戦闘システムも多彩です!
ドラゴンナイト4の覚え書き
戦闘システム
各キャラクターは部隊長として、8人の兵を率いて合計9人で敵と戦う。 兵(の数)は回復するが、全滅すると、その部隊長であるキャラクターは死亡したことになり、 再び現れることはないので全滅は避けたいところ。
復活の泉では、次のターン開始時に戦力が完全復活する。傷ついた部隊はそこで癒そう。
次の街とは別に砦がある場合、そこには女の子が捕らえられているので救出しよう。
勝利条件
各戦闘マップにほぼ共通する勝利条件は、以下の2つ。
◦敵部隊を全滅させる
◦次の街・村に到達する
ただし、敵の中には全滅させると後々味方の不利になってしまう部隊もあるので、シナリオをよく把握してから戦闘に臨もう。
最終戦の勝利条件はもちろん、ルシフォンを倒すこと!
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皆さんの感想!
まとめました。
PC版の移植としてのシュミレーションRPGで、名作との呼び声も高い作品「ドラゴンナイト4」。
「PC版のエロ抜き」として、評価を下げる輩も多いのですが、そんなことはありません。名作です。
世界観は90年代のライトノベルやRPGにはありがちなファンタジー仕立てなものですが、
そんなありきたりの世界観のなかでのこのシナリオは、抜群に冴えていると思いました。
少年と仲間たちが冒険を繰りひろげながら成長していく王道さもさることながら、
時間の操作による仕掛けや、謎の人物の正体などを上手く利用して、見事なまでのミスリードを誘う素晴らしさ、よく出来た伏線や各キャラの使い方など、すごくよく出来ている作品でもあります。
シュミレーションRPGとしても、ゲーム性を損なわないように、某FEのような無双キャラを作るようなことは出来ないようにしています。
なので、どのステージも程良い難易度で楽しませてくれるのです。どうしてもクリアできない状況はなく、各キャラをどう成長させるかなどの工夫もちゃんと楽しめるように出来ている作品なのです。
もとはエロげーで有名なこの作品も、エロ要素を撤廃したかわりに、シナリオを少し書き替えただけで、もとのゲーム性やストーリーを損なうことなく、SFCの名作として世に送り出されたのです。さすが、バンプレスト!さすがエルフ!
エルフといえば、数々のエロげーを世に送り出したことで有名な会社です。主に「同級生」シリーズや「下級生」、「遺作」などがありますね。エルフと同時期に活躍していた大阪の「アリスソフト」も有名でしたね。そんな激戦を勝ち抜いてきた会社ですから、エロ要素なしでも当然、おもしろいゲームを作り出せる力はあったのでしょうね。
少し難しいかもしれませんが、機会があれば当時のエルフの「同級生」や「遺作」、またはアリスソフトの「闘神都市2」「ランス」シリーズなどもプレイすることをおススメします。ストーリーが充実している点でも、両者引け劣らない素晴らしいゲーム制作会社だということが分かると思います。
話がかなりそれてしまいましたが、この「ドラゴンナイト4」の最大の特徴は「絶対2周」するということです。時間操作がストーリーの醍醐味となっているので、バッドエンドからのハッピーエンドとエンディングを2回みなくてはなりません。
2回目のエンディングが真のエンディングなのですが、バッドエンドからハッピーエンドまでの流れは、完全に「2周」です。
主要キャラは一人でもやられてしまうと即ゲームオーバーなのも特徴的ですね。
そんなわけで、このゲームをただのエロ抜きのPCゲームという評価を下すか、老舗エロゲーム会社の仕掛けたファンタジーの超大作と評価するかは、あなた次第です。結論を下す前にぜひ一度体験してみて下さい。「2周」という現実に面倒だなんて思わずに、やってみて下さい。
きっとエルフやシルキーズプラスのことをもっと好きになれるでしょうから!!いや、おもしろいので十分に楽しめますから!!
注意)PC版の画像です