堀井雄二、鳥山明、すぎやまこういちの世界観、それがドラゴンクエスト!
脚本・ゲームデザインは言わずと知れた堀井雄二さん、キャラクターデザインは世界的漫画家の鳥山明さん、そして音楽はあの有名なすぎやまこういちさん、この3人が作り出す世界は、当時の、子供から大人まですべての現実世界の人間を、ファンタジーの世界へ誘ったといえるでしょう。
気になるFC版との違いは?
小さなメダルは、アリアハンの井戸の中のメダル王に渡すと、高価なアイテムと交換してくれます。
ゲームスタート時に主人公の性格を決定するくだりがあり、プレイヤー自身の名前を入力する必要があります。この時入力した名前は、エンディングの最後に紹介され、ロールプレイングゲームの名の通りプレイヤー自身が主人公である事を実感させる演出となっています。
レベルをひたすら上げることだけが、やりこみ要素ではない!
SFC版になってから「性格」という新たなシステムが生まれています。数々の性格が設定され、性格によりステータスの上がり方や成長度合いが全く違うものになってきます。また、ダーマ神殿で遊び人に転職もできるようになったことから、1つのキャラにすべての呪文や特技を覚えさせる事も可能となりました。
モンスター闘技場のほかに今作はすごろく場が導入されています。全部で5か所あり、それぞれに他では取れない豪華な景品が用意されています。すごろく券を一枚使うと一回チャレンジできます。ゴールドパスというアイテムを持っていれば、何度もチャレンジできます。見事ゴールできれば、豪華な景品をもらえます。また、すごろくマップ上にあるタンスや袋などから獲得できるアイテムも、実は「ちいさなメダル」などの貴重品も手に入ることがあるので、ゴールして終わりではなく、さらに何度もプレイしてくまなくアイテムを探すという要素も組み込まれています。
返事がない。ただのしかばねのようだ・・・・・・。というセリフは、ドラクエなしには語れません。
FC版でバグで出てきた謎のアイテムたちも、実はくまなく探すといろいろな場所で入手できます。やりこみ要素の一つでしょう。
ロト3部作完結にして、伝説の始まりである!
オーブを各種5つ集めると、もれなく出現する鳥、もとい不死鳥ラーミアです。
まずは、表の世界でバラモスを倒す。オルテガは、多分バラモスをスルーして火山の火口に落ちてしまったのでしょう。
バラモスを倒すと、ゾーマが、「まだ終わりじゃないぞ」的な事を言います。裏の世界にいけるようになります。
オルテガが火山の火口に飛び込むところです。オルテガという人は、偉大です。
最後のボス、ゾーマとの戦いの直前に父オルテガの姿を見る。感動の再開を果たすが、そこには悲しい結末が待っていた。
ゾーマです。光の玉を使って倒そうが、使わないで倒そうが、どちらでもかまいません。・・・ベホマ!!
ゾーマを倒した勇者はロトとたたえられ、その数百年後、竜王がこの地を支配するまで、平和が続きました。ドラゴンクエスト1へ!
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皆さんの思い出 ドラゴンクエスト3
裏技は省きます。まとめてみます。
職業が選べるシステムはこのゲームが初に近いのではないでしょうか。
勇者、戦士、武闘家、僧侶、魔法使い、商人、賢者、盗賊、遊び人。
勇者は、最初から勇者ですが、その仲間たちは勇者、賢者以外の職業7種類の中から選べるわけです。自分の好きなようにでき、理想のパーティを編成できるのが、画期的なシステムでした。
また、今回は裏技については省かせていただきました。色々調べると出てきますが、どれもおすすめできるものではなかったのが理由です。FC版はバグ技が多かったですが、やると冒険の書が消えてしまうリスクも高い危険な技が多かったです。
FC版はよく冒険の書が消えてしまい泣いていました。SFC版も決して消えないわけではありません。
この冒険の書が消えるという事、この現象も含めドラゴンクエストⅢは成り立っているのかもしれません。
好きな仲間と4人で冒険!に普通は出ますが、中には勇者一人で仲間なしで進んでいた方も多いはずです。まさに最高のやりこみプレイです。勇者のレベルを鍛え、装備を整え、使えるものはすべて使い、そしてバラモスで苦戦、と思いきや実は、全然前のカンダタにさえ大苦戦を強いられます。
一人で倒すカンダタはなかなか強い!そして迎えたバラモス戦、鬼の様に強いバラモスと何時間闘ったことか・・・。祈りの指を持てるだけ持って、持てる力のすべてで、ようやく撃破!!その感動は、たとえそこまでやらない普通の人には、全く無意味な事であっても、私の中では最高にうれしい瞬間でした。
そんなわけで、あっけなくゾーマを撃破し、最後は神龍が待っています。
一人はさすがに無理!!
なので、仲間と挑みましょう、一人で勝った人がいるかどうかわかりませんが・・・。
倒すと、いくつか願いをかなえてくれます、何をかなえてくれるかは、倒してからのお楽しみです。
そんなわけで、いくつもの社会現象や流行語を自然に生みだした、「ドラゴンクエストⅢ~そして伝説へ~」
人々の記憶から永遠に拭い去ることのできない、最高傑作のRPGとして、世に語り継がれていくことでしょう。もし、万が一ですがプレイしたことない方がいたら、必ず遊んでみてください!!おすすめですとかそんな次元ではありませんから!