1970年代中心の「スポ根ドラマ」と「スポ根アニメ」を振り返りましょう!『柔道一直線』『サインはV!』『アタックNo.1』ほか

1970年代中心の「スポ根ドラマ」と「スポ根アニメ」を振り返りましょう!『柔道一直線』『サインはV!』『アタックNo.1』ほか

東宝青春学園ドラマシリーズ(1965年から1968年)、スポ根アニメ『巨人の星』(1968年)、 スポ根ドラマ『柔道一直線』(1969年)、『サインはV!』(1969)、アニメ『アタックNo.1』(1969年)、「金メダルへのターン!」(1970年)、『ワン・ツウ アタック!』(1971年)、「美しきチャレンジャー」(1971年)、『コートにかける青春』(1971年)、「決めろ!フィニッシュ」(1972年)、アニメ『エースをねらえ!』(1973年)、「新・エースをねらえ!」(1978年)、「がんばれ!レッドビッキーズ」(1978年)、「それゆけ!レッドビッキーズ」(1980年)、『燃えろアタック』(1979年1月5日)を振り返りましょう。人気のスポ根作品は68年から71年の時代に集中していました。


1970年代中心の「スポ根ドラマ」と「スポ根アニメ」

スポ根(スポこん)とは、「スポーツ」と「根性」を合成した「スポーツ根性もの」の略語で、日本の漫画、アニメ、ドラマにおけるジャンルの一つである。このジャンルの作品を「スポ根漫画」「スポ根アニメ」「スポ根ドラマ」と呼ぶ。

狭義のスポ根とは、1960年代から1970年代の日本の高度経済成長期に一般大衆の人気を獲得したジャンルであり、メキシコ五輪が開催された1968年前後に人気のピークを迎えた。定義としては以下のものが挙げられる。

1.努力型の主人公と天才型のライバルの対比
2.血のにじむ様な特訓を繰り返し、その成果として人間離れした必殺技を生み出す
3.努力型主人公の最終的な勝利

主人公が努力と根性でひたむきに競技に取り組み、特訓を重ね、あらゆる艱難辛苦を乗り越えて成長を遂げてライバルとの勝負に打ち勝っていくのだが、主人公が背負った苦労を強調させるために、スポーツ選手としての天性の素質を持ち容易く主人公を打ち破ることが出来るライバルの存在は必須であり、貧困層出身の主人公に対し富裕層出身のライバル、といった対比構図も盛り込まれた。

こうした弱者が強者に努力と根性で立ち向かうストーリー構成は高度成長期に一般大衆が抱いていた「欧米諸国に追いつき追い越せ」という価値観と一致するものであり、当時の読者に支持された。

スポ根漫画の誕生と前後して日本テレビ系列ではラグビーやサッカーといった集団スポーツを通じた教師と生徒たちの交流を描いた『青春とはなんだ』『これが青春だ』『でっかい青春』などの青春ドラマ(全て東宝が制作したので、一部で「東宝青春学園ドラマシリーズ」と呼ばれる)が放送された。

この背景には、1964年に行われた東京オリンピックにおいてバレーボール全日本女子を優勝に導いた大松博文の影響があるとされている。

1960年代後半から1970年代初頭にかけてスポ根漫画を原作としたテレビドラマが登場し、TBS系列で放送された柔道を題材とした『柔道一直線』やバレーボールを題材とした『サインはV』や水泳を題材とした『金メダルへのターン!』などが人気作品となるなどのスポ根番組ブームとなった。その中で、『サインはV』は原作と同様に特訓による根性的要素が描かれたが、番組収録時には出演者に対して長時間に渡る練習を課しリハーサルを経て消耗し切った所で撮影に挑んだという。

日本国内でスポ根番組ブームが終息していた1970年代後半にテレビ朝日系列でバレーボールを題材とした『燃えろアタック』(原作:石ノ森章太郎)が放送された。スポ根の要素を前面に出したこの作品は後に中華人民共和国でも放送され人気を獲得した。
(出典:Wikipedia「スポ根」)

1970年代中心の「スポ根ドラマ」「スポ根アニメ」

写真は1964年10月23日に行われたソビエト連邦戦。
(出典:Wikipedia「スポ根」)

テレビドラマとして「スポ根」が扱われた背景には東京オリンピックでのバレーボール全日本女子の活躍が影響を与えている。

青春ドラマ・東宝青春学園ドラマシリーズ「青春とは何だ」(1965年)・「これが青春だ」(1966年)・「でっかい青春」(1967年)

『でっかい青春』( でっかいせいしゅん )は、東宝制作、テアトル・プロ共同制作によって日本テレビ系で1967年10月から1968年10月にかけて放送された学園ドラマである。
『これが青春だ』に続く東宝青春シリーズの第3弾。ただ、当初は主演の竜雷太の役柄は高校の教員ではなく市役所の体育振興係の職員という設定だった。

『これが青春だ』に引き続き竜雷太が主人公を務めた。本作では巌雷太役で、海東市に新設された体育振興係職員としてやってきたスポーツ万能の青年。

町の不良たちを集めてラグビーののら犬チームを作り若者たちを鍛え、海東市の体育振興に尽くしていく。放送直前の10月6日に記者会見発表があり、配布された記者会見発表資料によれば、「町中にスポーツを奨励し、そのなかで現代の世の中に欠けている連帯感や根性などを若い人たちに教え込もうと努力していくもので」、テーマは「勇敢な社会人を作れ」「肥ったブタになるな」だった。

しかし、次第に海東高校の女教師・高見の相談役として高校の生徒たちと交流していくようになり、後半には海東高校の代用教員になり体育の教師として活躍する。

『青春とはなんだ』以来のプロデューサー岡田晋吉の証言(『青春ドラマ夢伝説』日本テレビ、2003年)によれば、学園物を2作続けたためにネタ切れとマンネリを恐れて新規軸としての市役所職員としての設定だったが、中高生を中心とした視聴者には受けず、会社側からも学園物に変更するようにと厳命があり、後半の第21話から海東高校教員となり体育部長にすることにしたという。結局、視聴率も回復し手堅いヒット作となった。

メインのスポーツが青春学園シリーズ第2作『これが青春だ』のサッカーから第1作『青春とはなんだ』の時のラグビーに戻り、次作の『進め!青春』で再びサッカーに戻るなどシリーズでのラグビー、サッカーが交互に扱われるというパターンが定着した。ただし、再開したシリーズでは、『飛び出せ!青春』はサッカーで『われら青春!』がラグビーという順番になった。
(出典:Wikipedia「でっかい青春」)

学園ドラマ『でっかい青春』

スポ根アニメ『巨人の星』(1968年3月30日 - 1971年9月18日)

『巨人の星』(きょじんのほし)は、原作:梶原一騎、作画:川崎のぼるによる日本の漫画作品。

主人公の星飛雄馬は、かつて巨人軍の三塁手だった父・一徹により幼年時から野球のための英才教育を施される。プロ野球の読売ジャイアンツに入団後、ライバルの花形満や左門豊作らを相手に大リーグボールを武器に戦う。いわゆるスポ根野球漫画の走りともいえる作品。

スポ根野球漫画『巨人の星』、『新巨人の星』を原作として制作された一連のアニメシリーズ。
『巨人の星』、『新・巨人の星』、『新・巨人の星II』いずれも毎週土曜日の19時00分から19時30分までの30分のテレビアニメ番組として、よみうりテレビ制作、日本テレビ系列で全国放送された。アニメーション制作は東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)。第1作目の『巨人の星』のみが大塚製薬グループの単独提供番組で、旭通信社が広告代理店を務めていた。
『巨人の星』の放送開始に当たって、まずTBSにアニメ化の話が持ち込まれるが、交渉は不調に終わる。続いて日本テレビ、フジテレビと続けて企画を持ち込むものの、いずれも話がまとまらずアニメ化は暗礁に乗り上げる。そして最後に回ってきたのが、よみうりテレビであり、ここでようやくアニメ化が実現する。

一徹と飛雄馬の父子特訓から、ライバル達と出逢い甲子園での激闘、巨人入団後に大リーグボールを開発して更なる激闘、左腕が崩壊し完全試合を達成、父子の闘いの終焉までが描かれている。本作のメインストーリー。本作のアニメ化にさいして梶原一騎が楠部大吉郎に「この作品をなんとか世に出してください!」と頭を下げたという。

原作の最終回は、父・一徹との最後の勝負に勝ち完全試合を達成してから後日、飛雄馬以外の主要な登場人物がみな出席している左門と京子の結婚式を、飛雄馬が一人、教会の窓の外から見届け、何処ともなく去って行く〜そのバックに十字架がかぶるという暗めのラストシーンで終わる。アニメ版のラストは完全試合を終え傷つき倒れた飛雄馬を一徹が背負って、満場の拍手に送られてグランドを去って行くという感動的なシーンに変わっている。最後は太陽に向かって飛雄馬がしっかりとした足取りで歩いて行くイメージシーンで物語は幕を閉じる。

さらに最終回ではエンドマークの後に、飛雄馬、明子、一徹、伴、花形、左門が登場、飛雄馬が代表して視聴者に「3年半に渡りご好評をいただきました『巨人の星』は、今回で終了させていただきます。長い間ご覧いただきまして、ありがとうございました。」と挨拶して番組の終了を告げた後、画面に次作『天才バカボン』のバカボン一家が現れ、飛雄馬がバカボンのパパと握手しながら「バカボン君、僕に代わって来週からよろしく頼みますよ。」と述べるシーンが存在した。これは本放送の時のみで、再放送では一部地域を除いて放送されていない(仮に放送してもバカボン一家との共演シーンは抜き)。このシーンは後年、『トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ)を初め、様々な番組で紹介された(いずれもバカボン一家との共演シーンは抜き)。

放送期間:1968年3月30日 - 1971年9月18日(全182話)
(出典:Wikipedia「巨人の星 (アニメ)」)

テレビアニメ『巨人の星』 放送期間:1968年3月30日 - 1971年9月18日(全182話)

テレビアニメ「巨人の星」の主な登場人物

テレビアニメ版「巨人の星」は一徹と飛雄馬の父子特訓から、ライバル達と出逢い甲子園での激闘、巨人入団後に大リーグボールを開発して更なる激闘、左腕が崩壊し完全試合を達成、父子の闘いの終焉までが描かれている。
(出典:Wikipedia「巨人の星 」)

野球漫画『巨人の星』では主人公・星飛雄馬が筋力増強のために「大リーグ養成ギプス」を日常生活においても装着する場面や、少年時代に毎晩のように父の星一徹から「千本ノック」を受ける場面が描かれている。
(出典:Wikipedia「スポ根」)

本作の主人公「星飛雄馬(ほし ひゅうま)」が大リーグボール養成ギブスを付けてトレーニング中

飛雄馬の父。飛雄馬に数々の試練を与えた“野球の鬼(球鬼)”。最終的には自身が敵と化し、飛雄馬の前に立ちはだかる。
(出典:Wikipedia「巨人の星 」)

スポ根作品における「鬼コーチ」の存在

スポ根作品では登場人物を育成するために過酷なトレーニングを課す指導者の姿が描かれている。代表例としては『巨人の星』の星一徹、『柔道一直線』の車周作、『サインはV』の牧圭介、『エースをねらえ!』の宗方仁などが挙げられるが、彼らはしばしば「鬼」「鬼コーチ」と形容される。

鬼コーチの指導について2013年3月13日付けの『朝日新聞』は「スポ根作品ではカリスマ指導者の指示による過度の練習と体罰が肝要だった」と評しているが、漫画評論家の紙屋高雪は「過度の練習による酷使はあっても体罰はスポ根作品の絶対条件ではない」と指摘している。

中でも『巨人の星』の星一徹については「激高し卓袱台をひっくり返す」「竹刀で叩く」といった狂信的な指導者としてのイメージが定着しているが、こうした「卓袱台返し」「竹刀での制裁」といった行為は原作漫画においては全く描かれておらずテレビアニメでの過剰な演出によって視聴者に狂信的なイメージが固定化したのではないかと指摘されている。
(出典:Wikipedia「スポ根」)

星飛雄馬(ほし ひゅうま)の父「星一徹(ほし いってつ)」は鬼コーチの存在

心優しき飛雄馬の姉。母のいない星家唯一の女性でもあり、飛雄馬にとっては母親に限りなく近い存在。
巨人の投手となった飛雄馬と中日の打撃コーチとなった一徹が対立した際、家を出てガソリンスタンドで働く。この時花形満と出会い、後に彼と結婚するきっかけとなった。伴宙太も告白したがフラれている。
(出典:Wikipedia「巨人の星 」)

「星明子(ほし あきこ)」は心優しき飛雄馬の姉

飛雄馬を“我が生涯のライバル”とみなし、挑み続ける花形モーターズの御曹司。阪神に入団。大リーグボール1号を苦心の末打つ。リメイクである『新約「巨人の星」花形』では主人公を務める。
後に(星)明子と結婚し、飛雄馬の義理の兄になる。新巨人の星では飛雄馬の復活を助けるも、本格的に投手として復活した後はかつての熱い思いが甦り、ヤクルトに入団。再びライバルとなった。
(出典:Wikipedia「巨人の星 」)

「花形満(はながた みつる)」は飛雄馬の生涯のライバルだが、後に義理の兄になる。

星飛雄馬の魔球「大リーグボール」大リーグボール1号はバットを狙う魔球。大リーグボール2号は消える魔球。大リーグボール3号はバットをよける魔球。

スポ根ドラマ『柔道一直線』(1969年6月22日)

『柔道一直線』(じゅうどういっちょくせん)は、原作:梶原一騎、作画:永島慎二・斎藤ゆずるによる日本のスポーツ漫画、および、それを原作としたテレビドラマ。『週刊少年キング』(少年画報社)誌上に1967年から1971年まで連載された。全13巻。タイトルの通り、柔道を題材とした作品である。

斉藤仁ら当時少年だった柔道家の多くがこの作品のブームで柔道を始めた。柔道の知名度アップなどで当時の柔道界に果たした貢献度は大きいが、その反面「地獄車」など荒唐無稽な技が多く出てくるので増田俊也は『七帝柔道記』の中で「この作品が世間に歪んだ柔道観を持たせてしまった」と指摘している。

『柔道一直線』のあらすじ
主人公・一条直也の父親は1964年の東京オリンピックの柔道で敗れ、命を落とす。直也は車周作の指導のもと、「地獄車」、「海老車」などの技を駆使して外国人柔道家や日本のライバルたちと戦う。

最後は師匠・周作が直也に「地獄車からの脱皮」と新たな飛躍が必要と見て、敢えて敵の外国人柔道家に「地獄車攻略法」をさずける。直也は試合でも相手の誘いに乗らず、冷静に普通の投げ技で破り、最後は日本人のライバルを地獄車で下して優勝する。周作は負けを認め、直也の活躍がテレビ中継されている料理店で酒を飲みながら息を引き取る。

テレビドラマ『柔道一直線』
1969年6月22日から1971年4月4日までTBS系列で毎週日曜日午後7時から30分間放送された。東映制作のテレビ映画。全92話。大ブームとなった「スポ根ドラマ」の端緒となった人気ドラマであり、アクションシーンの特殊効果は後に一部の同じスタッフで制作される『仮面ライダー』のアクションにつながることとなる。オープニングで投げられた人物の髪形が途中で変わっている。
(出典:Wikipedia「柔道一直線」)

スポ根ドラマ『柔道一直線』(1969年6月22日)

人気アイドル女優の「吉沢京子」さんは1969年、TBSの人気番組『柔道一直線』で、ヒロイン「高原ミキ(ミキッペ)」を演じる。

近藤正臣がピアノの鍵盤の上に跳びあがって、足で「ねこふんじゃった」を演奏した場面は有名

結城真吾(演:近藤正臣)がピアノの鍵盤の上に跳びあがって、足で「ねこふんじゃった」を演奏する

スポ根ドラマ『サインはV!』(1969年10月5日)

1969年版のテレビドラマはTBS系で放送。実写スポ根ドラマ(スポーツ根性ドラマ)の草分け的番組。大人から子供まで広い年齢層に熱狂的な支持を受け、最高視聴率39.3%、平均視聴率32.3%を誇る大ヒット・ドラマとなった。その後1973年版もTBS系で放送されている。

漫画版の所属チーム名は「立木武蔵」となっているが、ドラマ版では「立木大和」となっている。また、ライバルチームも「ニチボー」から「レインボー」に、「ヤシカ」が「ミカサ」に変更されている(漫画版が実在するチームの名称を使用していたため)。

1969年版は朝丘ユミが主人公。彼女は、バレーボールの練習中に姉を亡くしたため、天性の才能を持ちながらもバレーボールを憎み一度は離れようとしていたが、「立木大和」の牧圭介にスカウトされ、再びバレーボールと向き合おうと決意する。「立木大和」は立木製作所の新設バレーボール部だが、厳しい練習のために退部する選手が続出していた(第1話の段階では、選手はキャプテンの松原かおりしか残っていなかった)。

1973年版は前作の4年後という設定で、バレーボールの全国を行脚していた牧圭介が再び登場、新光物産という新チームを結成する。第1話他に、岡田可愛が前作と同じ朝丘ユミ役でゲスト出演した。
(出典:Wikipedia「サインはV」)

1969年版テレビドラマ『サインはV!』

テレビドラマ『サインはV!』の主要登場人物と代表的な必殺技

『サインはV!』の主人公「朝丘ユミ(演:岡田可愛)」の必殺技「稲妻おとし」

『サインはV!』の主人公「朝丘ユミ(演:岡田可愛)」の必殺のアタック「稲妻おとし」は、まるで稲妻が落ちるような軌道(ガクン、ガクン、グワーン)で落下し、そのアタックを受けた人は吹き飛ぶ。

漫画版『サインはV!』の「稲妻おとし」

朝丘ユミ(演:岡田可愛)とジュン・サンダース(演:范文雀)の「エックス攻撃」

高く飛び上がった朝丘ユミ(演:岡田可愛)とジュン・サンダース(演:范文雀)のどちらがスパイクを打つのか分からない究極のトリックプレー「魔のX攻撃」。

朝丘ユミとジュン・サンダースが二人同時にジャンプしてエックスの文字のようにアタックポイントで交差しながら、二人のどちらかがアタックをする攻撃。敵は二人のどちらがアタックをしてくるのか判別することが難しい。

漫画版『サインはV!』の「X(エックス)攻撃」

「サインはV」は漫画も凄い!! ( バレーボール ) - よっちゃんのマニアックなお部屋 - Yahoo!ブログ

朝丘ユミの宿命のライバル「椿麻理(演:中山麻理)」

鬼コーチの「牧圭介(演:中山仁)」の特訓における制球コントロールが抜群で、倒れたユミの頭を何度も直撃する。

スポ根アニメ『アタックNo.1』(1969年12月7日)

『アタックNo.1』(アタックナンバーワン)は、浦野千賀子による日本のスポーツ漫画。
一大バレーボールブームを起こしたスポーツ根性(スポ根)漫画として有名であり、連載当時は『サインはV!』と並ぶ2大バレーボール漫画として知られていた。

1968年1月から1970年12月まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載。マーガレットコミックスから全12巻が刊行、少女漫画の単行本として初めて10巻を超えた作品となった。
続編に1975年に連載された『新アタックNo.1』がある。また、2004年11月からは小沢花音作画によってリメイク版の『新・アタックNo.1』が『マーガレット』に連載されている。

1969年から1971年までフジテレビ系列でテレビアニメ化。また、アニメを編集した映画版が1970年から1971年の東宝チャンピオンまつりで上映された。2005年4月からはテレビ朝日系でテレビドラマ化された。

富士見学園中等部に転校してきた主人公・鮎原こずえが、不良グループを率いてバレーボール部に挑戦。力が認められてキャプテンとして迎えられる。鮎原こずえと仲間達は様々な試練を乗り越え世界を目指す。

アニメ版『アタックNo.1』
フジテレビ系列の日曜日19時-19時30分枠における『モーレツ欲張りゲーム』の後を継いで、1969年12月7日から1971年11月28日にかけて全104話が放送されたテレビシリーズ。

よみうりテレビの土曜日19時-19時30分枠における『巨人の星』で、視聴率的にも成功を収めていた広告代理店の旭通信社&提供スポンサーの大塚グループ&企画の東京ムービー(下請制作はAプロダクション)が、今回は『週刊マーガレット』に連載中であった原作漫画を題材にすることで、フジテレビの日曜日19時-19時30分枠を新たに獲得。『巨人の星』と同様に成功を収めた、アニメ番組である。

フジテレビの同枠は、アニメ番組の『マッハGoGoGo』が1967年6月末に枠移動(日曜19時台前半枠→日曜18時台後半枠)後、『爆笑ヒットパレード』(週レギュラー版、56分番組)→『リッカー スクラム歌合戦』→『爆笑ダイヤモンドショー(第2期)』→『東京ぼん太ショー』(56分番組。ただし1969年2月2日から2か月間は前半枠)→『紅白スタージェスチャー』→『モーレツ欲張りゲーム』といったバラエティ番組が続いていた。しかし本作からは、旭通信社→ADKが時代の変化に応じて提供スポンサーや制作会社を替えながらも、2004年末に終了した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』まで、同枠を長らく担当することになった。

平均視聴率19.9%、最高27.1%(1971年1月10日放送)を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。主題歌レコードは70万枚を売り、主題歌の中の1フレーズが流行した。

日本での放送終了後、日本国外でも放映され、イタリアでは後にトップ選手として活躍するフランチェスカ・ピッチニーニがバレーボールを始めるきっかけになった。フジテレビにおいても、バレーボール中継に力を入れるきっかけとなり、放送期間中にはフジサンケイグループで春の高校バレーをスタートさせ、1977年からは、バレーボールワールドカップの中継のみならず、運営そのものに関わっている。
(出典:Wikipedia「アタックNo.1」)

スポ根アニメ『アタックNo.1』(1969年12月7日)

『アタックNo.1』の主要登場人物と必殺技

『アタックNo.1』の主人公「鮎原こずえ」

主人公。中学2年時に結核の転地療養で東京の名門校・明法学園から静岡の富士見学園へと転校。バレーは明法の頃から得意で、アタッカーだった。富士見学園転校当初は病気のためスポーツは両親から禁止されていた。ひょんな事から桂木率いるバレー部と、落ちこぼれグループを率いて対戦するはめに。両親に隠してバレーの練習をしていたが、その練習で結核は全快。

バレー部との対戦には勝利。こずえは富士見学園バレー部の主将に就任。以来、自分の青春をバレーに燃やす。名門進学校の明法学園で首席だったこずえは、授業中居眠りをしていても富士見学園転校後の最初の定期試験で楽々首席となる。

高校時代、真木村が転校してきたときの中間試験では学年7位であった。性格は少々おっとりしているが、誰にでも優しく人望がある。だが気が強く負けず嫌いなため、ケンカっ早いところもあり、ときに殴り合いの喧嘩をしてしまう。強敵と対峙する際は自信喪失となり、涙を流すこともしばしば。

努の死やそれに伴なうスランプなど、数々の障害と強敵に立ち向かい、中学時代は1度、高校時代は2度に渡り全国優勝を果たした。富士見学園・中学オールジャパンのキャプテンを務める。高校2年生のときに実業団オールジャパンに選ばれ、世界大会に出場し、MVP賞を受賞。髪型は基本的にポニーテールだが、ショートやおさげもある(アニメでは一貫して黄色のリボンにポニーテール)。中学生時代は深緑の瞳であった。高校2年生の頃に瞳は緑色になる。

1976年に発表された続編では(浦野の作画ではあったものの)これまでとは異なり丸味のない髪型をしていた。富士見高校でも大沼の後を継いで2年生ながらキャプテンになりチームをインターハイ優勝へと導いた。卒業後はヤシマカメラに入社する。こずえの名はドイツで放送された際にはMila、イタリアではMimiとされている。
(出典:Wikipedia「アタックNo.1」)

『アタックNo.1』の主人公「鮎原こずえ」の「回転レシーブ」

竜巻落としの凄まじい威力に相手がビビってぷるぷる震えてしまう。まるで竜巻のように、あり得ない軌道を描いて飛ぶ魔球。

鮎原こずえの超絶必殺技・魔球「竜巻落とし」(1)

鮎原こずえの超絶必殺技・魔球「竜巻落とし」(2)

鮎原こずえの魔球「竜巻落とし」は、球の軌道がまさに竜巻。その軌道を見た猪野熊大吾コーチ「竜巻だ。まるで竜巻だ」

魔球「竜巻落とし」をサーブでやってしまう。超絶な必殺技。竜巻の軌道で飛ぶ超絶なサーブ。

鮎原こずえの超絶必殺技「竜巻落としサーブ」

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