『臀撃おしおき娘ゴータマン』とは?
ちなみに永井豪さんの作品『けっこう仮面』と類似していることはWikipedia にも記載されていますね。
1994年には二部構成のオリジナルビデオとしてアニメ化も実現。
OVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン~ゴータマン誕生篇』
OVA版『臀撃おしおき娘ゴータマンR~愛と悲しみのファイナルバトル』
今回の記事では、こちらOVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン』の内容を中心にご紹介させていただきます。
OVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン』の本編動画・ストーリー
富士の樹海にある全寮制のパーフェクト・レリージョン学園は、キリスト教やヒンズー教・仏教など、さまざまな宗派が集う宗教学園であり、生徒たちは立派な宗教家を目指して日々の研鑽を重ねていました。
しかし、学園内はブラックブッタと呼ばれる邪宗集団が支配しており、生徒たちを洗脳しては、改宗させ、宗教によって世界征服を実現しようと暗躍していたのです。転校生としてやってきたキリスト教徒の天地真理。友達になった南沙織のピンチに、神に救いを求めると、ブッタが現れ、真理にゴータマンになる力を授けてくれました。
沙織はゴータマンによって窮地から救われ、謎の美少女戦士ゴータマンはブラックブッタから危険因子として狙われるように…
OVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン』と『けっこう仮面』との比較
しかし、仮面とマフラー以外の衣装はなく、ほぼほぼ素っ裸のけっこう仮面に対し、ビキニアーマーを意識しているのであろうゴータマンのデザインは、露出度という部分ではかなりマイルドな表現になっていますよね。
さすがに少年誌に掲載されるコンテンツということで、その辺りの描写は考慮されたのだと思われます。それを言うなら『けっこう仮面』も、月刊少年ジャンプに掲載されていた作品なのですが、すでに性描写が寛容な時代は終わっていたのでしょう。
さらに、OVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン』はパロディ要素をかなり取り入れた作風となっています。
その他にも、眠狂四郎やミュータント・タートルズを意識しているのであろう洗脳魔人が登場したりと、パロディの題材とするネタも漫画や有名人・映画などバラエティーに富んでいて、登場するだけで笑えてくるのは原作者・山口譲司のセンスの良さですね。
こういったパロディ要素も、『けっこう仮面』にはない独特のテイストといえますよね。
OVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン』のまとめ
エロ要素が強くて、男性ユーザーには嬉しい場面が豊富なOVA版『臀撃おしおき娘ゴータマン』。コスチューム面では、けっこう仮面に勝てませんが、洗脳魔人による攻撃はかなり際どくて攻めた内容となっています。アダルトアニメも顔負けと思えるような場面は多いですよ。
パロディ要素も満載で、往年のアニメファンには堪らないネタも。個人的には『機動戦士ガンダム』に登場した黒い三連星ネタが好きです。記事内には本編動画も掲載していますので、この機会にご覧になってみては如何でしょうか。エロ要素やギャグアニメが好きだというユーザーには特におすすめです。