『ドク』
フジテレビ系ドラマ『ドク』 放送期間:1996年10月17日-12月19日
夢や希望、人種を越えての愛を問うヒューマン・ラブストーリー。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-31665ドク - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
香取慎吾がベトナム人の役を熱演しました
ベトナム人留学生の役を香取慎吾、日本語学校の生徒役に菅野美穂や相島一之など国籍を超えた役に挑戦していました。
グェン・フォン・ドク 演-香取慎吾(SMAP)
長瀬雪 演-安田成美
雨宮学 演-椎名桔平
李明 演-菅野美穂
ベトナムでの出会い、日本での再会
日本でしがないOLをしていた雪は、ある日、窓ガラスに映る自分の顔がのっぺらぼうに見えました。
普通の大学を出て、普通の会社に就職し、何でもない日々を過ごしている自分に疑問を覚え、自分は何者なんだろうと思い、ベトナムでクラス友人を訪ねます。
そこで見た人々は生き生きしていて、とても豊かに見えました。
ベトナムの町を楽しむ雪
ベトナム滞在中、雪は道を渡れず困っていました。
信号などのないベトナムでは、歩行者はバイクや車の波を縫って渡らなければなりません。
そんな困っている姿を見ていたのが、そのときシクロを運転していたドク。
ドクは雪の手を引いて一緒に渡ってあげます。
そのことに感謝した雪は、お礼にお金を渡すが、ドクにとってそれは屈辱的なことでした。
もらったお金を握りしめるドク
雪は日本に帰国後、思い立って会社を辞め、日本語教師を目指すことに。
家族の反対も押しきり、試験にも合格した雪。
合格祝いに友人の学を誘い、ベトナム料理を食べに行きます。
学にお祝いしてもらおうと思っていた雪でしたが、学は自分の上手くいっていない現状のせいで雪を素直に応援できず帰ってしまいます。
その学を追いかけようしたときに雪は従業員とぶつかってしまいました。
その従業員がドクだったのです。
ドクは国の特待生として日本留学に来ていました。
雪はすぐにドクだとわかり話しかけます。
ドクも雪のことを覚えていたが、ドクの態度は冷たく、ベトナムで渡されたお金を返すとその場を立ち去ってしまうのです。
お金を返すドク
自分の好意がただの自己満足だったと知り、日本語教師の熱意がそがれてしまった雪でしたが、父親の叱咤により日本語学校へ願書を提出します。
たまたま一人教師が欠員していたその学校で、まずは一回講義をしてみることになりました。
初めて教壇に立つ雪
初めての授業で、委縮してしまった雪は、声を出すことができず委縮してしまいます。
そこの生徒として授業を受けていたドクは、雪の姿を見かねて、黒板の「ゆき」の字に一文字加え「ゆうき」と書き、「ゆうきだしてください」と雪を励ましました。