!の中でも人気コーナーだった料理企画です。
最初は街ブラをして食材を買い込み、その後料理といった流れが多かったです。
松本さんがレンジで茶碗蒸しを作ろうとして失敗続きだったり、花の形に人参を切ろうとしてキャタピラになってしまったり…最後に繰り広げられる秀ちゃんの納豆料理も名物コーナーでした。『ねぎとこんにゃく下仁田名産!』の名言が飛び出すのもこの企画ですね。
直ちゃんは下手ではないのですが勢いがあり、水を散らしたり衣を飛ばしたりとてんやわんやな様子がとても面白かったです。
やっぱり腕組み!
中山秀征、松本明子が今語る『DAISUKI!』秘話(芸能) - 女性自身[光文社女性週刊誌]
3人の結婚
とっても仲が良かった3人です。秀ちゃんは松本さんかナオちゃんと結婚するんだろうなと子供心に思っていました。
実際ナオちゃんと秀ちゃんは『お互い30まで独身だったら一緒になろう』なんて冗談半分に言うこともあってドキドキしていたのですが…
秀ちゃんは31歳で結婚

白城あやか
松本さんは32歳で結婚

本宮泰風
ナオちゃんは29歳で結婚

前田亘輝
ナオちゃんは1997年に夏の代名詞ともよばれるバンド『TUBE』のボーカル前田さんと結婚。
しかし2001年に価値観の違いから離婚しています。
その後歌舞伎町ホストのOnry優さんとの噂が浮上しましたが、破局報道。
2012年に会社を経営している一般男性と再婚したことが報じられました。
ナオちゃんは1997年、松本さんと秀ちゃんは1998年と結婚の時期まで似ている3人。
DAISUKI!レギュラー時、お互いの相手も知っていたのでしょうね。
忘れちゃいけないアイキャッチ
CM前のアイキャッチで『だいすき!』と美少女が言うのも人気でした。
篠原涼子さん、仲間由紀恵さん、辺見えみりさん、上原さくらさんの初々しい姿も確認できます。
言い方にも個性が出ていて、かわいいものから切ないものまで様々なものがありました。
DAISUKI!を彩るもう一つの要素として大切でしたね。
友情は今でも。
共演も少なくなった3人ですが、たまに共演する際は互いに相手をDAISUKI!時代の呼び方で呼び合います。DAISUKI!の空気がよみがえりますね。
同じ番組をやっていた、というだけの垣根を越えて、3人の友情は永遠に続いていると思います。
最近では松本さんがしくじり先生に出演し、秀ちゃんとのエピソードを語りました。