1970年代中心の「スポ根ドラマ」と「スポ根アニメ」を振り返りましょう!『柔道一直線』『サインはV!』『アタックNo.1』ほか

1970年代中心の「スポ根ドラマ」と「スポ根アニメ」を振り返りましょう!『柔道一直線』『サインはV!』『アタックNo.1』ほか

東宝青春学園ドラマシリーズ(1965年から1968年)、スポ根アニメ『巨人の星』(1968年)、 スポ根ドラマ『柔道一直線』(1969年)、『サインはV!』(1969)、アニメ『アタックNo.1』(1969年)、「金メダルへのターン!」(1970年)、『ワン・ツウ アタック!』(1971年)、「美しきチャレンジャー」(1971年)、『コートにかける青春』(1971年)、「決めろ!フィニッシュ」(1972年)、アニメ『エースをねらえ!』(1973年)、「新・エースをねらえ!」(1978年)、「がんばれ!レッドビッキーズ」(1978年)、「それゆけ!レッドビッキーズ」(1980年)、『燃えろアタック』(1979年1月5日)を振り返りましょう。人気のスポ根作品は68年から71年の時代に集中していました。


人気アイドル女優の「吉沢京子」さんは1969年、TBSの人気番組『柔道一直線』で、ヒロイン「高原ミキ(ミキッペ)」を演じる。

近藤正臣がピアノの鍵盤の上に跳びあがって、足で「ねこふんじゃった」を演奏した場面は有名

結城真吾(演:近藤正臣)がピアノの鍵盤の上に跳びあがって、足で「ねこふんじゃった」を演奏する

スポ根ドラマ『サインはV!』(1969年10月5日)

1969年版のテレビドラマはTBS系で放送。実写スポ根ドラマ(スポーツ根性ドラマ)の草分け的番組。大人から子供まで広い年齢層に熱狂的な支持を受け、最高視聴率39.3%、平均視聴率32.3%を誇る大ヒット・ドラマとなった。その後1973年版もTBS系で放送されている。

漫画版の所属チーム名は「立木武蔵」となっているが、ドラマ版では「立木大和」となっている。また、ライバルチームも「ニチボー」から「レインボー」に、「ヤシカ」が「ミカサ」に変更されている(漫画版が実在するチームの名称を使用していたため)。

1969年版は朝丘ユミが主人公。彼女は、バレーボールの練習中に姉を亡くしたため、天性の才能を持ちながらもバレーボールを憎み一度は離れようとしていたが、「立木大和」の牧圭介にスカウトされ、再びバレーボールと向き合おうと決意する。「立木大和」は立木製作所の新設バレーボール部だが、厳しい練習のために退部する選手が続出していた(第1話の段階では、選手はキャプテンの松原かおりしか残っていなかった)。

1973年版は前作の4年後という設定で、バレーボールの全国を行脚していた牧圭介が再び登場、新光物産という新チームを結成する。第1話他に、岡田可愛が前作と同じ朝丘ユミ役でゲスト出演した。
(出典:Wikipedia「サインはV」)

1969年版テレビドラマ『サインはV!』

テレビドラマ『サインはV!』の主要登場人物と代表的な必殺技

『サインはV!』の主人公「朝丘ユミ(演:岡田可愛)」の必殺技「稲妻おとし」

『サインはV!』の主人公「朝丘ユミ(演:岡田可愛)」の必殺のアタック「稲妻おとし」は、まるで稲妻が落ちるような軌道(ガクン、ガクン、グワーン)で落下し、そのアタックを受けた人は吹き飛ぶ。

漫画版『サインはV!』の「稲妻おとし」

朝丘ユミ(演:岡田可愛)とジュン・サンダース(演:范文雀)の「エックス攻撃」

高く飛び上がった朝丘ユミ(演:岡田可愛)とジュン・サンダース(演:范文雀)のどちらがスパイクを打つのか分からない究極のトリックプレー「魔のX攻撃」。

朝丘ユミとジュン・サンダースが二人同時にジャンプしてエックスの文字のようにアタックポイントで交差しながら、二人のどちらかがアタックをする攻撃。敵は二人のどちらがアタックをしてくるのか判別することが難しい。

漫画版『サインはV!』の「X(エックス)攻撃」

「サインはV」は漫画も凄い!! ( バレーボール ) - よっちゃんのマニアックなお部屋 - Yahoo!ブログ

朝丘ユミの宿命のライバル「椿麻理(演:中山麻理)」

鬼コーチの「牧圭介(演:中山仁)」の特訓における制球コントロールが抜群で、倒れたユミの頭を何度も直撃する。

スポ根アニメ『アタックNo.1』(1969年12月7日)

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