沙羅曼蛇とは?どんなゲーム?

沙羅曼蛇 タイトル画面
グラディウスの続編ということで、開発されたシューティングゲームです。
横・縦交互スクロールシューティングゲームで、操作は十字キーで八方向移動
Aボタンで パワーアップ Bボタンで ショット ミサイルになってますね。
元がアーケードゲームと言うことで、移植されないという噂もあったようですが、無事発売されました。しかし、ファミコン版グラディウスが一応面構成などはアーケードに忠実だったのにたいし、
沙羅曼蛇は、かなりファミコンオリジナルになり、実質違うゲームのようになってしまっています。
まあ、要領の関係で仕方の無いことかもしれませんけどね・・。
ストーリーは突如バクテリアンのサラマンダ軍の襲撃をうけ、甚大な被害を受けた惑星ラティスが、銀河系において、唯一バクテリアンをしりぞけた惑星グラディウスに救援を要請。歴戦の戦士による超時空戦闘機ビックバイパーとパイロットであり、ラティスの皇子が駆るロードブリティッシュで、サラマンダ軍に立ち向かうというものです。
だから、2P同時プレイが可能なんですね。

ビックバイパーです。
でも、それでコナミを責めるのは酷というものです。アーケードゲームの性能が急激に上がり、それに対して、ファミコンは貧弱なものしか作れなかった時代で、ここまで頑張ったコナミを褒めたいですけどね。当時のファミコンソフトとしては頑張っていると思いますよ。
とりあえず、グラディウスも紹介しておきましょう。

ファミコン グラディウス タイトル画面
革命的なシューティングゲームとして歴史的な作品ですよね。
惑星グラディウスを救うために、超時空戦闘機ビックパイパーを操り、亜時空星団バクテリアンと闘うというテーマがあったんですね。
沙羅曼蛇も続編ということで、グラディウスの手法を多く取り入れています。
グラフィックや音楽はかなりパワーアップしていますけどね・・・。
さて、沙羅曼蛇の紹介です。グラディウスよりもパワーアップ?

沙羅曼蛇 プレイ画面
アーケード版からは大きくアレンジされていますが、コナミが独自開発した特殊チップVRCの搭載により、前作の「グラディウス」よりオプションの搭載可能数が多くなったり、大型ボスも登場しています。進化ですよね。コナミ頑張ってます!!
主なアーケード版との変更点は?
自機のグラフィックは1P,2P共に全く同じです。色が違いますけどね・
パワーアップシステムがグラディウスと同じ、パワーカプセル方式に変更されています。
レーザーは「グラディウス」で不評だった短いレーザーですが、擬似的に長いレーザーに見えます。
あと、迫力のあったアーケード版のボイス(合成音声)はないです・・。
スクロール速度もアーケードよりは遅くなっていますね。
そして一番の変更点はステージ構成ですかね?
かなりアレンジされており、オリジナルのステージやボスも登場しています。

ファミコン版 オリジナルボスです
各ステージの紹介!
1ステージ 細胞?

何かの生命体の中のようなステージ
基本的にアーケード版に忠実な移植にみえますよね。
でも一部地形が違うところがあったりします。ボスはゴーレムです。
途中の大きな牙のようなところは慎重に操作して、うまく避けましょう。

ボス ゴーレム
最初のボスですから、そんなに強くは無いです。
ここでやられているようじゃ、先が思いやられますよ。
さっとやっつけちゃいましょう!!
2 火山ステージ

ステージ2は火山ステージです。火山から隕石がでてきますので、上手くかわしましょうね。
またこの面では中ボス的な存在もでてきます。

ステージ2のボス
ボスは”ゲート巡洋艦テトラン”です。アーケード版と比べるとだいぶん手?が短いですね。
まあ、ファミコン版なので仕方がないでしょう。
弾をかわしてレーザーが打ち込みましょうね。
3ステージ プロミネンス

ステージ3 プロミネンス
ステージ3は横スクロールになりますね。
生命エネルギーが炎となって吹き出すというかなり格好いいステージです。
ボスのインストルーダは頭部だけになり、胴体は見えません。
まあ。仕方ないですね。でも頑張っていると思います。
アーケード版よりはなめらかではないですが、地形の炎やプロミネンスの炎などはしっかりと再現されていると思いますよ。プロミネンスの速度は遅いんですが、その代わりかどうか、敵キャラはかなり強く、破壊すると火の玉に変化する鳥や、上下から敵が出現するジェネレーターが破壊できないこともあり、なかなか難しいですね。

ボス インストルーダ

PSP版のインストルーダ
やっぱり胴体もあったほうが格好いいですけどね。
それは我慢我慢。やりたければ、ファミコン版じゃないのをプレイしてみましょうね。
4ステージ 細胞2ですかね?
こちらはファミコンオリジナルのステージです。
中盤の血管内部は高速スクロールします。

ステージ4 体内ですかね?
縦スクロールですね。ファミコンオリジナルのステージですね。
BGMはアーケード版のステージ5のものが流れます。
後半はいきなり壁から網状細胞がでたり、網を広げる敵が出現したりでフル装備じゃないとかなりきついですかね?
最後の方の骨が撃ってくるレーザーは1週目は画面一番下にいれば当たらない。
その場で左右に動きながら上から降ってくるブーメラン上の骨を撃ちましょう。

ボス ギーガ
ボスのギーガもファミコンオリジナルです。
口から弾を出してきたり、目を飛ばして来たりします、フル装備であれば問題ないでしょう。
ステージ5 神殿ステージ

ステージ5 前半
こちらのステージもファミコンオリジナルステージです。
前半はグラディウスの火山ステージ風でクラッシュボムという、一見ビックコアのような敵が出現したり、天井からトゲが降ってきたりしますが、敵の攻撃ははげしくはないですね、。でも、後半は神殿の内部みたいになっていて、柱が上下に動き、自機の行く手を阻んだり、地形が入り組んでいたりして結構やっかいです。

ボス ツタンカーム
ツタンカームっていう名前のボスなんですけど、まんまツタンカーメンですよね?
口から弾を吐き出してくる他、ツタンカームの顔の周りを回っている玉で自機の弾を防いだりします。
6ステージ 機械都市ステージ
ビックコアが出現しない以外はほぼ忠実にアーケードを移植しているステージです。
要塞内部のモアイ地帯も再現されていますね。

モアイ地帯
最後のボスは”沙羅曼蛇ビックアイ”です。
アーケード版では”ゼロフォース”っていう名前だったんですけどね。
見た目の通りわかりやすい名前になったのかもしれません。

ビックアイ
こちらはクリア動画です
沙羅曼蛇はBGMも素晴らしい!!
今でも、沙羅曼蛇のBGMを聞くと懐かしく思い出します。
それぐらいBGMとして存在感を発揮していました。
グラフィックもそうですけど、このBGMが合ってこその沙羅曼蛇だと思いますね。
いかがでしたでしょうか?
沙羅曼蛇のご紹介でした。
このゲームは色々なハードに移植されていますから、幸いプレイするのは簡単だと思います。
興味を持った人は是非プレイしてほしいですね。
でも、沙羅曼蛇をプレイしたら”グラディウスシリーズ”全部プレイしたくなりますけどね。