【1988年洋楽】カイリー・ミノーグにリック・アストレー!「日本」でヒットした洋楽トップ5

【1988年洋楽】カイリー・ミノーグにリック・アストレー!「日本」でヒットした洋楽トップ5

「洋楽」と一言で言っても、アメリカやイギリスなど本場でヒットする曲と、日本国内でヒットする曲はかなり異なります。中には、日本でヒットしても、本国ではヒットしないという逆転現象も!? 今回は "1988年の日本" にフォーカスして、オリコンシングルチャートを中心に「日本でヒットした洋楽5選」をご紹介します。


1988年のオリコンから選出

邦楽も含めたオリコン総合シングルチャートを対象に、1988年の年間トップ100にランクインした洋楽の中から5曲を選出します。トップ100内で5曲に満たない場合は、全米ヒットチャートやオリコン洋楽シングルチャートの中から、日本で人気になったと思われる曲を別途選出し、ちょうど洋楽5選としています。



この年は洋楽がランクインしなかったため、以下のCD収録曲の情報などを参照し、オリコン洋楽シングルチャートのナンバーワン曲を抽出しました。

オリコンのデータ協力による “全曲、80年代の週間オリコンチャートNo.1” の洋楽コンピが登場! | コンピレーション(洋楽) | ソニーミュージックオフィシャルサイト

アイ・ハード・ア・ルーマー(噂) / バナナラマ

バナナラマは、イングランドの女性3人組ガールグループ。1986年にリリースした『ヴィーナス』が、全米ナンバーワンとなり、世界的にブレイクしました。日本では、アイドル歌手時代の長山洋子がカバーしたことでも有名です。



本曲『アイ・ハード・ア・ルーマー(噂)』も、バナナラマの代表作で全米4位を記録。日本のオリコン洋楽シングルチャートでは、3週ナンバーワンを獲得しています。トーク番組『鶴瓶上岡パペポTV』のテーマ曲にも使用され、当時アイドル歌手の真弓倫子がカバーしました。



因みに、BaBeのカバーで有名な、マイケル・フォーチュナティの『ギヴ・ミー・アップ』と、本曲の一部のフレーズが酷似していますが、プロデューサーのマイク・ストックは、盗作・引用を明確に否定しています。

アンド・カウント・2・テン / デッド・オア・アライヴ

デッド・オア・アライヴは、1984年にリリースした『ユー・スピン・ミー・ラウンド』が全英ナンバーワンと大ヒット。その後1980年代は、ユーロビートのブームに乗って、次々にヒット曲を生み出しました。



本曲『アンド・カウント・2・テン』は、アルバム『ヌード』からの第一弾シングルで、本国イギリスではヒットしなかったものの、日本では大ヒット。オリコン洋楽シングルチャートで、6週ナンバーワンを記録しています。



原題は『Turn Around And Count 2 Ten』で、和訳すると、“振り向いて10まで数えて” という意味です。バンドとしての活動は2011年に終了しており、ボーカルのピート・バーンズは、2016年に病死しています。

トゥゲザー・フォーエヴァー / リック・アストリー

リック・アストリーは、ソロデビュー曲『ギヴ・ユー・アップ』が、世界24カ国でナンバーワンとなる大ヒット。続く本曲『トゥゲザー・フォーエヴァー』もまた、全米ナンバーワンを獲得しました。日本では、第3次ディスコブームに後押しされ、オリコン洋楽シングルチャートで3週連続ナンバーワンを獲得しています。



日本での人気は凄まじいものがあり、本曲を収録するデビューアルバム『ホエネヴァー・ユー・ニード・サムバディ』もまた、オリコンアルバムチャートでナンバーワンを獲得。この勢いに乗って、三ツ矢サイダーのCMに本人が出演しました。



その後は鳴りを潜めていましたが、2007年頃から、リックロール(ハイパーリンクをクリックすると、なぜか『ギヴ・ユー・アップ』のミュージックビデオが流れるいたずら)で、彼のパフォーマンスが再評価され、再び人気を集めました。

ふたりの世界 / ティファニー

『ふたりの世界』は、元々はトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズの1967年のヒット曲(全米4位、年間12位)で、今日まで数多くのシンガーがカバーするスタンダード・ナンバーです。その中で最も有名なバージョンが、ティファニーが1987年にリリースした本曲でしょう。



デビューアルバム『ティファニー』からの2枚目のシングルとしてリリースされ、全米、全英をはじめ世界各国でナンバーワンを獲得。この時期は、同世代のデビー・ギブソンとともに、人気を集めました。



因みに、ティファニーの本名は "ティファニー・レニー・ダーウィッシュ(ダルビッシュ)" です。

ラッキー・ラヴ / カイリー・ミノーグ

カイリー・ミノーグは、オーストラリア出身のシンガーで、1980年代後半から1990年代にかけて、ヨーロッパ、オセアニアを中心に人気を集めました。日本でもおなじみのアーティストで、本曲『ラッキー・ラヴ(原題:I Should Be So Lucky)』は、オリコン洋楽シングルチャートで、12週連続ナンバーワンの大ヒットを記録しています。



プロデュースは、当時のユーロビート・ブームを牽引したチーム、ストック・エイトキン・ウォーターマン(略してSAW)。彼らは、これまで紹介したリック・アストリー、バナナラマ、デッド・オア・アライヴらも手がけています。



彼女のデビューアルバム『ラッキー・ラヴ(原題:Kylie)』もまた、全英6週ナンバーワンの大ヒット。本アルバムには、『ラッキー・ラヴ』『ロコモーション』だけでなく、『愛が止まらない〜ターン・イット・イントゥ・ラヴ〜』も収録されており、Winkが日本語でカバーし、出世作となった楽曲です。

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