シリーズ41作目 「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」
1989年8月5日公開、シリーズ41作目。
平成に年号が変わってのシリーズ初の作品だった。
また、8月公開作品としては最後の作品で、本作以降は12月公開のみとなった。

キャッチコピー

あらすじ
第41作 男はつらいよ 寅次郎心の旅路|松竹映画『男はつらいよ』公式サイト
久美子の悩みを聞いた寅さんは、日本へ帰ろうと説得
悩んだ末に帰国を選んだ久美子が、いよいよ飛行機に乗り込もうという時に、現地の恋人の声が!
「クミ、行っちゃ駄目だ!」
お互い駆け寄り、キスをする二人
またもや失恋した寅さんだった
ウィーンが全く似合わない寅次郎!
今回も豪華な出演者が勢揃い



イッセー尾形の出演シーン
マドンナは竹下景子
ヨーロッパに来たものの、そのまま居着いて帰国することもできなくなったヒロインを好演。
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松竹の山田洋次監督のもとで、ようやく身近な世界で優しく可憐な持ち味を発揮。『男はつらいよ』シリーズに唯一人、別々の役で三度マドンナ起用される。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%8B%E6%99%AF%E5%AD%90竹下景子とは - goo Wikipedia (ウィキペディア)

異国の地オーストリアで暮らすマドンナ・久美子
断ち切った望郷の念が、寅さんとの出会いで芽生え、揺れ動くマドンナを好演
ある意味、昔の日本を象徴するようなキャラクターの寅さんに影響され、段々と日本を恋しく思う様を、どこか寂しげに演じ切った
「故郷の塊みたいな人」と寅さんを称した
なお、第32作「口笛を吹く寅次郎」のマドンナでも好評価を受けた
海外ロケならではの外国人とのやり取り!
寅さんは、海外でもフーテン・腹巻スタイル!
2:16~の現地婦人との会話もオール日本語!
それでなんとかお互い通じ合っているほのぼのシーンが楽しい
作品データ
監督 山田洋次
脚本 山田洋次、朝間義隆
俳優 渥美清、竹下景子、淡路恵子等
公開 1989年年(平成元年)
配給 松竹
時間 110分
今回の恋も実らなかった寅さん
ウィーンまで行ったのに(笑)
ちゃっかりウィーンで仕入れた?バッグをたたき売りする寅さんは、転んでもただでは起きない性格
あの気風の良さがやはり魅力!元気の源!!