こちらが本家「ロッテ」のビックリマンシール
ところが、これは所詮「ニセモノ」であることから、交換の際に「インチキ」だとして子供同士の喧嘩を誘発したりいじめに発展するなど社会問題にまで発展しました。
消費者からの苦情を受けたロッテ側は1987年に起訴、翌1988年6月には著作権法違反容疑で当時の社長、専務、印刷部長ら同社役職員7名が書類送検されました。
しかし、同社は同年2月に倒産しており、ロッテは充分な賠償金を得られず、事件も有耶無耶のうちに終わってしまいました。
書類送検が行われた月に総合商社のイトマンから出資を受けて「コスモス新社」が設立され、当時のイトマン常務が社長に就任。なお、このニセシール騒動は、『月刊コロコロコミック』連載の「少年ビックリマンクラブ」(なかのともひこ)でも取り上げられました。
いまとなっては本家ビックリマンよりプレミア価格がついているというドッキリマン
家にあるかも・プレミア品がたくさん、ビックリマンチョコシールの驚きの価格! お宝発見? - Middle Edge(ミドルエッジ)
そういえば若干微妙だった「ひょうきんマンラムネ」なんてのもありました
『ひょうきんマンラムネ(オリオン製菓)』 沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.17 - Middle Edge(ミドルエッジ)
コスモスのガチャガチャに見られた特徴
大型のガチャガチャ自動販売機が目立ちましたね
最盛期には50を数えた販売子会社は、コスモス本社倒産後もその一部は各地で存続しています。
栃木県と群馬県東部には購入可能なコスモス自動販売機がいくつか残っているようです。