と、たっぷり紹介した、パワードアーマーですが、
これが当初の型では、イデリア人の戦闘メカ「カングライド」には対抗できなかったわけですね。
そう強いようにも見えませんが、、f^^;
、、まあとにかく、太刀打ち出来なかった訳です。PAでは。
そこで、ドルバック隊が密かに開発していたVMでカングライドに対抗するのですが、
早くも第2話ではVMを量産させるべく、ドルバック隊は戦闘でVMの優位を地球連邦軍に訴えかけ、量産決定。随時、量産型が開発、投入されていきます。
敵陣営も複雑 〜意外な展開
ドルバック隊を中心とした闘いは世界各地を転戦します。PAと共闘したり、そこに量産型VMが投入されたりしていき、地球側も徐々にイデリアへの対抗を強めていきます。
ところで、おハナシが進んでいくと、イデリア側は一枚岩ではないことになってきます。
当初、イデリアのゼラー総帥は、睡眠状態にあるイデリア200万の流浪の民に安住の地を与えるために地球侵攻に及んだとされていましたが、イデリア内部でもその真意に疑いが生まれます。総司令官アモフは娘のアロマとともにゼラーの元から離反。ゼラーの下に残ったアロマの恋人イデルが総司令官の任を継ぎます。
その後、アモフと地球連邦軍の調査により、イデリア人と地球人が同じ祖先を持つことが判明。ゼラーの真意は、地球に眠るイデリア大陸に封印された力を手にし、地球人もイデリア人も葬り去ることだったのです。
そんななか、アモフ、それからピエールが戦死。ゼラーは睡眠状態にあるイデリアの民たちの命を見捨てます。多くの民を失いゼラーの真意を知ったイデルは、ゼラーに闘いを挑みその肉体を葬りますが、イデルは命を落としてしまい、ゼラーはエネルギー体として却って力を増します。無人機を操り攻撃を再開したゼラーは、難民となったイデリア人をも葬り、アロマがただ一人の生き残りとなってしまいます。
ドルバック隊や地球連邦軍とともに彼女もイデリア大陸に。そこで完全な復活を遂げてしまったゼラーに対し、彼女は我が身を犠牲にこれを葬り、その精神体は白い鳥の姿になって飛び去ります。
とまあ、なんでこんな展開、こんな幕切れに、、という後半部になっていきます。強烈な印象を残す「トラウマ」的な展開、という訳でもありません。
メカニックに関しての独特の構図や、敵だった民族が難民となったり、敵ヒロインが味方となってからの地球人からの差別意識を描いたりと、いろいろとよいひっかかりを多く持ちながらも、全体としては印象に残らない作品になってしまった感があり、とても残念な感じですね、、
ビデオ化に際して、いちおう新作がつくられたそうですが(筆者は未観です)、数分の短いものでオマケの域を出ないもののようです。
この設定なら、全体としてももっとよいものになるはずではなかったのか、、そんな無い物ねだりを思ってしまうアニメでした^^;