カズに引退勧告で炎上!張本さんってどんな人?現役時代の実績を追う

カズに引退勧告で炎上!張本さんってどんな人?現役時代の実績を追う

球界のご意見番、張本勲。カズに引退勧告をして大炎上しています。ところでこの張本さんはどんな人なのでしょうか?


張本さん、サンデーモーニングの発言で炎上。

2015年4月12日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で「J2は2軍。若手のためにもカズは辞めるべき」とJリーグ最年長得点記録を更新したカズに対して引退勧告。

その発言に対して「頑張ってるんだから水差すなよ」「お前にキングカズの何がわかるんだ」と批判的なコメントが続出。

「ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン」で、MCの岡村隆史も張本勲氏に対して怒りを露わに。

カズは「この発言は光栄。激励の言葉と思って頑張る」と大人の対応。

4月19日のサンデーモーニングでは、カズの対応に張本氏は
「普通はクレームをつけますよ。私ならクレームをつけます」
「それをさらりとかわして、先輩からの助言だと言ってくれる。男らしいというか腹が据わっている」とカズの“大人の対応”に感服していた。

これまでも数々の辛辣な言葉で炎上させてる張本氏

2010年5月23日放送「サンデーモーニング」では、怪我の不安から途中降板した岩隈久志へ「エースとしてマウンドを守るべきである!」と「喝!」を入れた。この際、出演者である江川紹子は「えーっ」と驚き、「途中降板もありなのではないでしょうか。」という意見を述べ対立。江川は番組を出演自粛する事態に。ネット上では炎上していた。

2013年には張本氏はメジャー初ホームランを打った川崎宗則選手について、「(打率)2割2分くらいだったら野球選手じゃないよ」とバッサリ。
Twitterでダルビッシュに反論されることになった。

そんな張本氏はどんな野球選手だったの?

張本 勲(はりもと いさお)
1940年6月19日生まれ、広島県広島市出身
在日韓国人二世であり、本名は張 勲

1959年東映フライヤーズ(現 北海道日本ハムファイターズ)に入団。
入団1年目からレギュラーに定着。13本塁打を放ち、新人王を獲得した。

2年目には打率3割をマークし、3年目には打率.336で21歳にして首位打者となった。

通算7度の首位打者に輝いた。
首位打者7度はイチローと並ぶ日本記録である。
4年目の1962年にはMVPと、同年から新設された最高出塁率を獲得した。

1970年には打率.383、本塁打34本、打点100という自己最高の成績を残している。

このうち、打率は大下弘が持っていたシーズン最高打率(.3831)を3毛更新するもので、1986年にランディ・バースが更新するまで16年間日本記録であった。

1972年8月19日の西鉄ライオンズ戦で、東尾修投手から史上7人目となる2000本安打を達成。

「安打製造機」の異名を取り、南海ホークスの野村克也らと共に1960年代から1970年代のパ・リーグで活躍した。

日拓ホームフライヤーズとなった1973年の後期からは、選手兼任でコーチ(ヘッド兼打撃コーチ)を務めた。

1976年、交換トレードで巨人へ移籍。
同年、翌1977年と続けて高打率を残し、2年連続でリーグ2位の打率を記録。
親友の王貞治と組んだOH砲は、第一期長嶋茂雄監督時代の2度の優勝に貢献した。

1978年7月24日、日本プロ野球名球会が設立され、規定(昭和生まれ、通算2000本安打記録)を満たす張本も入会。

1980年、ロッテ・オリオンズに移籍。
同年5月28日、地元川崎球場での阪急ブレーブスとの対戦において、日本プロ野球史上初となる3000本安打を本塁打で達成。

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