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『ルーズヴェルト・ゲーム』は、2014年4月27日から6月22日まで毎週日曜日21時 - 21時54分に、TBS系「日曜劇場」枠で放送されました。主演は唐沢寿明です。ドラマ版では社長の細川充が主人公となっています。
原作は池井戸潤です。タイトルは「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味し、野球を愛した第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズベルトの「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」という言葉に由来するそうです。

中堅精密機器メーカーの青島製作所。不況のあおりを受け厳しい財政状況の中、社長の細川（唐沢寿明）は年間3億円もの維持費がかかる野球部を廃部にすることを決意。しかし、野球部は創業者で現会長の青島（山崎努[※崎は立ち崎]）が創設したため、そう簡単には廃部にできない。また、専務の笹井（江口洋介）を筆頭とした生え抜きの役員たちを差し置いて中途採用５年目で社長に抜擢された細川には社内の味方が秘書の仲本（檀 れい）しかいない。そんな中、大手取引先のジャパニクスの諸田（香川照之）から８割もの減産調整の要求をされた細川。しかし、その情報が何者かによってメインバンクの白水銀行にリークされていたため、融資交渉が難航する。その裏にはライバル会社・イツワ電器の坂東（立川談春）の影が…。さらに、野球部の監督と主力選手がイツワ電器へ引き抜かれていたことが分かる！

互いに点を取り合うシーソゲームか、それとも大量の点差を一気にひっくり返す逆転ゲームか——。勝負は試合終了後まで分からない。
辞令、奇跡を起こせ。逆転せよ！

絶体絶命の中で大逆転を信じて奮起する企業と野球部の話です。こういう話を見ると、やっぱりスポーツって大事だなと思います。その中で社会人野球部の存亡の危機、吸収合併の危機、訴訟など見どころはたくさんです。激アツな展開が待ってます。
池井戸潤作品特有の企業の戦いと、スポーツ漫画っぽい野球部の存続と勝利への姿勢がいい感じにマッチして、他の池井戸潤作品とちょっと違った感じで新鮮さも感じられますよ。

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