必見!観ないと人生損をしてしまうボクシング映画

必見!観ないと人生損をしてしまうボクシング映画

ボクシングほど面白いスポーツはない!と言えるほどボクシングは面白い。そこにはドラマがあり感動がある。となると当然映画の題材としては申し分ない。観ないと人生損をしてしまうような実に面白い映画があるんですよ♥


必見のボクシング映画

最も過酷で美しいスポーツといえるボクシング。相手を殴って倒すだけという単純なルールが観る者を引き付けて放しません。
ボクシングの歴史は古く、何と紀元前4000年ごろの古代エジプトの象形文字に既にその存在が記されているというのですから驚きです!但し内容は随分違っていたようで、現在に通じる3分1ラウンド制、ラウンド間に1分間の休憩をとる、グローブの着用、ダウンした者が10秒以内に立ち上がれない場合はKO負けとするといったボクシングルールが確立されたのは1867年のことです。まぁ、それでも長い歴史がありますね。

それだけ古い歴史とスポーツとしての魅力を持ったボクシングですから、それを題材とした様々な作品が作られているのも当然といえます。
今回は観ないと人生損をしてしまうボクシング映画にスポットを当ててみます。

ボクシング映画と言われてまず頭に浮かぶのは何でしょうか?年齢や性別にもよるかと思いますが、おそらく多くの人の脳裏にはシルヴェスター・スタローンの顔が浮かぶのではないでしょうか?そう、あの名作「ロッキー」ですね。

監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:シルヴェスター・スタローン
製作:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ
製作総指揮:ジーン・カークウッド
出演者:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バート・ヤング、バージェス・メレディス、カール・ウェザース
音楽:ビル・コンティ
撮影:ジェームズ・グレイブ
編集:リチャード・ハルシー、スコット・コンラッド
公開:1976年11月21日
上映時間:119分

ロッキー

この映画、まぁ間違いなく名作。間違いなく面白いです。観て損なし、観ないと人生損しますって。
当時のシルヴェスター・スタローンは映画のオーディションに50回以上も落選しており、ポルノ映画に出たり用心棒をしたりして細々と生活していたと言います。まさにロッキーそのもの。二重写しだ。そしてロッキーがそうであったように、シルヴェスター・スタローンもまた一夜にしてスターの座を掴むことになった作品です。

まぁ、何と言ってもストーリーがイイですよ。難しいことなどありゃしません。まさしく絵に描いたようなアメリカンドリーム一直線の映画です。
それでもってテーマ曲がキャッチーでイイですよねぇ。この曲がかかると意味もなく燃えるという男たちは後を絶ちません。

テレビドラマ並みの製作費で作られたという「ロッキー」ですが、スタッフ、出演者、そして何よりシルヴェスター・スタローンの情熱でしょうか、チープな感じなど全くせず最高の作品に仕上がり全世界で大ヒットしました。そして第49回アカデミー賞の作品賞・監督賞・編集賞をはじめ多くの賞に輝いています。

で、スタッフ、出演者、そして何よりシルヴェスター・スタローンの情熱はこの大ヒットにうま味を覚えたのか、その後「ロッキー2」、「ロッキー3」、「ロッキー4/炎の友情」、「ロッキー5/最後のドラマ」、「ロッキー・ザ・ファイナル」、いくらなんでもやりすぎだろと思わなくもありませんが、その声はシルヴェスター・スタローンに届かず、更に「クリード チャンプを継ぐ男」、「クリード 炎の宿敵」といったスピンオフ作品までがバンバン製作され続けています!まぁ、これはこれでファンにはたまらんトコですけどね。

傷だらけの栄光

リアルタイムで「ロッキー」を観た人たちよりも1世代、いえ2世代ほど前の人々を熱狂させたボクシング映画があります。主人公の名は同じくロッキー。映画のタイトルは「傷だらけの栄光」です。
主人公はイタリア系のニューヨーカー、ロッキー・グラジアノ。映画「ロッキー」の主人公がロッキー・バルボア(本名はロバート・バルボア)でニックネームが「イタリアの種馬」。なんか通点ありますね。
但し「傷だらけの栄光」のロッキーは実在の人物です。演じたのはポール・ニューマン。彼は本人の話し方や癖を模倣するなど徹底した役作りを行ったそうですよ。

面白いことに映画「ロッキー」も当初主人公役にポール・ニューマンの名が挙がっていたというから驚きです。プロデューサーには「傷だらけの栄光」でのポール・ニューマンのイメージがあったのかもしれませんね。
が、そもそも「傷だらけの栄光」の主役はジェームズ・ディーンに決まっていたという話です。ジミーは撮影前に交通事故で他界してしまったがために、その役がポール・ニューマンにまわってきたのだとか。

監督:ロバート・ワイズ
脚本:アーネスト・レーマン
原作:ロッキー・グラジアノ、ローランド・バーバー
製作:チャールズ・シュニー
出演者:ポール・ニューマン
音楽:ブロニスラウ・ケイパー
撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ
編集:アルバート・アクスト
公開:1956年7月3日
上映時間:113分

傷だらけの栄光

「傷だらけの栄光」は撮影賞と美術賞の2部門でアカデミー賞を受賞しており、まぁ、間違いなく名作ですね。観て損なし、観ないと人生損します。

監督は「ウエスト・サイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック 」「スタートレック」などで知られる名匠ロバート・ワイズです。
そうそうロバート・ワイズは「傷だらけの栄光」の前にも「罠」という素晴らしいボクシング映画を監督しています。

「傷だらけの栄光」でもうひとつ注目すべき点があります。実はこの映画ポール・ニューマンの出世作と言うだけではなく、スティーブ・マックィーンの映画デビュー作品でもあるんですよね。

レイジング・ブル

次にご紹介するのは「レイジング・ブル」。主人公のジェイク・ラモッタというのも実在のプロボクサーで、演じるのはこの作品で第53回アカデミー賞主演男優賞を獲得した若き日のロバート・デ・ニーロです。

ジェイク・ラモッタはイタリア人の父親とユダヤ人の母親の間にニューヨーク市ブロンクス区に生まれています。う~ん、またイタリアかっ!こうなってくるとボクシング映画の主人公はイタリア系というのが王道なのではないか!と思えてきますね。
因みに「傷だらけの栄光」のモデル、ロッキー・グラジアノとジェイク・ラモッタは少年時代からの悪友だというのですからこりゃまた驚きです。

監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレイダー、マーディク・マーティン
原作:ジェイク・ラモッタ
製作:ロバート・チャートフ、アーウィン・ウィンクラー
出演者:ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアーティ、ジョー・ペシ、フランク・ヴィンセント、ニコラス・コラサント、テレサ・サルダナ
音楽:レス・ラザロビッツ
撮影:マイケル・チャップマン
編集:セルマ・スクーンメイカー、マーク・ワーナー(編集補佐)
公開:1980年11月14日
上映時間:129分

レイジング・ブル

監督は今や巨匠のマーティン・スコセッシ。マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロのコンビといえば1973年の「ミーン・ストリート」を皮切りに、1976年「タクシードライバー」1977年「ニューヨーク・ニューヨーク」、「レイジング・ブル」の後には1983年の「キング・オブ・コメディ」、1990年「グッドフェローズ」、1991年「ケープ・フィアー」、1995年「カジノ」、2019年に公開された「アイリッシュマン」とまぁ、互いになくてはならない間柄。

よくも二人してこんなにも名作を作り上げたものだ感心するしかないわけですが、中でもロバート・デ・ニーロにとって「レイジング・ブル」はエポックメーキングな作品といえるかと思います。なんせ本作品で「デ・ニーロ・アプローチ」を完成させたと言われているからですね。

「デ・ニーロ・アプローチ」というのは、 役に合わせて顔かたちを変化させ、徹底的にその役になり切る演技法のことです。「レイジング・ブル」では引退後のジェイク・ラモッタの肥満体型を表現するために体重を27kgも増量しているんですよっ!

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