この曲は、有名な宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に対して歌った、いかにも井上陽水らしい楽曲です。雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ~という宮沢賢治の詩から、雨にも風にも負けないでね 暑さや寒さに勝ち続けて一日、すこしのパンとミルクだけで カヤブキ屋根に届く 電波を受けながら暮らせるかい?って井上陽水流の言い回しで聞く人に問いかけてきます。
長い坂の絵のフレーム
井上陽水のアルバム「九段」に収録されている新曲です。当時の井上陽水の作風をよく表したといえる楽曲なのではないでしょうか。しかし、あまり話題に上がることのない曲になってしまっていてちょっと残念ですね。
御免
なんにもないけど 水でもどうです せっかく来たのに なんにもないので 御免~
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この何の飾りもない2文字だけの「御免」、何か無常観に包まれた空間の中にいるのに、それでいて強い意志がひしひしと感じてくる言葉です。井上陽水が作る出すリズムが「御免」を強くしているともいえますね。
