先取りしすぎた!?SONYの最先端家電

先取りしすぎた!?SONYの最先端家電

SONYと言えば、今でこそちょっと元気がないですが、1980,1990年代は、最先端家電で世界を牽引する世界が憧れるメーカーだった。あのスティーブ・ジョブスも憧れていたと言われるSONY,今思うと、先取りしすぎて廃れてしまったSONYの最先端家電を紹介します。


先取りしすぎた!?SONYの最先端家電

SONYと言えば、今でこそちょっと元気がないですが、1980,1990年代は、最先端家電で世界を牽引する世界が憧れるメーカーだった。あのスティーブ・ジョブスも憧れていたと言われるSONY,今思うと、先取りしすぎて廃れてしまったSONYの最先端家電を紹介します。

ベータマックス

1975年に発表以来、約20年にわたりVHSとのビデオ戦争を繰り広げたSONYが開発した家庭用ビデオテープレコーダ。画質の良さ、性能など機能面では、VHS陣営を大きくリードしていたが、価格面のネックがあり、VHS陣営に敗れる結果となり、2002年には生産を完全終了する。

VHSと共に本格的家庭用規格として大々的に販売されたカセット型ビデオテープレコーダ(VTR)規格である。1号機(SL-6300)は、1975年4月16日に発表され、同年5月10日に発売された。これ以前の家庭用VTR規格はいずれも本格的な普及を見なかったが、ベータマックスのヒットにより家庭用VTR市場が開拓され、その初期段階では相応のシェアを占めていた。しかし後の熾烈な販売競争でVTRの世帯普及率が高まる中ではシェアを拡大できず、2002年に規格主幹のソニーも生産を終了し、市場から姿を消した。ソニー製ベータマックスVTRは日本国内で累計約400万台(全世界で累計約1,800万台以上)が生産され、ビデオカセットはピーク時(1984年度)には年間約5000万巻が出荷されていた[1][2]。 業界を二分したVHSとの激しい市場競争(ビデオ戦争)の中でBeta hi-fiでは音声FM記録による音質向上を図り、Hi-Band BetaではFMキャリアを高周波数化することによる解像度向上を図った。カメラ一体型VTR、メタルテープ使用の超高画質新規格であるEDベータ規格といった新技術をVHS陣営に先駆けて投入したが、どれも決定的な差別化とはならなかった。 ソニー自身が1988年にVHSビデオデッキの製造販売に参入して以降も新規機種の開発・生産・販売を継続していたが、2002年8月27日、構成部品の調達が困難になったこともあり生産終了を発表し、新品は市場から姿を消した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

ベータマックス - Wikipedia

MSX hitbit

1983年にSONY発売したパソコンの統一規格MSX2に準拠したパソコン。
モニターを持たず、テレビに接続することで利用すると言う形は、今のスティックPCの先取りの中の先取りと言える。
このマシンでゲームをしたり、自身でプログラミングできたりして、価格も5万円台と低価格だったため、パソコン小僧は色めき立った。
また、赤のボディがあるなどデザインの秀逸性もSONYらしい。

グラストロン

1996年にSONYが発売した約2メートル先に52インチの大画面が広がるマウントディスプレイ。まさに未来を感じる最先端家電で話題になったが、値段が高く、また対応ゲームなどもなく、更には長時間装着はできない重さなどで話題先行型で終わってしまった。
その後、2011年に後継機とも言える3D対応版が出たり、2016年に発売予定のPlayStation VRに受け継がれている。

デジタルマビカ

1997年にSONYが発売した、まだデジカメなんて言葉もなかった時代、フロッピーディスクに写真を記録すると言う斬新なカメラ。
ただ、撮影した写真をテレビなどに接続して見るのみで、印刷できなかったことがネックとなり、「写ルンです」などのインスタントカメラの壁を破ることはできなかった。

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