やるっきゃないが合言葉『ビーファイターカブト』

やるっきゃないが合言葉『ビーファイターカブト』

『重甲ビーファイター』に続くシリーズ第2弾『ビーファイターカブト』。メタルヒーローシリーズにおける、変身ヒーローものの最終作でもあるこの作品について振り返ってみましょう。


ビーファイターカブトとは?

現在仮面ライダーシリーズが放送されている時間に、今からちょうど20年前に放送されていたのが『ビーファイターカブト』です。

かなり新しい作品の印象がある方も多いかもしれませんが、意外にももうこんなに放送から時が流れていたんですね。

あらすじ

ストーリーのあらすじを振り返ってみましょう。

ビーファイター

ビーファイターカブトには、敵味方含めて大勢の新キャラクターが登場しました。
まずは、ビーファイター側のキャラクターを振り返ってみましょう。

主人公で高校生ということで、彼の若さが物語を牽引していました。

声が特徴的で、一度聴いたら耳から離れなくなるほどのインパクトがありました。

ビーファイターカブト/鳥羽甲平

甲平を抑える大人ポジションの人物で、ちょっと影が薄かった印象です。

ビーファイタークワガー/橘健吾

科学者キャラでありつつお転婆な人物で、インパクトが有りました。

ビーファイターテントウ/鮎川蘭

アメリカの戦士で、特に目立っていた追加メンバーです。

ビーファイターヤンマ/マック

ペルーから来た新戦士でした。レギュラーではなく、定期的に登場しました。

ビーファイターゲンジ/フリオ

キレンジャーのようなキャラクターで、あまり戦いを好まない人物でした。

ビーファイターミン/李文

アゲハチョウをかたどった頭部のデザインがかなり独特です。
バイオリニストが変身するという設定も、印象的でした。
また、追加メンバーで唯一の女性です。

ビーファイターアゲハ/ソフィー

ビーファイター側の巨大戦力でした。
登場したのは番組の後半です。
おもちゃを持っていたという方も多いかもしれません。

カブテリオス

この他にも、前作『重甲ビーファイター』の三人が数回ゲスト出演しました。

ビークラッシャー

メルザードが入手したインセクトメダルによって誕生させた、敵側のビーファイターが「ビークラッシャー」です。

怪人とヒーローの中間といったデザインが非常に魅力的でした。

ビーファイターカブトのライバルポジションで、ビークラッシャーのリーダーでした。

前半におけるカブトのライバルポジションのキャラクター「ライジャ」も同時に登場していましたが、こちらのほうが人気があった印象です。

デスコーピオン

なんといってもスーツのデザインがカッコいいキャラクターでした。

翌年の『ビーロボカブタック』に登場したスパイドンと配色がよく似ていますが、こちらは蜂で向こうは蜘蛛です。

ビーザック

カマキリをモチーフとしていることがひと目で分かるデザインです。
昆虫モチーフでありながら、同じく昆虫である仮面ライダーとはまったく異なるデザインであるのがビーファイターやビークラッシャーの魅力ですね。
残忍なキャラクターでした。

キルマンティス

このキャラクターは終盤にスポットがあたっていたため、覚えている方も多いのではないでしょうか。

メルザードが降らせた雨を浴びたものには体内に時限爆弾が仕掛けられる、というストーリーがあり、ビーファイター側の人物たちの多くも雨を浴びてしまうのですが、メルザード側で唯一この雨を浴びてしまったのがムカデリンガーでした。

ムカデリンガー

メルザード側の巨大戦力でした。終盤ではビーファイター側に奪還され、クワガーが操縦しました。

当時おもちゃが発売されなかったため、残念に思った方も多いのでは?私もそうでした。

クワガタイタン

当時のテレビCM

意外にもネット上には、ビーファイターカブトの当時のCM映像はほとんど残されていません。

ここでは、いくつか残されている貴重なCMを紹介します。

おまけ:ビーファイターカブト&激走戦隊カーレンジャーショー

最後に、当時上演されていたヒーローショーを見てみましょう。

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