昭和文化の象徴、東京タワーの裏話≪知られざるトリビア≫

昭和文化の象徴、東京タワーの裏話≪知られざるトリビア≫

過去60年以上に渡り東京のシンボルとして知られる東京タワー。東京スカイツリーの完成でその役目が終わったと思われましたが、今でもその美しいフォルムとそこはかとなく漂うレトロ感で人気は衰えず、東京タワーの周辺には、プロ・アマを問わずたくさんの写真家たちが訪れています。今回は、そんな東京タワーの裏話ともいえる雑学トリビアをご案内します。


完成当時は世界一の高さだった

東京タワーの高さは333mとされ、完成当時の1958年では世界一の高さを誇っていました。それまで世界一だったエッフェル塔が約320m(現在では324m)を抜いて、世界一の座をゲットしたのです。東京タワーが東京スカイツリーに抜かれるまで、世界一高い塔だったと思っている方も多いと思いますが、これは間違っています。実は東京タワーが完成した約9年後、日本に小笠原諸島が返還されたことによって作られた南鳥島ロランタワーと硫黄島ロランタワーに抜かれているのです。ただし自立式鉄塔としては、スカイツリーに抜かれるまでの約51年半は日本一の高さを誇っていたのですけどね。

一般公募したのに

ところで東京タワーという名前はどのようにして決まったのでしょうか。まだ名前が決まる前に一般公募が行われ、広く正式名称を募集したのでした。8万通を超えるたくさんの応募の中で、最も多くの票を獲得したのが「昭和塔」という名前でした。現在使われている「東京タワー」という名前は、なんと13位だったそうです。「東京タワー」として応募された数は僅か223通だったとか。それでも選考を行っていたスタッフの推薦もあり、応募された得票数を無視して「東京タワー」という名前に決まったとか。一般公募をしておいて、得票数を無視するなんてちょっと驚きますね。でもまあ、今となっては「東京タワー」でよかったって感じですが…。

戦車もタワーの材料に

東京タワーの建設が始まった1958年、この1年前までは朝鮮戦争が行われていたんです。当時アメリカ軍は、朝鮮戦争に投入されボロボロになってしまった多くの戦車を抱えて困っていました。逆にタワーの建設を控えた日本では、鉄不足で悩まされていたこともあり、双方の利害が一致して日本はアメリカ軍の戦車を建材として買い取ったのです。ということで東京タワーの材料の一部として、アメリカ軍の洗車が使われています。主に、展望台より上の部分に使用されたということですので、タワーに上った際にはチェックしてみてくださいね。とはいっても、見てわかるものではありませんが…。

配色の変更

東京タワーといえば、白と赤の配色しかイメージとして湧いてきませんが、1986年に配色が変更されたことを覚えていますか?1986年以前の東京タワーは、白と赤が20m間隔で塗られていました。しかし当時に航空法が改正されたことと、周辺に多くの高層ビルが建つようになり、東京タワーが目立ちにくくなったことから配色の変更が実施されたのです。で、どんな色になったかというと、白と赤を30m間隔で塗り直したそうです。う〜ん、これって配色変更といえるのでしょうかねぇ。ちょっと考え込んでしまいそうです。

階段で上がろう

実は東京タワーって、階段で展望台まで上がることができるって知ってました?段数は約600段、高さ150mあります。これを階段で上がるなんてかなり大変のように思えますが、実際に上がってみると、これが意外に早く、10分少々で上がれてしまいます。ただし階段で上がる際にも、エレベーター利用と同じ料金が必要なのですが…。しかも階段が利用できるのは、土日祝日のみとなっています。それでも頑張って上り切った方には,、非売品である「ノッポン公認 昇り階段認定証」がもらえるので、興味があればチャレンジしてみてください。いい記念になるかもですよ。

激しい揺れが

2011年3月11日、東日本全域に東日本大震災が襲いかかりました。10年以上が経った現在でも、地震や津波の傷跡が残っています。そしてこの大震災は、東京タワーにも影響を及ぼしているんです。実はこの時、東京タワー先端にあるアンテナ部分が東に向かって2度曲がってしまいました。けが人などは出なかったのですが、それだけ東京タワーでも激しい揺れが発生していたことを示していますね。

東京タワーウェディング

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