今でも食べられる?いつなくなった?子どもの頃食べていた懐かしアイス!

今でも食べられる?いつなくなった?子どもの頃食べていた懐かしアイス!

子どもだけでなく、大人でも好きな人が多いアイス。ふと考えると子どもの頃食べていたけれど最近見ない!というアイスはありませんか?懐かしのアイスをまとめてみました。


パティーナ

まずはグリコのパティーナ。細長いスティックアイスで2層になっているのが特徴でした。発売当初は筒形の透明のパッケージに入っていて見た目もかわいらしかったです。

1980年代前半に発売され17本入りで500円でした。ちょっとお高めですがたくさん入っているのがうれしかったですね。

チョコバナナ、ソーダ、グレープなどのフレーバーがありましたね。

めっきり見かけなくなったパティーナですが実はまだまだ現役です。パッケージは箱になり、フレーバーも変わりましたが現在も販売中。ネットでも購入できますよ。

販売当時の懐かしのCMはこちら。

リンクル

こちらもグリコの商品「リンクル」。

コーンのついたミニソフトのような形状で、ひと箱に4種類のフレーバーが入っていました。ソフト系のアイスはバニラやチョコが定番ですが。こちらはイチゴやブドウなどフルーツ系のフレーバーも入っているのが珍しかったですね。

ちょうどいいミニサイズなので子どもにもぴったりです。

人気のアイスだったのですが、2018年に終売しています。ソフト系のアイスは今でも販売されていますがフルーツ系はないので寂しいですね。

ビックコーン

こちらもコーンタイプのアイス。ロッテの「ビックコーン」。

コーン系のアイスは円柱のような形、ソフトクリームのコーンに似た形状のものが多いですが、こちらの商品は平たいコーンを使っているのが特徴。

大きいけれど食べやすいのがポイントですね。

『第1回 ロッテ CMアイドルはキミだ! コンテスト』で優勝した立花理沙さんがこの商品のCMでデビューしています。のちに6人時代のSMAPもCM出演しています。

時期は確認できなかったのですがこちらもすでに販売終了してしまっていて現在は買うとこができません。

みぞれバー

続いては森永製菓で1973年に発売された「みぞれバー」。

みぞれ氷をもっと手軽に食べてほしいというコンセプトで販売された商品。スティックタイプの氷菓ですね。

最初にグレープフルーツが発売され、1984年にはパッションフルーツが追加。翌年にはあずき、オレンジ、アプリコットが発売されました。

この時代にパッションフルーツというのはかなり攻めていますよね。私はアプリコットが好きでした。

パッケージのリニューアルなどを繰り返し、1999年に販売終了しました。氷のバーアイスといえばガリガリ君を思い浮かべますが、ガリガリ君が登場したのは1981年なのでこちらの方が先なんですよ。販売終了してしまったのはガリガリ君の人気に押されてしまったのもあるかもしれませんね。

ですが、みぞれバーはこれまで何度かコンビニ限定などで復刻しています。復刻されているのはグレープフルーツだけのようなので今度はアプリコットも復刻してほしいです。

ダブルソーダ

こちらもエスキモーのアイス「ダブルソーダ」。棒が2本ついていて真ん中で割って分けることができるアイスです。きょうだいや友達、恋人と分け合って食べたという思い出がある人も多いのではないでしょうか。うまく分けられず変な形になったりしたのもいい思い出ですよね。

1965年に前身となる「ソーダアイス」が販売され、1983年に「ダブルソーダ」となりました。そしてエスキモーは2010年にブランド終了し、森永乳業の名前に変わっています。

ダブルソーダは人気のアイスでしたが2017年に終売になっています。販売終了の理由は販売量の減少、とのことです。

変わり種アイスも懐かしい!

ここまでご紹介してきたのは割と正統派のアイスでしたが、昔はお遊び感覚の変わり種アイスもありましたね。

まずはロッテの「雪見弁当」。じつはこれ、雪見だいふくの姉妹品です。ご飯部分はアイス。上にイチゴジャム。おかずはゼリーやラムネなどのお菓子も入っていて不思議な食感でした。

この商品の派生商品で「コアラのマーチ」の絵柄の「コアラ弁当」というのもありました。

ちなみに昔はお弁当型のお菓子もありましたね。そちらも現在は販売終了しています。お弁当型のお菓子やアイス、今でも人気が出そうですよね。

他には赤木乳業の「ラーメンアイス」という商品もありました。黒と赤の2種類があり、麺はバニラアイス、黒はチョコレートソース、赤はオレンジソースがかかっていました。メンマはゼリー出来ているのですが、なるととグリンピースは本物が入っているという斬新な商品。懐かしいですね。

時代は個人主義、本物志向に?

販売終了したアイスを振り返ってみると、家族みんなで食べられる様々な味が入ったアイスが多いなと思いました。

昔は親がファミリーパックを買ってきて分けるという感じでしたが今は個人で好きなものを選ぶことが多いのかもしれません。また、変わったアイスはなくなっていき、シンプルで余計なものが入っていないアイスが人気なのかもしれません。

ちなみに、復刻したみぞれバーは果汁100%だったそうです。時代に合わせた復活ですよね。

他のアイスも今後時代に合わせた復活をしてくれたらうれしいですね。

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